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Nintendo Switch 2

【ハデス2】序盤の進め方のポイント|事前の必要知識を徹底解説|スイッチ2版HADESⅡ

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられている質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年11月20日にNintendo Switch 2での発売が決定した待望の新作『HADES II』について、その序盤をいかに効率良く進めるか、その攻略法が気になっていることでしょう。

前作のファンはもちろん、今作から「ハデス」の世界に足を踏み入れるプレイヤーも多く、特に「死にゲー」とも呼ばれるローグライクアクションに馴染みのない方にとっては、序盤の進め方が大きな壁に感じるかもしれません。

ご安心ください。 私自身、先行してリリースされているSteam版を徹底的にやり込んでおり、その経験から得た知識を余すことなくお伝えします。

この記事を読み終える頃には、『HADES II』の序盤で何をすべきか、どのようにキャラクターを強化していくべきかという疑問が解決し、冥界での戦いを有利に進めるための確かな指針を手にしているはずです。

この記事の要約
  • ゲーム開始前に確認すべきおすすめ設定
  • 序盤で最優先すべき8つの重要要素
  • 初心者におすすめのアルカナカードと功徳ビルド
  • 戦闘を有利にするテクニックと知られざる小技

 

それでは解説していきます。

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【ハデス2】ゲームを始める前に知っておきたい基礎知識

まずは『HADES II』を本格的にプレイし始める前に、知っておくことでより深く、そして快適にゲームを楽しめる基礎知識について解説していきます。 世界観の理解から、プレイを補助してくれる便利な設定まで、スタートダッシュを決めるために重要な情報ばかりです。

【ハデス2】前作「HADES」はプレイすべき?ストーリーの繋がり

『HADES II』は、数々のゲームアワードを受賞した傑作『HADES』の直接的な続編です。 そのため、「前作をプレイしていないと楽しめないのでは?」という質問を非常に多く受けます。

結論から言うと、アクションゲームとしての面白さは前作をプレイしていなくても全く損なわれません。 しかし、ストーリーを100%楽しみたいのであれば、前作を先にプレイすることを強く推奨します。

前作では、冥王ハデスの息子「ザグレウス」が、父への反発から冥界を脱出し、母を探す物語が描かれました。 今作の主人公は、ザグレウスの妹にあたる冥界の王女「メリノエ」です。 彼女は、時の巨人「クロノス」によって囚われた家族を救い出すため、師である魔術の女神「ヘカテ」の指導のもと、冥界の深淵へと挑みます。

今作では、前作でおなじみのキャラクターたちが意外な形で登場し、物語に深みを与えてくれます。 「あのキャラがここでこんな役割を!」という驚きや感動は、前作をプレイしているからこそ味わえる醍醐味と言えるでしょう。 幸い、前作『HADES』はNintendo Switchを含む様々なプラットフォームでプレイ可能ですので、発売を待つ間にザグレウスの物語を体験しておくのも一興です。

【ハデス2】初心者必見!おすすめのゲーム設定とゴッドモード

本作は歯ごたえのあるアクションが魅力ですが、どうしてもクリアできないと感じる方もいるかもしれません。 そんな時に活用したいのが「ゴッドモード」です。

オプションのゲームプレイ設定からオンにできるこのモードは、有効にすると、まずプレイヤーに20%のダメージ耐性を付与します。 さらに、ダンジョンで力尽きるたびに、このダメージ耐性が2%ずつ加算されていきます。 この上昇は最大80%まで続き、アクションが苦手な方でもストーリーを追いやすくなる非常に親切な設計です。

もちろん、このモードはいつでもオン・オフの切り替えが可能です。 「最初はゴッドモードでゲームに慣れて、自信がついたらオフにして本来の難易度で挑戦する」といったプレイスタイルも全く問題ありません。 ゲームの楽しみ方は人それぞれですから、気負わずにこの機能を活用してください。

タイマー表示でタイムアタック気分を

同じくゲームプレイ設定には「タイマー表示」という項目もあります。 これをオンにすると、ダンジョンに潜ってからの経過時間が画面に表示されます。 必須の機能ではありませんが、自分の上達ぶりを時間で確認したい方や、タイムアタックのような緊張感を味わいたい方はオンにしてみると、また違った楽しみ方ができるでしょう。

【ハデス2】操作はコントローラーが最適解?おすすめボタン配置

Steam版でプレイしているPCユーザーの方には、キーボード&マウス操作よりもコントローラーでのプレイを強く推奨します。 360度自由に動き回る本作のアクションは、アナログスティックでの操作との相性が抜群で、直感的かつ快適なプレイが可能です。 Nintendo Switch 2でプレイされる方は、Joy-ConやProコントローラーでの操作になるかと思いますが、こちらも快適なプレイフィールが期待できるでしょう。

また、ボタン配置はデフォルト設定でも問題ありませんが、より操作しやすくするためにカスタマイズするのもおすすめです。 私自身がプレイしていて快適だと感じた配置の一例をご紹介します。

アクション おすすめボタン 理由
魔弾(キャスト) L1 / L 通常攻撃や特殊攻撃をしながらでも、人差し指でスムーズに発動できるため。
特殊攻撃 R1 / R 通常攻撃(X/Yボタン)と指の役割を分担させ、攻撃の連携をしやすくするため。
攻撃術 △ / X 咄嗟の場面で強力な術を発動しやすいよう、親指で押しやすい位置に配置。

この設定のポイントは、通常攻撃(□/Yボタン)を親指で担当しながら、他の指で魔弾や特殊攻撃を繰り出せる点にあります。 これにより、指の動きが忙しくなりすぎず、流れるようなコンビネーション攻撃が可能になります。 もちろんこれは一例ですので、ご自身の押しやすいボタン配置を見つけるのが一番です。

【ハデス2】画面表示とアクセシビリティ設定のポイント

『HADES II』の舞台は冥界ということもあり、全体的に暗いエリアが多くなっています。 敵の攻撃が見えにくいと感じた場合は、オプションの「画面表示」から明るさを調整しましょう。 個人的には、デフォルトの50%から少し上げた60%前後が見やすいと感じました。

また、アクセシビリティの項目では、字幕の設定が可能です。 本作はキャラクター同士の会話が非常に豊富で、ストーリーの重要な部分を担っています。 さらに、BGMや効果音も世界観を彩る素晴らしい要素の一つです。 戦闘に集中していると聞き逃しがちなセリフも、字幕をオンにしておくことでしっかりと追うことができます。 ぜひ字幕をオンにして、素晴らしい音楽と共に、キャラクターたちの織りなす物語を深く味わってください。

【ハデス2】圧倒的な高評価!メタスコアと人気の理由

本作のクオリティを客観的に示す指標として、世界中のレビューサイトのスコアを集計した「メタスコア」があります。 『HADES II』の早期アクセス版は、このメタスコアで95点(2025年10月時点)という驚異的なハイスコアを記録しています。

これは前作『HADES』の93点を上回るだけでなく、『ペルソナ5』や『エルデンリング』、『ゼルダの伝説』シリーズといった、ゲーム史に名を刻む傑作たちと肩を並べる評価です。 比較的大規模な開発チームが手掛けるAAAタイトルとは異なり、インディーゲームというカテゴリーでこの評価を叩き出したことは、まさに偉業と言えるでしょう。

この人気の理由は、中毒性の高いアクション、周回プレイを全く苦にさせない巧みなゲームデザイン、そしてギリシャ神話をベースにした魅力的なキャラクターと重厚なストーリーにあります。 プレイすればするほど新しい発見があり、プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に凝らされています。

【ハデス2】基本的なゲームサイクルとローグライクの魅力

本作のジャンルは「ローグライク・ダンジョンクローラー」です。 このジャンルの最大の特徴は、挑戦するたびにマップの構造や出現する敵、手に入る能力が変化すること、そして力尽きると拠点に戻され、一部の強化要素以外はリセットされる点にあります。

一見するとシビアなシステムに思えるかもしれませんが、これが『HADES II』の面白さの根幹を成しています。 拠点である「四叉路」に戻されると、ダンジョン内で集めた特定の素材を使って、メリノエ自身を恒久的に強化することができます。 例えば、魔力を向上させたり、新たな武器を解放したり、便利な施設を建設したりといった具合です。

つまり、「挑戦 → 失敗 → 拠点で強化 → 再挑戦」というサイクルを繰り返すことで、プレイヤーは着実に強くなり、前回よりも先のエリアへ進めるようになります。 この「死んで強くなる」という成長実感こそが、ローグライクゲームの持つ中毒性の高い魅力なのです。

【ハデス2】主人公メリノエと舞台背景の紹介

今作の主人公メリノエは、前作主人公ザグレウスの妹であり、冥界の王女です。 彼女は卓越した魔術の使い手であり、その戦闘スタイルは兄ザグレウスの荒々しい剣戟とは一線を画し、よりテクニカルで魔法に重点を置いたものとなっています。

物語は、かつてオリュンポスの神々をも支配したという伝説の存在、時の巨人クロノスが復活し、冥王ハデスをはじめとするメリノエの家族を囚えてしまうところから始まります。 メリノエは、師であるヘカテの助けを借りながら、クロノスを打ち倒し、家族を救出するために戦うことを決意します。 彼女の戦いは、冥界の深淵だけでなく、時には地上世界にも及ぶ壮大なものとなります。 ザグレウスが「脱出」を目指したのに対し、メリノエは「侵攻」するという、対照的な目的を持っている点も物語の面白いポイントです。

【ハデス2】序盤を有利に進めるための攻略テクニック

ゲームの基本的な仕組みを理解したところで、いよいよ実践的な攻略情報に移りましょう。 ここでは、序盤の探索を効率化し、メリノエをスムーズに強化していくための具体的なテクニックを解説します。 これらのポイントを意識するだけで、ゲームの進行速度が格段に変わるはずです。

【ハデス2】最優先で進めるべき8つの要素|序盤の進め方

ゲーム開始直後は、何から手をつければ良いか分からなくなりがちです。 そこで、序盤に優先して進めるべき8つの要素をまとめました。 これらの解放と強化を目標にプレイを進めてみてください。

1. 素材の回収

ダンジョン探索の基本であり、最も重要なのが素材の回収です。 戦闘に勝利した際の報酬や、道端に生えている植物、鉱脈などから様々な素材が手に入ります。 これらの素材は、後述するメリノエ自身の強化や、拠点の施設解放に必要不可欠です。 序盤はダンジョンの最深部を目指すことよりも、「今回はこの素材を集めよう」といった目的意識を持って潜るのがおすすめです。 特に、キャラクターの能力を解放する「サイケ」や、呪文に使う「モリー」は序盤から積極的に集めていきましょう。

2. 賜物をもらう

道中で手に入る「ネクタル」というアイテムは、四叉路やダンジョンで出会うキャラクターたちに贈ることができます。 各キャラクターに初めてネクタルを贈ると、そのお返しとして「賜物(たまもの)」という特殊な効果を持つアクセサリーがもらえます。 賜物は一度に1つしか装備できませんが、それぞれが強力な効果を持っています。 例えば、「戦闘開始時のライフを増やす」「特定の神の功徳が出やすくなる」など、攻略を有利にするものばかりです。 新しいキャラクターに出会ったら、まずはネクタルを贈ることを習慣にしましょう。

3. 魔導の釜での呪文

四叉路にある大きな釜「魔導の釜」では、集めた素材を消費して様々な「呪文」を執り行うことができます。 これにより、拠点の利便性を向上させる施設を建設したり、新たな武器を解放したり、さらにはダンジョン攻略に役立つ要素をアンロックしたりできます。 魔導の釜に新しい呪文のレシピが追加されたら、必要な素材を確認し、最優先で実行することを目指しましょう。 これがゲーム全体の進行をスムーズにする鍵となります。

4. アルカナカード(魔札)の種類を増やす

メリノエの基本的な能力をカスタマイズするのが「アルカナカード(魔札)」です。 拠点で「サイケ」を消費することで、新たなカードを解放し、装備できるようになります。 カードにはそれぞれコスト(グリフ)が設定されており、メリノエの魔力(グリフの上限)の範囲内で自由に組み合わせることが可能です。 最初は装備できるカードの数も少ないですが、まずはカードの種類を増やすことを優先しましょう。 選択肢が増えることで、より強力な組み合わせを試せるようになります。

5. 賜物のレベルアップ

キャラクターからもらった賜物は、装備して戦闘をクリアしていくことで経験値が溜まり、レベルアップします。 レベルが上がる(レアリティが上がる)と、賜物の効果が強化されていきます。 具体的には、戦闘(部屋)を25回クリアするとレアリティが1段階、さらに50回クリアするともう1段階上昇します。 特に強力な効果を持つ賜物や、自分のプレイスタイルに合った賜物は、優先的に装備してレベルを上げていきましょう。

6. 武器の解放

メリノエは初期装備の「魔女の杖」の他に、複数の「冥府の武器」を扱うことができます。 新たな武器は、魔導の釜で特定の素材を消費することで解放可能です。 近接戦闘が得意な「姉妹の刃」や、遠距離攻撃が可能な「月光の斧」など、武器によって立ち回りが大きく変化します。 色々な武器を試すことで、自分に合ったプレイスタイルが見つかるかもしれません。 気になる武器があれば、積極的に素材を集めて解放してみましょう。

7. 使い魔の解放

特定の条件を満たすと、可愛らしい動物を「使い魔」としてダンジョンに連れて行けるようになります。 使い魔は、それぞれが固有の能力でメリノエの戦闘をサポートしてくれる頼もしい相棒です。 解放条件は少し複雑ですが、大まかな流れは以下の通りです。

  1. 最初のボス「ヘカテ」を5回倒す。
  2. 道具の「つるはし」と「スコップ」で特定の素材を複数回集める。
  3. 魔導の釜で「獣たちへの誠意の呪文」を実行し、使い魔の餌を作成可能にする。
  4. 作成した餌を、使い魔にしたい動物に与える。

序盤から狙うのは少し大変ですが、使い魔がいると戦闘の安定感が格段に増すため、解放を目指す価値は十分にあります。

8. 畑を耕す

ダンジョン内で拾える「オリジンシード」という種を一定数集めると、魔導の釜の呪文によって四叉路に畑を作ることができます。 畑では種を植えて植物を育て、収穫することができます。 収穫した植物は、商人の「悲運の仲買人」に持っていくことで、武器の強化などに使用する貴重な素材「異骨」と交換してもらえます。 ダンジョンから帰還するたびに、種まきと収穫を忘れずに行うことで、効率的に素材を蓄積できます。

【ハデス2】おすすめアルカナカード(魔札)と解放優先度

アルカナカードは種類が多く、どれを解放・装備すればいいか迷ってしまうポイントです。 ここでは、序盤から終盤まで役立つ、特におすすめのカードの組み合わせを紹介します。

基本的な考え方:死神騙しより耐久力

前作にもあった「死神騙し」(力尽きても一度だけ復活できる)は今作にも存在します。 しかし、このカード(アルカナXII:死神)で復活回数を増やすよりも、他のカードで根本的な耐久力を上げた方が、結果的に生存率が高まります。

そこでおすすめなのが、以下の組み合わせです。

  • アルカナXXIII:力
    • 効果:死神騙しがない時、受けるダメージを-40%、与えるダメージを+20%。
    • 解説:復活を捨てる代わりに、攻防両面を大幅に強化する非常に強力なカード。このカードを主軸にビルドを組むのがおすすめです。
  • アルカナXIV:永遠
    • 効果:敵に2種類以上の状態異常を与えると、与えるダメージが大幅に増加する。
    • 解説:後述する「功徳」の組み合わせを意識することで、驚異的な火力を引き出せます。本作のダメージソースの核となる重要なカードです。

まずは、この「力」と「永遠」の解放を目標にサイケを集めていくと良いでしょう。 その他、ライフやマナの最大値を増やすカード、ダッシュ回数を増やすカードなども腐ることがないので、グリフの許す限り組み込んでいきましょう。

【ハデス2】杖(メリノエ)のおすすめ功徳ビルド徹底解説

ダンジョン内でオリュンポスの神々に出会うと、彼らの力を授かる「功徳」を得ることができます。 どの功徳を選ぶかが、その挑戦での強さを大きく左右します。 ここでは、初期武器である「魔女の杖」を例に、おすすめの功徳ビルドを紹介します。

杖は、遠距離の通常攻撃と、設置型の特殊攻撃が特徴です。 この特殊攻撃の火力を最大限に高めるビルドを目指します。

功徳選びの基本方針

アルカナカード「永遠」の効果を最大限に活かすため、常に2種類以上の状態異常を敵に付与することを意識します。 例えば、「通常攻撃にゼウスの電撃状態異常を付与し、特殊攻撃にポセイドンの強打効果を乗せる」といった形です。

アクション おすすめの神 理由
通常攻撃 ゼウス、ポセイドン、ヘラ 弾数が多く、継続的に状態異常を付与しやすい。手数で攻めるのに最適。
特殊攻撃 アフロディーテ、ポセイドン アフロディーテは単発火力が非常に高くボス戦で有効。ポセイドンは範囲が広く雑魚処理に便利。
魔弾 デメテル、アポロン、アフロディーテ 敵の足止め(デメテル)、持続ダメージ(アポロン)、被ダメージ増加(アフロディーテ)など、補助効果の高いものが強力。
ダッシュ デメテル、アポロン 必須ではないが、移動経路にダメージゾーンを残すタイプは攻防一体で便利。
マナ回復 ヘラ、アポロン 即座にマナを回復できる功徳は、強力なオメガ攻撃を多用する上で生命線となる。

ヘパイストスの功徳は鉄板

どの神を選ぶか迷った場合は、ヘパイストスの功徳を探してみましょう。 彼の功徳は、ライフ最大値の上昇や、攻撃に「アーマー」を付与するなど、直接的に耐久力を高めるものが多く、どんなビルドでも腐ることがありません。 火力が十分だと感じたら、ヘパイストスの功徳で生存力を高めるのが安定択です。

【ハデス2】知らなきゃ損する!戦闘のコツとTIPS

ここでは、あまり知られていないけれど、知っていると攻略が格段に楽になる戦闘のコツや仕様について解説します。

魔力回復ポイントは序盤だけ

訓練場や最初のエリアには、魔力を全回復できるポイントが設置されています。 しかし、この親切な施設はダンジョンの道中には一切出現しません。 マナを消費して強力な攻撃を繰り出す「オメガ攻撃」は本作の要ですが、マナ管理が非常に重要になります。 功徳やアルカナカードで、マナを回復する手段を確保しておくことを忘れないようにしましょう。

ボスエリアの出現タイミング

「準備が整う前にボス戦が始まってしまった」という経験は、誰しもが通る道です。 実は、ボスが出現するエリアはある程度決まっています。

  • 第1階層のボス:13区画目前後
  • 第2階層のボス:24区画目前後
  • 第3階層のボス:31区画目前後

イベントの発生などによって多少前後することはありますが、この区画数が近づいてきたらボス戦を意識しましょう。 また、ボス戦の直前のエリアでは、商人の「カロン」の店が出現する機会が多くなります。 ここでライフを回復したり、最後の功徳を手に入れたりして、万全の状態でボスに挑みましょう。

素早さとダメージの計算式

功徳や武器の強化効果には、「素早さ」を上げるものと、「ダメージボーナス」を上げるものがあります。 これらは最終的なダメージ計算において、別々に乗算されます。

最終ダメージ = (武器の基本ダメージ + 素早さボーナス) × ダメージボーナス

つまり、功徳によって「ダメージボーナス」がすでに+200%、+300%と積み上がっている状態であれば、そこからさらにダメージボーナスを+50%するよりも、「素早さ」を+10した方が、最終的な火力の伸びが大きくなる場合があります。 この計算式を頭の片隅に置いておくと、より効率的な火力アップが狙えます。

クリティカルは常に正義

どんなゲームでもクリティカルは強力ですが、本作では特にその恩恵が大きいです。 クリティカルが発生すると、ダメージはなんと3倍になります。 功徳の中には、クリティカル率やクリティカルダメージを上げるもの(主に狩猟の女神アルテミスの功徳)があります。 もし見かけたら、優先的に取得することをおすすめします。

重複しない功徳効果がある

一部の功徳は、どちらか一方しか取得できない排他的な関係にあります。 例えば、ポセイドンの「間欠泉」(魔弾がその場に残り、敵を打ち上げる泉を生成する)と、アポロンの「フレア」(魔弾が着弾点で広範囲に爆発する)は、同時に取得することができません。 片方を取得すると、もう片方はその挑戦中、選択肢に出現しなくなります。 このような組み合わせは他にもいくつか存在するため、功徳ビルドを考える際は注意が必要です。

【ハデス2】素材収集の効率的なやり方と使い道

序盤の目標は、何よりも素材を集めてメリノエを恒久的に強化することです。 ここでは、主要な素材とその使い道、効率的な集め方をまとめました。

素材名 主な入手方法 主な使い道 効率的な集め方
サイケ 戦闘報酬 アルカナカードの解放 扉の報酬に「サイケ」が表示されている部屋を優先的に選ぶ。
異骨 戦闘報酬、畑の作物と交換 武器の強化、商人との取引 扉の報酬で選ぶか、畑を解放して定期的に収穫・交換する。
戦闘報酬 アルカナカードのグリフ上限解放 序盤は不足しがち。扉の報酬で見かけたら最優先で確保する。
モリー 道中の植物から採取 魔導の釜での呪文 採取系の素材は、対応する道具(シャベルなど)を解放すると入手量が増える。
ネクタル 戦闘報酬 キャラクターへの贈り物(賜物入手) 貴重品なので、まずは各キャラに1つずつ渡して賜物を集めることを目標にする。

ダンジョンに潜る前に、魔導の釜で「特定の素材を発見しやすくなる」呪文を執り行っておくと、目的の素材を効率良く集めることができます。

【ハデス2】キャラクターとの交流と賜物の集め方

四叉路や道中で出会うキャラクターたちとの交流も、本作の大きな魅力の一つです。 彼らにネクタルを贈ることで、攻略に役立つ「賜物」が手に入ります。 序盤で特に入手しておきたい、おすすめの賜物をいくつか紹介します。

  • ヘカテの賜物「銀の車輪」
    • 効果:マナを使い切った後、一定時間でマナが回復し始める。
    • 解説:オメガ攻撃を多用する上で非常に役立つ。マナ管理が格段に楽になるため、最優先で入手したい。
  • オデッセウスの賜物「幸運の形見」
    • 効果:ライフ最大値が上昇する。
    • 解説:シンプルながら強力な効果。生存率を直接的に高めてくれるため、安定感が増す。
  • アラドネの賜物「編み上げの腕輪」
    • 効果:ボスに与えるダメージが増加し、ボスから受けるダメージが減少する。
    • 解説:ボス戦で苦戦する際に非常に頼りになる。ボスに勝てないと感じたら装備してみよう。

まずは、四叉路にいるキャラクターたちに話しかけ、ネクタルを渡してこれらの賜物を集めることから始めましょう。

【ハデス2】ボス戦のタイミングと準備のコツ

各階層の最後に待ち受けるボスは、序盤の大きな壁となります。 しかし、何度か挑戦すれば、必ず攻撃パターンは見えてきます。

第1階層のボスは、メリノエの師であるヘカテです。 彼女は多彩な魔法攻撃を仕掛けてきますが、動きは比較的シンプルです。 特に注意すべきは、分身を生み出す攻撃です。 焦らず、ダッシュで攻撃を避けながら、一体ずつ着実にダメージを与えていきましょう。

ボス戦で力尽きるのは、決して無駄ではありません。 「今の攻撃は避けられたな」「あのタイミングで攻撃すればよかった」といった反省が、次の挑戦への糧となります。 力尽きたら四叉路で着実に強化し、再挑戦するというサイクルこそが、『HADES II』の攻略法なのです。

まとめ

今回は、Nintendo Switch 2での発売も迫る期待の新作『HADES II』について、序盤をスムーズに進めるための知識とテクニックを徹底的に解説しました。

紹介した内容は多岐にわたりましたが、最も重要なのは「失敗を恐れずに何度も挑戦すること」です。 このゲームは、プレイヤーの挑戦そのものを物語の一部としており、力尽きるたびに新たな会話やイベントが発生し、世界が少しずつ変化していきます。

今回紹介したセオリーはあくまで一例です。 あなた自身が試行錯誤の中で見つけ出した、あなただけの武器と功徳の組み合わせこそが、最強のビルドになり得ます。 本作の奥深いゲームシステムを、ぜひ心ゆくまで楽しんでください。

この記事が、あなたの冥界での戦いの一助となれば幸いです。

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