ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年11月14日に発売が迫った待望の新作「Call of Duty: Black Ops 7」(以下BO7)を最高の環境でプレイしたいけど、自分のPCで大丈夫だろうか?あるいは、どのくらいのスペックのゲーミングPCを準備すれば良いのだろうか?と気になっているのではないでしょうか。

毎年のように進化を遂げるCODシリーズ、特にグラフィックの進化は目覚ましく、新作が出るたびに要求されるPCスペックも上がっていくのが常です。 せっかくの新作をカクカクした画面でプレイしたり、グラフィック設定を最低まで落としたりするのは避けたいですよね。
この記事を読み終える頃には、あなたの予算やプレイスタイルに合わせた、BO7を快適にプレイするためのゲーミングPCスペックに関する疑問が解決しているはずです。
- BO7の公式要求スペックをSteam情報から徹底解説
- 目的別(最低・推奨・最高)おすすめスペック構成3選
- 各PCパーツの役割とBO7における重要度を解説
- 予算別におすすめのゲーミングPCモデルを紹介
それでは解説していきます。

Call of Duty: Black Ops 7(BO7)の公式PCスペックを徹底解説
ついに、Steamの公式サイトにて「Call of Duty: Black Ops 7」をPCでプレイするためのシステム要件(必要スペック)が正式に公開されました。 これまでの憶測に終止符が打たれ、ゲーマーは明確な目標を持ってPCの準備を進めることができます。 ここでは、公開された公式スペックを基に、BO7を快適に楽しむための具体的なPC構成を詳しく解説していきます。

Steamで公開!BO7の公式システム要件
それでは、早速Steamで公開された公式のシステム要件を見ていきましょう。 「最低限の動作環境」と「推奨される動作環境」の2つが提示されています。
スペック項目 | 最低システム要件 | 推奨システム要件 |
---|---|---|
OS | Windows 10 64-bit (最新版) | Windows 10/11 64-bit (最新版) |
CPU | Intel Core i5-12400 / AMD Ryzen 5 5600 | Intel Core i5-14600K / AMD Ryzen 7 7700X |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 / AMD Radeon RX 6600 XT | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti |
VRAM | 8GB | 8GB / 16GB |
メモリ | 16GB RAM | 16GB RAM |
ストレージ | 150GB以上の空き容量があるSSD | 150GB以上の空き容量があるSSD |
今回の公式スペックで注目すべきは、最低要件でもRTX 3060が指定されている点です。 これは、前作「Modern Warfare III」の推奨スペックに匹敵するレベルであり、BO7がいかに高いグラフィック性能を要求しているかがわかります。 また、ストレージはHDDではなくSSDが必須となっており、大容量のゲームデータを高速に読み込むことが快適なプレイの前提となっています。
最低限の動作を目指すスペック(フルHD / 60fps)
こちらはSteamで公開された「最低システム要件」を元に、フルHD(1920×1080)解像度で、グラフィック設定を「低~中」に調整することで、平均60fpsでの安定動作を目指した構成です。 「とにかくBO7をプレイしたい」「予算は最小限に抑えたい」という方は、まずこのラインを目標にしましょう。
- CPU: Intel Core i5-12400 / AMD Ryzen 5 5600
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 3060 (12GB) / AMD Radeon RX 6600 XT
- メモリ: 16GB (DDR4)
- ストレージ: 1TB NVMe M.2 SSD
- 想定価格: 約15万円~
この構成のポイント
CPUは、ゲーミング性能に定評のある6コア12スレッドのモデルを選定しました。 これらのCPUであれば、GPUの性能を十分に引き出し、フレームレートの安定化に貢献します。
GPUのRTX 3060は、公式要件を満たすだけでなく、VRAMが12GBと多いのが特徴です。 近年のCODシリーズはVRAM使用量が多い傾向にあるため、この余裕が高画質テクスチャの読み込みなどで有利に働きます。 60fpsを維持する上では十分な性能を持っており、DLSSを使えばさらにパフォーマンスを向上させられます。
メモリは16GBを確保。 ストレージは、公式でも必須とされているSSD、その中でも高速なNVMe M.2 SSDの1TBを用意すれば、巨大なゲームファイルのインストールと高速なロード時間に対応できます。
推奨!快適なプレイを目指すスペック(フルHD / 144fps以上)
多くのPCゲーマーが目指すべき「推奨システム要件」を元にした構成がこちらです。 この構成は、フルHD(1920×1080)解像度で、グラフィック設定を「中~高」にしても144fps以上を安定して維持し、高リフレッシュレートのゲーミングモニターの性能を最大限に活かすことを目的とします。 敵を視認してから撃つまでの反応速度が勝敗を分けるCODにおいて、144fpsは快適なプレイの基準線と言えるでしょう。
- CPU: Intel Core i5-14600K / AMD Ryzen 7 7700X
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti (8GB/16GB) / AMD Radeon RX 7700 XT
- メモリ: 16GB (DDR5)
- ストレージ: 1TB NVMe M.2 SSD
- 想定価格: 約25万円~
この構成のポイント
CPUは公式推奨の最新世代Core i5またはRyzen 7を選びました。 これらのCPUは高いシングルコア性能を誇り、高フレームレートの維持に大きく貢献します。 特に、ゲームをしながらボイスチャットや配信ソフトを動かすといったマルチタスクにも強さを発揮します。
GPUのRTX 4060 Tiは、最新のDLSS 3(フレーム生成)に対応している点が最大の強みです。 この技術を使えば、対応ゲームにおいてフレームレートを劇的に向上させることが可能で、BO7のような最新タイトルではその効果は絶大です。 フルHD環境であれば、ほとんどのシーンで144fps以上を維持できるでしょう。
メモリは、CPUの性能を最大限に引き出すために、より高速なDDR5を選択。 将来性も考慮すると、今から組むならDDR5がおすすめです。
最高設定を目指すハイエンドスペック(WQHD・4K / 144fps以上)
最高のグラフィック、最高のフレームレートでBO7の世界に没入したい。 そんな究極の体験を求めるプレイヤー向けのハイエンドスペックです。 公式の推奨スペックをさらに超え、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)といった高解像度で、グラフィック設定を「最高」にしても、144fps以上の滑らかな映像でプレイすることを目指します。
- CPU: Intel Core i7-14700K / AMD Ryzen 7 7800X3D
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER / AMD Radeon RX 7900 XT
- メモリ: 32GB (DDR5)
- ストレージ: 2TB NVMe M.2 SSD
- 想定価格: 約40万円~
この構成のポイント
CPUには、ゲーミングにおいて絶大な性能を誇るCore i7-14700Kや、AMDの3D V-Cache技術を搭載したRyzen 7 7800X3Dを選定。 これらのCPUは、GPUの性能を限界まで引き出し、あらゆる状況でフレームレートの落ち込みを防ぎます。
GPUはRTX 4070 Ti SUPERを選びました。 このクラスになると、WQHD解像度での高フレームレートプレイはもちろん、4K解像度でもDLSSを活用することで快適なプレイが視野に入ります。 レイトレーシングなどの高負荷なグラフィック設定を有効にしても、高いパフォーマンスを維持できるでしょう。
メモリは32GBに増量。 高解像度でのゲームプレイはメモリ使用量も増えるため、32GBあると安心です。 ゲーム配信や動画編集といったクリエイティブな作業も同時にこなせます。 ストレージも、他のゲームやリプレイ動画などを保存することを考え、2TBに増量しています。
スペックまとめ
スペックレベル | 解像度/fps | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 想定価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
最低限 | フルHD / 60fps | Core i5-12400 | RTX 3060 | 16GB (DDR4) | 1TB SSD | 15万円~ |
推奨 | フルHD / 144fps | Core i5-14600K | RTX 4060 Ti | 16GB (DDR5) | 1TB SSD | 25万円~ |
最高設定 | WQHD・4K / 144fps | Core i7-14700K | RTX 4070 Ti SUPER | 32GB (DDR5) | 2TB SSD | 40万円~ |
BO7を快適にプレイするためのゲーミングPCパーツ徹底解説
さて、具体的なスペックの目安がわかったところで、次に各パーツがBO7のプレイにおいてどのような役割を果たすのか、そしてなぜそのパーツを選ぶべきなのかを、もう少し掘り下げて解説していきます。 PCパーツの役割を理解すれば、自分にとって最適なPCを選ぶための知識が身につきます。

勝敗を左右する最重要パーツ!グラフィックボード(GPU)
ゲーミングPCの性能を最も大きく左右するのがGPU、グラフィックボードです。 GPUは、ゲーム内の3Dグラフィックスを描画処理するための専門パーツで、この性能が高ければ高いほど、高画質・高フレームレートでのプレイが可能になります。
GPUの性能の見方
- シリーズと型番: NVIDIAなら「GeForce RTX 4070」、AMDなら「Radeon RX 7800」のように、シリーズ(頭の数字)とグレード(後ろの数字)で性能が決まります。数字が大きいほど高性能です。
- VRAM容量: GPUに搭載されている専用メモリです。高解像度や高画質テクスチャを使用する際に大量に消費されます。BO7のようなAAAタイトルでは、最低でも8GB、快適なプレイには12GB以上が推奨されます。
DLSSとFSRの重要性
近年のゲームにおいて、GPUの性能を語る上で欠かせないのが「アップスケーリング技術」です。 NVIDIAのDLSSやAMDのFSRは、内部的には低い解像度でゲームをレンダリングし、それをAIの力で目標の解像度に引き伸ばす(アップスケールする)技術です。 これにより、GPUの負荷を大幅に軽減し、フレームレートを向上させることができます。 特に、RTX 40シリーズが対応する「DLSS 3」は、AIが中間フレームを生成することで、従来のDLSS 2よりもさらに劇的にフレームレートを向上させます。 BO7がDLSS 3に対応した場合、RTX 40シリーズのGPUはその恩恵を最大限に受けることができます。
処理能力の心臓部!CPU
CPUは、PC全体の計算処理を担う「頭脳」です。 ゲームにおいては、キャラクターの動き、物理演算、AIの思考など、グラフィック以外の様々な処理を担当します。 GPUがフレームを「描画」する役目なら、CPUはその描画に必要な情報を「準備」する役目と言えるでしょう。
CPUの性能の見方
- コア数/スレッド数: 一度に処理できる作業の量を示します。コア数が多いほど、ゲームをしながら配信ソフトを動かすといったマルチタスクに強くなります。
- クロック周波数(GHz): 計算処理の速さを示します。この数値が高いほど、一つ一つの処理を素早くこなせます。ゲームにおいては、このクロック周波数が高い(シングルコア性能が高い)CPUが有利になることが多いです。
BO7におけるCPUの役割
CODのような大規模なマルチプレイヤーFPSでは、64人や100人といった多くのプレイヤーが同時に動き回ります。 その膨大な情報を処理し、GPUに描画命令を出すのがCPUの役割です。 CPUの性能が低いと、GPUが高性能でも情報を準備する段階で詰まってしまい、結果的にフレームレートが伸び悩む「ボトルネック」という現象が発生します。 特に、安定した高フレームレートを目指す上では、CPUの性能は非常に重要です。
同時作業も快適に!メモリ(RAM)の容量
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保存しておくための「作業スペース」です。 このスペースが広ければ広いほど、多くのアプリケーションを同時に、そして快適に動かすことができます。
必要なメモリ容量は?
- 16GB: 現在のゲーミングPCの標準的な容量です。BO7をプレイするだけなら、公式要件の通り16GBあれば十分でしょう。
- 32GB: ゲームをプレイしながら、Discordでボイスチャットをしたり、ブラウザで攻略情報を見たり、録画ソフトを動かしたりと、多くのことを同時に行いたい場合は32GBあると安心です。高解像度でのプレイやゲーム配信を考えているなら、32GBを推奨します。
また、最近のPCではメモリの規格が「DDR4」から「DDR5」へと移行しています。 DDR5はDDR4よりもデータ転送速度が速く、最新のCPUと組み合わせることでPC全体のパフォーマンスを向上させることができます。 これから新しくPCを購入するなら、将来性も考えてDDR5対応のモデルを選ぶのがおすすめです。
爆速ロードを実現!ストレージ(SSD/HDD)
ストレージは、ゲームのプログラムやセーブデータなどを保存しておくための記憶装置です。 ストレージには大きく分けてHDDとSSDの2種類がありますが、ゲーミングPCにおいては、もはやSSDが必須です。
なぜSSDが必須なのか?
SSDはHDDに比べてデータの読み書き速度が圧倒的に速いため、以下のようなメリットがあります。
- ゲームの起動が速い
- マップのロード時間が劇的に短縮される
- プレイ中にテクスチャの読み込みが追いつかないといった現象が起こりにくい
特に、近年のCODシリーズはゲームファイルのサイズが非常に大きく、公式要件でも150GB以上とされています。 この巨大なデータを素早く読み込むためには、SSDの中でも特に高速な「NVMe M.2 SSD」が最適です。
容量については、BO7だけで150GB以上を消費し、OSや他のアプリケーション、他のゲームもインストールすることを考えると、最低でも1TB、余裕を持つなら2TBを推奨します。
PCの安定性を支える!電源ユニットと冷却性能
高性能なCPUやGPUは、その性能を発揮するために多くの電力を消費し、同時に高熱を発します。 そのため、PC全体の安定性を支える電源ユニットと冷却性能も非常に重要です。
- 電源ユニット: 各パーツに安定して電力を供給する役割を担います。容量が不足したり、品質が低いと、PCが不安定になったり、最悪の場合パーツの故障に繋がります。推奨スペックのPCなら650W~750W、ハイエンドな構成なら850W以上の、信頼性の高いメーカーの製品を選びましょう。
- 冷却性能: CPUクーラーやケースファンがこれにあたります。冷却が不十分だと、CPUやGPUが高温になり、性能を低下させる「サーマルスロットリング」という現象が発生します。長時間のプレイでも安定したパフォーマンスを維持するためには、適切な冷却性能が不可欠です。
BTO(受注生産)メーカーのゲーミングPCは、これらの電源や冷却にも配慮された構成になっていることが多いので、初心者の方でも安心です。
映像の質を決める!ゲーミングモニター
せっかく高性能なPCを組んでも、その映像を出力するモニターがボトルネックになっては意味がありません。 特にCODのような高速なFPSゲームでは、モニターの性能が勝敗に直結します。
- リフレッシュレート(Hz): 1秒間に画面を何回更新できるかを示す数値です。60Hzのモニターは1秒間に60回、144Hzなら144回画面が更新されます。この数値が高いほど、映像が滑らかになり、高速で動く敵を視認しやすくなります。FPSをプレイするなら、144Hz以上は必須と言えるでしょう。
- 応答速度(ms): 画面の色が切り替わる速さです。この数値が小さいほど、残像感が少なくなり、クリアな視界でプレイできます。1ms以下のモデルが理想的です。
- 解像度: 画面のきめ細かさを示します。フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)が主流です。解像度が高くなるほど映像は綺麗になりますが、その分GPUへの負荷も大きくなります。PCのスペックと合わせて選びましょう。
【予算別】BO7におすすめのBTOゲーミングPCモデル
ここまで解説してきたスペックを元に、具体的なBTO(Build to Order)ゲーミングPCのモデルを予算別に紹介します。 BTOパソコンは、専門のメーカーがパーツの選定と組み立てを行ってくれるため、パーツの相性問題を心配する必要がなく、購入後すぐに使える手軽さと安心感が魅力です。
15万円~20万円:価格を抑えつつプレイを目指すエントリーモデル
この価格帯は、BO7をフルHD/60fpsでプレイすることを目標にした、コストパフォーマンス重視のモデルが中心となります。 公式の最低要件をクリアしつつ、グラフィック設定を調整すれば、十分に楽しめるスペックです。
- CPU: Core i5-13400F / Ryzen 5 5600X
- GPU: GeForce RTX 4060
- メモリ: 16GB DDR4
- ストレージ: 1TB NVMe SSD
- ポイント: RTX 4060はDLSS 3に対応しているため、最低要件のRTX 3060よりも将来性が高いです。フルHD環境であれば、設定次第で100fps以上を狙うことも可能な、非常にコストパフォーマンスに優れた構成です。
25万円~35万円:高フレームレートで勝利を目指すミドルレンジモデル
最も人気があり、競争の激しい価格帯です。 BO7をフルHD/144fps以上で快適にプレイすることはもちろん、WQHD解像度でのプレイも視野に入れたい方向けの、バランスの取れたモデルが揃っています。
- CPU: Core i5-14600K / Ryzen 7 7700X
- GPU: GeForce RTX 4070 SUPER
- メモリ: 16GB DDR5
- ストレージ: 1TB NVMe SSD
- ポイント: GPUにRTX 4070 SUPERを搭載することで、パフォーマンスが大きく向上します。これは、前世代のハイエンドモデルであるRTX 3080に匹敵する性能を持ちながら、消費電力は抑えられています。WQHD解像度でも高フレームレートを維持できるため、多くのプレイヤーにとって満足度の高い構成と言えるでしょう。
40万円以上:最高の環境を求めるハイエンドモデル
価格に妥協せず、BO7を最高の環境でプレイしたい究極のゲーマー向けのモデルです。 4K解像度での高フレームレートプレイや、高画質なゲーム配信も余裕でこなせる、圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
- CPU: Core i7-14700K / Ryzen 9 7950X3D
- GPU: GeForce RTX 4080 SUPER
- メモリ: 32GB DDR5
- ストレージ: 2TB NVMe SSD
- ポイント: 現行最高峰クラスのパーツで構成された、まさに夢のゲーミングPCです。RTX 4080 SUPERは、4Kレイトレーシングといった極めて負荷の高い処理も難なくこなし、BO7だけでなく、今後数年間に発売されるであろうあらゆるAAAタイトルを最高設定で快適にプレイできる性能を持っています。
BO7のPC版に関するQ&A
最後に、BO7のPC版をプレイするにあたって、よくある質問とその答えをまとめました。
Q1. PC版のメリットって何?
家庭用ゲーム機(コンソール版)と比較した際のPC版の主なメリットは以下の通りです。
- フレームレートの制限がない: 家庭用ゲーム機が最大120fpsであるのに対し、PCではスペックさえ許せば240fpsやそれ以上を目指せます。より滑らかな映像は、敵の発見やエイムの精度向上に直結します。
- グラフィック設定の自由度: アンチエイリアシングやテクスチャ品質など、細かいグラフィック設定を自分の好みに合わせて調整できます。
- マウス&キーボード操作: 正確なエイムが可能なマウスと、多くのキーを割り当てられるキーボードでの操作は、コントローラーに比べてFPSで有利とされています。
- 視野角(FOV)の調整: 画面に表示される視野の広さを調整できます。視野角を広げることで、より多くの情報を一度に得ることができ、側面からの敵に気づきやすくなります。
Q2. ゲーミングノートPCでもプレイできる?
はい、プレイ可能です。 最近のゲーミングノートPCは非常に高性能になっており、デスクトップPCに匹敵するモデルも存在します。 しかし、同程度の性能を求める場合、デスクトップPCよりも高価になる傾向があります。 また、冷却性能の制約から、長時間のプレイではデスクトップPCほどの安定性を維持するのが難しい場合もあります。 外出先でもプレイしたいといった明確な理由がなければ、コストパフォーマンスと安定性の面でデスクトップPCをおすすめします。
Q3. PCを自作するのとBTOはどっちがいい?
- 自作PC:
- メリット: 完全に自分の好きなパーツ構成にできる。BTOより安く組める場合がある。PCの知識が深まる。
- デメリット: パーツ選定や組み立てに専門知識が必要。トラブルが起きた際に自己責任で対処する必要がある。
- BTO PC:
- メリット: 注文すれば組み立て済みの状態で届くので手軽。メーカーによる動作保証やサポートが受けられる。
- デメリット: 自作に比べて割高になる場合がある。カスタマイズの自由度が限られる。
PC初心者の方や、トラブルシューティングに時間をかけたくない方には、手軽で安心なBTO PCを強くおすすめします。
まとめ
今回は、2025年11月14日に発売される「Call of Duty: Black Ops 7」を快適にプレイするためのゲーミングPCスペックについて、Steamで公開された公式情報を元に徹底的に解説しました。
- まずはフルHD/60fpsを目指すなら、Core i5 + RTX 3060/4060クラスのPC(15万円~)が目安。
- フルHD/144fps以上の快適なプレイを求めるなら、Core i5 + RTX 4060 Ti/4070 SUPERクラスのPC(25万円~)がおすすめ。
- WQHDや4Kの高解像度で最高の体験をしたいなら、Core i7 + RTX 4080 SUPER以上のPC(40万円~)を検討しよう。
BO7は、間違いなく2025年を代表する超大作FPSとなります。 その戦場で最高のパフォーマンスを発揮するためには、PCスペックという「武器」の準備が不可欠です。 今回解説した公式スペックと、それを元にしたおすすめの構成を参考にすれば、間違いのないPC選びができるでしょう。
ぜひ、あなたのプレイスタイルと予算に合った最高のゲーミングPCを見つけて、BO7の発売日に備えてください。 戦場で会えるのを楽しみにしています。