ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月16日に発売された待望の新作「ポケモンレジェンズ Z-A」で、色違いポケモンの捕獲効率を劇的に上げる重要アイテム「ひかるおまもり」を、いかにして最速で手に入れるか、その方法が気になっていることでしょう。

今作の「ひかるおまもり」は、ただポケモン図鑑を完成させるだけでは入手できず、特定の高難易度な条件を満たす必要があります。 しかし、ご安心ください。 今回紹介する方法は、ある特定のポケモンとアイテム、そして場所を利用することで、最も困難な条件を”完全放置”で、しかも”自動”でクリアできてしまう画期的なものです。
この記事を読み終える頃には、「ひかるおまもり」を最短で入手するための具体的な手順と、それに伴う全ての疑問が解決しているはずです。
- ひかるおまもり入手の最難関タスク
- 連射コントローラー放置による完全自動化の手順
- 金策・レベル上げ・リサーチを同時進行
- 最適ポケモンとアイテムの育成・入手方法
それでは解説していきます。

「ひかるおまもり」の基本|入手条件と効果を知ろう
まずは本題に入る前に、「ひかるおまもり」がどれほど強力なアイテムなのか、そしてレジェンズZ-Aにおける入手条件の厳しさについて再確認しておきましょう。 このアイテムの重要性を理解することで、今回ご紹介する方法の価値がより一層わかるはずです。
ひかるおまもりの効果|色違い出現率を大幅に引き上げる
「ひかるおまもり」は、所持しているだけで色違いのポケモンと出会える確率がアップするという、まさに色違い厳選プレイヤーにとっては必須級の「だいじなもの」です。

通常、色違いポケモンが出現する確率は約1/4096と言われています。 しかし、「ひかるおまもり」を所持していると、この確率が約3倍の約1/1365にまで跳ね上がります。
レジェンズシリーズ特有の「大量発生」や「大大大発生」といったシステムと組み合わせることで、その効果はさらに絶大なものとなり、過去作とは比較にならないほどの効率で色違いポケモンを狙うことが可能になります。 輝くポケモンたちとの出会いを夢見るトレーナーにとって、このアイテムの入手は最初の大きな目標と言えるでしょう。
レジェンズZ-Aでの入手条件|図鑑完成だけでは終わらない
過去の多くのポケモンシリーズでは、「ひかるおまもり」の入手条件は「全国図鑑の完成」でした。 しかし、前作「ポケモンレジェンズ アルセウス」からその仕様は変更され、本作「レジェンズZ-A」でも、単純に全てのポケモンを捕まえるだけでは入手できません。
今作での入手条件は、ミアレシティの全ポケモン図鑑の完成度を最大にすること、そしてそれに加えて特定のリサーチタスクを複数達成することが必要です。 図鑑の完成度を最大にするだけでも骨が折れますが、真の壁はリサーチタスクの方にあります。
最難関タスク「ポケモン勝負に500回勝利する」
数あるリサーチタスクの中でも、多くのプレイヤーを絶望させるのが**「ポケモン勝負に合計500回勝利する」**というものです。
レジェンズZ-Aの広大なフィールドを駆け巡り、野生のポケモンを捕まえたり、調査を進めたりするゲームプレイの中で、トレーナーとのバトル機会は限られています。 ストーリーをクリアし、サブミッションを一通り終えた段階では、勝利数はおそらく100回にも満たないでしょう。
そこから500回まで勝利数を積み上げるには、意識的にトレーナーを探してはバトルを挑むという、地道で単調な作業を何百回と繰り返さなければなりません。 これは時間的にも精神的にも、非常に負担の大きい作業です。 このタスクの存在こそが、「ひかるおまもり」の入手を諦めさせる最大の要因となっているのです。
【最短ルート】「ひかるおまもり」入手のための放置自動化術を徹底解説
お待たせしました。 ここからが本レビューの核心です。 あんなにも過酷だった「ポケモン勝負500回勝利」タスクを、コントローラーのボタンを固定して放置するだけで、寝ている間や外出している間に終わらせてしまう、究極の効率化手法を解説します。 この方法を実践すれば、「ひかるおまもり」はもはやあなたの手の内にあります。
自動化周回の準備|必要なものリスト
まずは、この自動化術を実践するために必要なものを揃えましょう。 以下のリストを確認し、準備を進めてください。
必要なもの | 備考 |
---|---|
連射機能付きコントローラー | AボタンとZLボタンを同時長押しできるものが必須 |
輪ゴムやテープ | コントローラーのボタンを固定するために使用 |
ガブリアス | 特定の技を覚えさせたもの(詳細は後述) |
ゴツゴツメット | ガブリアスに持たせるキーアイテム |
ゲーム内通貨 | 1回の挑戦に3,000円必要(ただし収支はプラスになる) |
サブミッションのクリア | 特定のレストランのサブミッションをクリアしておく必要あり |
連射機能付きコントローラーは、この自動化の心臓部です。 持っていない場合は、この機会に購入を検討する価値が十分にあります。 HORI製のコントローラーなどが有名で、比較的安価なモデルも存在します。
最適解ポケモン「ガブリアス」の育成論
この自動化術の主役となるポケモンは「ガブリアス」です。 高い攻撃力と素早さ、そして今回の戦術の要となる技を覚えることができるため、現状では最適解と言えます。

技構成は「すなじごく」一択
ガブリアスに覚えさせる技は**「すなじごく」**です。 そして、この「すなじごく」を技リストの一番上(Aボタンで選択できる位置)に配置してください。 技の並び替えは、メニュー画面の「ポケモンのいちらん」から、対象のガブリアスを選び、Yボタンで簡単に行えます。
「すなじごく」は、相手を数ターンの間、定数ダメージで削り続ける「設置技」と呼ばれるものです。 この設置ダメージが、今回の自動化において極めて重要な役割を果たします。
性格と個体値・努力値の振り方
ガブリアスの能力を最大限に引き出すために、育成にもこだわりましょう。
- レベル: 高ければ高いほど安定します。理想はLv.100です。Lv.85程度でも機能しますが、事故率を減らすためにも最大まで育てておくことを強く推奨します。
- 性格: 攻撃が上がり、特攻が下がる**「いじっぱり」**が最適です。「いじっぱりミント」を使用して変更しましょう。
- 個体値・努力値: 本作では努力値システムが簡略化されていますが、ジャスティス会の道場などでドーピングアイテム(タウリンなど)を使い、「こうげき」と「HP」を中心に強化しておきましょう。防御に振っておくと、さらに安定感が増します。
「すごいとっくん」でステータスを底上げ
さらに万全を期すなら、ジャスティス会の道場にいる人物に話しかけ、「すごいとっくん」を行いましょう。 これにより、ポケモンの基礎能力を最大まで引き上げることができます。 特に「こうげき」と「HP」、「ぼうぎょ」の3つは最大にしておくことで、周回の成功率が格段に向上します。
キーアイテム「ゴツゴツメット」の入手方法
次に、ガブリアスに持たせる非常に重要なアイテム「ゴツゴツメット」を入手します。
「ゴツゴツメット」は、持たせたポケモンが相手から接触技(直接触れる攻撃)を受けると、相手にもダメージを与える効果があります。 これも「すなじごく」と並ぶ、自動化のキーパーツです。
入手場所は、ミアレシティの**「ラシーヌのこうむてん」**です。 店内の人物に話しかけることで購入できますが、残念ながら1つしか購入できない貴重品です。 間違って売ってしまわないように注意しましょう。
自動周回の実践場所「レストラン・ド・キワミ」
全ての準備が整ったら、いよいよ自動周回の舞台へ向かいます。 場所は、ミアレシティのマップ右側にある**「レストラン・ド・キワミ 2号店」**です。

このレストランに入ると、ポケモン勝負のフルコースに挑戦できます。 ただし、挑戦するためには、最初に店内にいるトレーナーから依頼されるサブミッションをクリアしておく必要があります。 ミッション自体は簡単な内容なので、まだクリアしていない場合は先に済ませておきましょう。
自動周回の具体的な手順とコントローラー設定
レストランに入り、受付の人物に話しかけ、「3連勝コース」に挑戦します。 ここからの手順が重要です。
- 手持ちの先頭を、育成した「ガブリアス」にしておく。
- 受付に話しかけ、コース選択画面まで進める。
- 連射機能付きコントローラーの**「Aボタン」と「ZLボタン」の連射(または長押し)をオン**にする。
- 輪ゴムやテープなどを使い、AボタンとZLボタンが押された状態で固定する。
これだけです。 レジェンズZ-Aでは、技を出す際にZLボタンで相手をロックオンする必要があります。 そのため、Aボタン(決定・技選択)とZLボタン(ロックオン)を同時に押しっぱなしにすることで、自動的に会話が進み、バトルが始まり、そして自動で一番上の技「すなじごく」を打ち続けてくれるのです。
なぜこの方法で自動周回が可能なのか?そのメカニズムを解剖
「ただ技を連打するだけで、本当に3連勝できるのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。 この自動化が成立するのには、しっかりとした理由があります。 対戦相手と技の仕様が、奇跡的に噛み合っているのです。
対戦相手は、以下の3人のトレーナーで固定です。
- 1戦目:ヤナップ
- 2戦目:ヒヤップ
- 3戦目:バオップ
それぞれのバトルで、なぜ自動で勝てるのかを解説します。
1戦目:すなじごくで一掃
バトルが始まると、ガブリアスは自動で「すなじごく」を使用します。 育成したガブリアスの攻撃力なら、ヤナップとその控えのポケモンは一撃で倒せるはずです。 ここは問題なく突破できます。
2戦目:ロックオンが外れても設置技とゴツメで対応
問題は2戦目以降です。 レジェンズZ-Aでは、放置対策のためか、2体目以降のポケモンが出てくると自動でロックオンが外れてしまう仕様になっています。 これにより、通常であれば技を出すことができず、一方的に攻撃されてしまいます。
しかし、ここであきらめてはいけません。 ロックオンが外れても、ガブリアスが最初に設置した**「すなじごく」のダメージは継続します。 相手は何もできずに棒立ちしているガブリアスに近づき、攻撃を仕掛けてきます。 そして、その攻撃が接触技であれば、こちらが持たせた「ゴツゴツメット」が発動**し、相手にダメージを与えます。
つまり、相手は「すなじごく」の継続ダメージと、「ゴツゴツメット」の反射ダメージの2つによって、こちらのガブリアスが何もしていなくても勝手に倒れていくのです。 特に問題となるキバニアなども、このコンボで確実に処理できます。
3戦目:同様に自動で勝利
最後の3戦目も基本的には同じ流れです。 最初の1体は「すなじごく」で倒し、後続のポケモンは「すなじごく」の継続ダメージと「ゴツゴツメット」で処理します。 これで、プレイヤーが一切操作することなく、3連勝が完了します。
バトルが終わると、Aボタン連打によって自動で会話が進み、再び受付に話しかけ、次の周回が自動的にスタートします。 まさに完璧な永久機関の完成です。
周回における事故要因と安定性を高めるコツ
この方法は非常に安定していますが、100%ではありません。 ごく稀に発生する事故の要因と、その対策を知っておきましょう。
- 凍結状態: 相手のキバニアが使う「こおりのキバ」によって、ガブリアスが「こおり」状態になることがあります。凍結すると行動不能になりますが、本作では数ターンで自然に治ることがほとんどなので、致命的な事故には繋がりにくいです。
- 急所: 相手の攻撃が何度も急所に当たると、ガブリアスのHPが想定以上に削られてしまい、敗北する可能性があります。これを防ぐためにも、ガブリアスのレベルを100にし、HPと防御をしっかり育成しておくことが重要です。
- 倒し損ね: 稀に3戦目のシシコなどが「すなじごく」で倒しきれない場合があります。しかし、シシコも接触技を持っているため、最終的には「ゴツゴツメット」で相打ち以上に持ち込めることがほとんどです。
これらの事故率を極限まで下げるためにも、ガブリアスのレベルは100にしておくことを強く推奨します。
副産物がすごい!金策・レベル上げ・アイテム集めも同時に
この自動化周回の最大の目的は「ポケモン勝負の勝利数稼ぎ」ですが、その副産物が非常においしい点も見逃せません。
- 金策: 1回の挑戦料3,000円に対し、勝利することで賞金がもらえ、収支はプラスになります。放置しているだけでお金がどんどん貯まっていきます。
- レベル上げ: バトルによる経験値に加え、報酬として「けいけんアメ」がもらえます。他のポケモンを手持ちに入れておけば、同時にレベル上げも可能です。
- アイテム: 「けいけんアメ」の他に、「ちいさなキノコ」などの換金アイテムも手に入り、さらなる金策に繋がります。
リサーチタスクを進めながら、金策とレベル上げまで自動で行える。 まさに一石三鳥の画期的な方法と言えるでしょう。
「ひかるおまもり」自動化周回のさらなる考察
今回紹介した「ガブリアス」と「ゴツゴツメット」の組み合わせは、現状で最も安定していると考えられます。 しかし、ゲーム評論家として、他の可能性についても考察を深めてみたいと思います。
ガブリアス以外のポケモンでも代用できる?
「すなじごく」を覚えるポケモンはガブリアス以外にも存在します。 例えば、ナックラーやフライゴン、スナヘビなどです。 これらのポケモンで代用は可能なのでしょうか。
「すなじごく」を覚えるポケモン一覧と比較
ポケモン | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計種族値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 108 | 130 | 95 | 80 | 85 | 102 | 600 |
フライゴン | 80 | 100 | 80 | 80 | 80 | 100 | 520 |
サダイジャ | 72 | 107 | 125 | 65 | 70 | 71 | 510 |
表で見る種族値と適性の比較
上記の表を見てもわかる通り、ガブリアスの種族値は他のポケモンを圧倒しています。 特に、最初のポケモンを一撃で倒すために必要な**「こうげき」の高さと、不慮の事故を防ぐための耐久力**、先手を取るための**「すばやさ」**、その全てが高水準でまとまっています。
フライゴンも素早くて優秀ですが、攻撃力と耐久面でガブリアスに一歩劣ります。 サダイジャは攻撃と防御が高いものの、HPと素早さに不安が残ります。 安定性を考えれば、やはりガブリアスが最適任であるという結論に至ります。
「ほのおのうず」など他の設置技は有効か?
「すなじごく」と同様の効果を持つ設置技に、「ほのおのうず」や「うずしお」などがあります。 これらの技を覚えるポケモン、例えばリザードンやオーダイルなどでも代用は可能かもしれません。
しかし、「ほのおのうず」はほのおタイプ、「うずしお」はみずタイプの技です。 今回の相手であるヒヤップ(みず)やバオップ(ほのお)に対して、タイプ相性で半減されてしまう可能性があります。 その点、「すなじごく」はじめんタイプの技であり、3匹の弱点を突けるわけではないものの、等倍でダメージを与えられるため、より安定した選択肢と言えるでしょう。
なぜ「ガブリアス」+「ゴツゴツメット」が最適なのか
結論として、以下の理由から、この自動化においては「ガブリアス」と「ゴツゴツメット」の組み合わせが現状の最適解です。
- 高い種族値による安定感: 攻撃・耐久・素早さのバランスが良く、事故が起きにくい。
- 優秀な設置技「すなじごく」: タイプ相性に左右されにくく、安定したダメージソースとなる。
- 「ゴツゴツメット」とのシナジー: ロックオンが外れる仕様を逆手に取り、相手からの攻撃をダメージ源に変えることができる。
開発側の想定した放置対策の穴を、見事に突いた戦術と言えるでしょう。
「ひかるおまもり」と色違い厳選に関するQ&A
最後に、この自動化術や「ひかるおまもり」に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
連射機能付きコントローラーがない場合はどうすれば?
残念ながら、この完全放置による自動化は、連射機能付きコントローラーがなければ実現できません。 もし持っていない場合は、AボタンとZLボタンを自力で連打し続けることになりますが、それでは「自動化」とは言えません。 しかし、テレビを見ながら、あるいは他の作業をしながら片手間で進めることは可能です。 完全放置にこだわりがなければ、手動で周回するのも一つの手です。
この金策はどれくらいの効率?時給換算してみた
1周にかかる時間はおおよそ2分半~3分程度です。 1時間あたり約20周できる計算になります。 1周あたりの利益が約5,000円だと仮定すると、時給にして約10万円となります。 これはゲーム内の金策としては破格の効率です。 さらに、勝利数も1時間で約60回(20周×3回)稼ぐことができます。 500回勝利のタスクも、約8~9時間放置しておけば完了する計算です。
「ひかるおまもり」入手後、どこで色違い厳選するのがおすすめ?
「ひかるおまもり」を入手したら、いよいよ本格的な色違い厳選の始まりです。 おすすめは、やはり**「大量発生」や「大大大発生」**を狙うことです。 これらのイベント中は、特定のポケモンの出現率が上がり、同時に色違いの出現確率にもボーナスがかかります。 「ひかるおまもり」と大量発生のボーナスを組み合わせることで、驚くほど短時間で色違いポケモンに出会えるチャンスが生まれます。
他に面倒なリサーチタスクはある?
「ポケモン勝負に500回勝利」が最も大変なタスクですが、他にも時間がかかるものは存在します。 例えば、「特定の技を〇回見る」や「特定のポケモンを〇匹捕まえる」といったタスクです。 これらは、意識してプレイしないとなかなか達成できません。 図鑑の完成度を最大にする過程で、各ポケモンのタスクリストを確認し、効率よく進めていくことをお勧めします。
まとめ
今回は、レジェンズZ-Aにおける最難関アイテム「ひかるおまもり」を最短で入手するための、画期的な自動化術について徹底的にレビューしました。
- 最難関タスク「ポケモン勝負500回」を自動でクリア可能
- 「ガブリアス」に「すなじごく」を覚えさせ、「ゴツゴツメット」を持たせる
- 「レストラン・ド・キワミ」で連射コントローラーを使い放置するだけ
- 金策、レベル上げ、アイテム収集も同時に行える一石三鳥の神戦術
この方法を活用すれば、これまで多くのプレイヤーを悩ませてきた苦行から解放され、快適な色違い厳選ライフをスタートさせることができます。 準備に多少の手間はかかりますが、そのリターンは計り知れません。
ぜひ、このレビューを参考にして「ひかるおまもり」を入手し、あなただけの輝くパートナーを見つける旅に出てください。