ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、待望の新作「Call of Duty: Black Ops 7」(以下、BO7)のオンラインプレイ中に、他のプレイヤーからの心無い暴言や誹謗中傷に遭遇し、どう対処すれば良いか悩んでいるのではないでしょうか。 せっかく楽しみにしていた最新作で不快な思いをするのは、本当に残念なことですよね。

特に、2025年10月3日から始まったオープンベータは大きな盛り上がりを見せており、多くのプレイヤーが戦場に集まっています。 しかし、人が集まるところでは、残念ながらトラブルも発生しやすくなります。 「どうやって運営に通報すればいいんだろう」「また同じ相手に会ったらどうしよう」そんな不安を抱えているかもしれません。
ご安心ください。 この記事を読み終える頃には、BO7における嫌がらせへの具体的な対処法から、詳細な通報手順、そして今後安心してゲームを楽しむための予防策まで、あなたの疑問がすべて解決しているはずです。
- 誹謗中傷を受けた際の冷静な初期対応
- ゲーム内や公式サイトからの具体的な通報手順
- 迷惑行為を未然に防ぐための各種設定方法
- 全てのプレイヤーが知るべき健全なプレイ環境の重要性
それでは解説していきます。

BO7で急増中?オンラインハラスメントの実態
2025年11月14日の発売を前に、オープンベータで世界中のゲーマーを熱狂させているBO7。 私自身も初日から時間を忘れてプレイしていますが、その完成度の高さには目を見張るものがあります。 しかし、その一方で、オンラインマルチプレイにおけるプレイヤー間のトラブル、特に誹謗中傷や暴言といったハラスメント行為に関する相談が私の元にも多く寄せられています。
匿名性が高いオンラインの世界では、現実世界では口にしないような過激な言葉を安易に発してしまう人が後を絶ちません。 特に、勝敗がダイレクトに感情を揺さぶる対戦型FPSでは、エキサイトしたプレイヤーによる暴言が問題となりやすい傾向にあります。 まずは、どのような行為が迷惑行為にあたるのか、そしてそれに遭遇してしまった場合、最初にとるべき行動について詳しく解説していきます。
BO7における迷惑行為の定義とは
どのような行為が「通報対象」となるのかを正しく理解しておくことは、非常に重要です。 開発元であるActivisionは、全てのプレイヤーが安全に楽しめる環境を提供するため、「Call of Duty セキュリティおよび執行ポリシー」という明確な行動規範を定めています。 これに違反する行為は、アカウントの一時停止や永久追放(BAN)を含む厳しいペナルティの対象となります。 具体的には、以下のような行為が禁止されています。
違反行為のカテゴリ | 具体的な内容例 |
---|---|
いじめ・ハラスメント | 脅迫、ストーキング、個人を標的とした継続的な嫌がらせ、屈辱的な言動 |
差別的発言 | 人種、性別、性的指向、宗教、国籍、障害などに基づくヘイトスピーチや中傷 |
不適切なプレイヤー名 | 差別的、性的、暴力的、その他不快感を与える単語やフレーズを含む名前 |
チート・不正行為 | Aimbot、Wallhackなどの外部ツールの使用、不正なソフトウェアの利用 |
グリッチ・エクスプロイトの悪用 | ゲームの不具合を意図的に利用して有利な状況を作り出す行為 |
個人情報の漏洩 | 他のプレイヤーの許可なく、氏名、住所、SNSアカウントなどの個人情報を晒す行為 |
不適切なコンテンツ | 暴力的な画像、ポルノ、その他公序良俗に反するエンブレムやコンテンツの作成・共有 |
スパム行為 | チャットでの無意味な連投、過度なフレンド申請や招待 |
もしあなたが受けた行為がこれらのいずれかに該当する場合、それは単なる「口の悪さ」ではなく、明確なルール違反です。 ためらうことなく、後述する手順に従って通報しましょう。
まずは冷静に証拠を確保することが最優先
暴言を吐かれた直後は、怒りや悲しみで冷静な判断が難しくなるかもしれません。 しかし、感情的に言い返してしまうと、相手と同じレベルの違反者と見なされ、あなた自身がペナルティを受けるリスクすらあります。 ここで最も重要なのは、冷静に証拠を確保することです。
運営チームが正確な状況を判断するためには、客観的な証拠が何よりも有効です。
証拠として有効なもの
- スクリーンショット: 暴言がテキストチャットで表示された瞬間の画面。プレイヤーIDと発言内容がはっきりと写っていることが重要です。
- 動画クリップ: ボイスチャットでの暴言や、悪質なプレイ(死体撃ち、ストーキングなど)の様子を録画したもの。最近のゲーム機やPCには標準で録画機能が搭載されています。
プラットフォーム別・録画/撮影方法
- PlayStation 5: クリエイトボタンを短く押してメニューを開き、「直前のゲームプレイを保存」を選択すれば、過去のプレイをさかのぼって動画として保存できます。スクリーンショットも同じボタンから撮影可能です。
- Xbox Series X/S: Xboxボタンを押し、「キャプチャと公開」メニューから「直前の出来事を記録する」で動画を保存できます。
- PC (NVIDIA): GeForce ExperienceのShadowPlay機能を使えば、常時バックグラウンドで録画し、キー操作一つで過去のプレイを保存できます。
- PC (AMD): Radeon SoftwareのReLive機能で同様のことが可能です。
- PC (Windows標準): Windowsキー + Gでゲームバーを起動し、そこから録画やスクリーンショットの撮影ができます。
これらの機能を事前に確認し、いざという時にすぐ使えるように設定しておきましょう。 証拠を確保したら、次のステップに進みます。
相手プレイヤーとの接触を完全に断つ
証拠を確保したら、それ以上相手と関わる必要は一切ありません。 さらなる精神的ダメージを防ぐため、速やかに相手とのコミュニケーションを遮断しましょう。 BO7には、そのための機能が完備されています。
ミュート機能の活用
- ボイスチャットのミュート: マッチ中、スコアボード(PS5ならタッチパッド長押し)を開き、該当プレイヤーの名前を選択して「ミュート」を実行します。これで相手の声は聞こえなくなります。
- テキストチャットのミュート: 同様に、スコアボードからテキストチャットをミュートする設定も可能です。
ブロック機能の活用
ミュートはあくまでその場限りの対処ですが、「ブロック」を行うことで、将来的にもそのプレイヤーとの関わりを断つことができます。 ブロックした相手からは、以下のことができなくなります。
- あなたへのボイスチャットおよびテキストチャット
- あなたへのフレンド申請やパーティー招待
- あなたがホストのマッチへの参加(マッチメイキングでの遭遇率も大幅に低下します)
ブロックは、スコアボードやソーシャルメニューの「最近のプレイヤー」リストから行うことができます。 不快な思いをした相手とは、二度と関わらないように設定しておくのが賢明です。
一時的に戦線から離脱する勇気
オンラインゲームは楽しむためのものです。 嫌な思いをした後に無理してプレイを続けても、パフォーマンスが低下したり、さらに不快な出来事に遭遇してしまったりと、悪循環に陥る可能性があります。
そんな時は、一度ゲームを終了し、戦場から離れる勇気を持ちましょう。
好きなお茶を飲んだり、音楽を聴いたり、少し散歩に出かけたりと、ゲーム以外のことでリフレッシュする時間を作ることが大切です。 クールダウンすることで、ネガティブな感情がリセットされ、冷静に通報手続きを進めることができます。 また、楽しい気持ちでゲームに復帰するためにも、このステップは非常に重要です。
【完全版】BO7 迷惑行為の通報手順を徹底解説
心の準備と証拠の確保ができたら、いよいよ運営チームへの通報手続きに移ります。 通報方法はいくつかあり、状況に応じて使い分けるのが効果的です。 ここでは、代表的な3つの通報ルートを、手順に沿って詳しく解説します。
ゲーム内からの通報手順(最も手軽で迅速)
最も簡単で、多くのケースで推奨されるのがゲーム内からの通報です。 マッチ直後であれば、数回の操作で完了します。
手順1:スコアボードを開く マッチが終了すると、自動的にスコアボードが表示されます。 マッチ中に通報したい場合は、オプションボタンなどからスコアボード画面にアクセスします。
手順2:該当プレイヤーを選択する スコアボードに表示されているプレイヤーリストの中から、通報したい相手のプレイヤーID(名前)を選択します。
手順3:「報告」オプションを選択する プレイヤーを選択すると、いくつかのオプションが表示されます。 その中から「報告」や「プレイヤーを報告」(Report Player)といった項目を選びます。
手順4:違反カテゴリを選択する 報告メニューが開くと、「不適切な言動」「チート」「悪質なプレイ」など、違反内容のカテゴリが表示されます。 今回のような暴言の場合は、「不適切な言動」や「ハラスメント」といった項目が該当します。 最も近いものを選びましょう。
手順5:サブカテゴリを選択する さらに詳細なカテゴリが表示される場合があります。 例えば、「不適切な言動」の中には「テキストチャ’ット」「ボイスチャット」といった選択肢があります。 状況に合わせて正確なものを選びます。
手順6:(任意)コメントを記入する コメント欄が用意されている場合は、どのような被害を受けたのかを簡潔に記述します。 ここは感情的にならず、「VCで人種差別的な発言をされた」「テキストチャットで脅迫された」など、客観的な事実を記載するのがポイントです。
手順7:報告を送信する 全ての内容を確認し、「送信」または「報告を完了」ボタンを押せば、手続きは完了です。
このゲーム内通報は、マッチIDなどの情報が自動的に運営チームへ送られるため、非常に効率的です。 基本的には、まずこの方法を試すのが良いでしょう。
Activision公式サイトからの通報手順(詳細な報告や証拠提出に)
ゲーム内通報だけでは伝えきれない詳細な状況がある場合や、スクリーンショット・動画などの証拠ファイルを直接提出したい場合は、Activisionの公式サイトからサポートチケットを作成する方法が有効です。
手順1:Activisionサポートページにアクセス ウェブブラウザで「Activision Support」と検索し、公式サイトのサポートページにアクセスします。
手順2:ログインする Call of Dutyをプレイしているあなたのアカウント(PlayStation, Xbox, Steam, Battle.net)でログインします。
手順3:該当ゲームとプラットフォームを選択 サポートオプションの中から「Call of Duty: Black Ops 7」を選択し、あなたがプレイしているプラットフォーム(PS5, Xbox, PCなど)を選択します。
手順4:問い合わせ内容のカテゴリを選択 「セキュリティと執行」や「プレイヤー報告」といった関連カテゴリを選択します。
手順5:サポートチケットを作成する 「サポートチケットを送信」や「ウェブでのお問い合わせ」といったオプションを選択し、フォームを開きます。
手順6:詳細を記入する 以下の情報を、できるだけ正確に、そして客観的に記入します。
- あなたのプレイヤーID
- 報告対象のプレイヤーID(正確なスペルで)
- 問題が発生した日時
- 問題が発生したゲームモードやマップ
- 具体的な被害内容(5W1Hを意識して:いつ、どこで、誰が、何を、どのように)
- 証拠ファイルの添付: スクリーンショットや動画ファイルをアップロードできる項目があれば、ここで確保した証拠を添付します。動画が重い場合は、YouTubeなどに限定公開でアップロードし、そのURLを記載するのも有効です。
手順7:チケットを送信する 内容をよく確認してから送信します。 送信後、登録したメールアドレスに受付完了の通知が届き、後日、運営チームからの返信があります。 時間がかかる場合もありますが、より確実な対応を望むならこの方法が最適です。
各プラットフォームからの通報手順(二重の対策として有効)
ゲーム内のルール違反であると同時に、PlayStation NetworkやXbox Live、Steamといったプラットフォーム自体の利用規約に違反しているケースも多々あります。 その場合は、ゲーム運営への通報と併せて、プラットフォーム側にも通報を行うことで、より厳しい処分が下される可能性が高まります。
PlayStation Network (PSN) からの通報
- PS5のコントロールセンターまたはプロフィール画面から、該当プレイヤーのプロフィールにアクセスします。
- 「…」(オプション)メニューを選択し、「報告する」を選びます。
- 報告理由(例:「言葉による嫌がらせ」)を選択し、指示に従って詳細を報告します。
Xbox Live からの通報
- Xboxガイドを開き、「フレンド&コミュニティ」から「最近のプレイヤー」を選択します。
- 該当プレイヤーのゲーマータグを選び、「報告またはブロック」を選択します。
- 報告理由を選択し、コメントを追加して送信します。
PC (Steam / Battle.net) からの通報
- ゲーム内のオーバーレイやクライアントのフレンドリスト、最近のプレイヤーリストから相手のプロフィールページにアクセスします。
- プロフィールページにある「…」や「その他」といったメニューから「プレイヤーを報告」を選択します。
- 違反内容を選択し、詳細を記述して報告します。
これらの通報は、Activisionとは別の組織(ソニー、マイクロソフト、Valveなど)によって処理されます。 悪質なプレイヤーをコミュニティ全体から排除するためにも、非常に有効な手段と言えるでしょう。
通報後の流れとペナルティについて
通報を終えた後、すぐに何かが起こるわけではありません。 運営チームは世界中から寄せられる大量の報告を一つ一つ検証し、証拠に基づいて慎重に判断を下します。 そのため、対応には数日から数週間かかることもあります。
しかし、近年Activisionはこのプロセスを大幅に改善しており、報告に基づいて何らかの措置が講じられた場合、「あなたの報告に基づき、対象プレイヤーに措置を講じました」といったフィードバック通知がゲーム内に届くようになりました。 これは、自分の行動が無駄ではなかったと実感できる、非常にポジティブな変化です。
違反が確定したプレイヤーには、その悪質さに応じて以下のようなペナルティが科せられます。
- 警告: 初回や軽微な違反の場合。
- 一時的な機能制限: ボイスチャットやテキストチャットが一定期間使用できなくなる。
- 一時的なアカウント停止(BAN): 数日間から数週間、ゲームにログインできなくなる。
- 永久アカウント停止(Permanent BAN): 最も重い処分。そのアカウントで永久にゲームをプレイできなくなる。
あなたの勇気ある通報が、コミュニティ全体の健全化に繋がります。 決して泣き寝入りせず、然るべき手続きを踏むことが大切です。
今後のための予防策|快適なプレイ環境を自ら作る
トラブルに遭遇してしまった後の対処法も重要ですが、そもそもそうした状況を未然に防ぐための「予防策」を講じておくことは、さらに重要です。 BO7には、プレイヤーが自身のプレイ環境をカスタマイズし、快適に保つための設定が多数用意されています。

ボイスチャット設定の最適化で不要な暴言をシャットアウト
オンラインハラスメントの多くは、ボイスチャット(VC)を通じて行われます。 これをコントロールするだけで、不快な思いをするリスクを劇的に減らすことができます。
オーディオ設定メニューから、ボイスチャットの対象を以下のように変更できます。
- 全員: デフォルト設定。ロビーにいる全員の声が聞こえますが、トラブルの元にもなりやすいです。
- フレンドとパーティーのみ: 最も推奨される設定。一緒にプレイしている仲間との連携は保ちつつ、見知らぬプレイヤーからの暴言は聞こえなくなります。
- フレンドのみ: パーティーを組んでいないフレンドの声も聞こえます。
- オフ: 全てのボイスチャットを無効にします。ソロプレイに集中したい時に最適です。
自分のプレイスタイルに合わせて、最適な設定を選びましょう。 特に理由がなければ「フレンドとパーティーのみ」にしておくのが無難です。
テキストチャットの表示設定も見直そう
ボイスチャットだけでなく、テキストチャットによる暴言も少なくありません。 インターフェース設定から、テキストチャットの表示自体をオフにすることが可能です。 VCを使っていない時に、画面の隅に表示される不快なメッセージで集中力を乱されるのを防ぐことができます。
プライバシー設定を強化して自己防衛
ソーシャル設定やアカウント設定を見直すことで、プライバシーレベルを向上させることができます。
フレンド申請の承認は慎重に
マッチで一緒になっただけの人から送られてくるフレンド申請を、安易に承認しないようにしましょう。 一度フレンドになると、あなたのオンライン状態が相手に伝わったり、パーティーに招待されたりする可能性があります。 本当に信頼できるプレイヤーとのみ、フレンドになることをお勧めします。
Activisionアカウントのセキュリティ強化
これは直接的なハラスメント対策ではありませんが、アカウントのセキュリティは非常に重要です。 **二段階認証(2FA)**を必ず設定しておきましょう。 これにより、万が一パスワードが漏洩しても、不正ログインを防ぐことができます。 アカウント乗っ取り犯による嫌がらせや、あなたのアカウントを使った迷惑行為を防ぐためにも、必須の設定です。
健全なコミュニティへの参加
最も効果的な予防策の一つは、ポジティブで健全なコミュニティに身を置くことです。 気の合うフレンドを見つけ、固定パーティーを組んでプレイすれば、野良で遭遇する迷惑プレイヤーとの接点は自然と減少します。
また、ルールやマナーを重視するクランに参加したり、Discordなどの外部ツールで信頼できるゲーム仲間を探したりするのも良い方法です。 楽しいゲーム体験は、誰とプレイするかによって大きく変わります。 ぜひ、あなたにとって居心地の良い場所を見つけてください。
ゲーム評論家が見たBO7オープンベータの現状
さて、ここまでトラブル対処法について解説してきましたが、ゲーム評論家として、現在開催中のBO7オープンベータそのものについても少し触れておきたいと思います。 私自身、初日からぶっ続けでプレイしていますが、結論から言うと**「ベータ版史上、最高傑作」**だと感じています。 その中毒性は凄まじく、一度始めるとやめ時が見つからないほどです。 もちろん、良い点だけでなく、いくつかの懸念点も見えてきました。
少し気になる点(製品版での調整に期待)
- ショットガンの性能: 現状、一部のショットガンが近距離で圧倒的な強さを誇っています。もう少しバランス調整が必要かもしれません。
- SBMM(スキルベースマッチメイキング): スキルに応じたマッチングは公平性の面で重要ですが、少し連勝すると極端にレベルの高い、あるいは通信環境の悪いサーバーに飛ばされる傾向が感じられます。もう少し緩和されると、よりカジュアルに楽しめるプレイヤーが増えるでしょう。
素晴らしい点(BO7の魅力)
- マップデザイン: ベータでプレイできる3つのマップは、どれも戦略性に富んでおり、非常にクオリティが高いです。立体的な構造が多く、過去作のような「クソマップ」が存在しないのは驚異的です。
- 武器バランス: ショットガンを除けば、AR(アサルトライフル)もSMG(サブマシンガン)もそれぞれに強みがあり、多様な武器が活躍できる環境です。武器レベルを上げる楽しみも健在です。
- 進化したキルストリーク: キルストリークに「オーバークロック」というアタッチメントを装備できる新システムが面白いです。UAVを出しやすくしたり、投げ物の爆発範囲を広げたりと、自分のプレイスタイルに合わせてカスタマイズする戦略性が加わりました。
- やり込み要素の深さ: 武器レベルの上限も高く、製品版では「武器プレステージ」も実装されるとのことで、一つの武器を極める楽しみが大幅に増しています。
- 空中戦の復活: 壁走り(ウォールラン)や2段ジャンプといった、Black Opsシリーズならではの立体的な機動が復活しました。これにより、地上戦だけではない、ハイスピードな空中戦が楽しめ、過去のBOシリーズファンにはたまらない要素となっています。
総じて、BO7は過去作の良い部分を継承しつつ、多くの新要素で進化を遂げた、まさに「本番」と呼ぶにふさわしい作品です。 前作を楽しんだ方はもちろん、「最近のCODは合わないな」と感じていた方にこそ、ぜひ一度触ってみてほしいと思います。
まとめ
今回は、BO7のオンラインプレイにおける誹謗中傷や迷惑行為への対処法について、具体的な通報手順から予防策までを網羅的に解説しました。
オンラインゲームの世界は、顔が見えないからこそ、一人一人のモラルが問われます。 もしあなたが不快な思いをしたのなら、決して我慢したり、自分を責めたりする必要はありません。 証拠を確保し、相手との接触を断ち、そして毅然とした態度で運営に通報する。 この一連の行動は、あなた自身の心を守るだけでなく、ゲーム全体のプレイ環境をより良くしていくための、非常に価値ある一歩です。
運営への通報は、いわばコミュニティの自浄作用を促すための重要なシステムです。 あなたの勇気ある行動が、他の誰かが同じ被害に遭うのを防ぐことに繋がります。
BO7は、間違いなく歴史に残る素晴らしい作品になるポテンシャルを秘めています。 全てのプレイヤーが互いを尊重し、純粋にゲームを楽しめるクリーンな戦場が維持されることを、一人のゲームファンとして、そして評論家として心から願っています。
それでは、また次回のレビューでお会いしましょう。 桐谷シンジでした。