ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、2025年10月3日から始まった『Call of Duty: Black Ops 7』(以下、BO7)のオープンベータをプレイして、最適なゲーム設定や、今使える最強のサブマシンガン(SMG)は何か気になっていることでしょう。 撃ち合いに勝つためには、純粋なエイム力や立ち回りだけでなく、敵を視認しやすく、かつPCやゲーム機のパフォーマンスを最大限に引き出す設定が不可欠です。

この記事を読み終える頃には、あなたのBO7のプレイ環境が劇的に改善し、どのSMGを使って戦場を支配すればよいか、その明確な答えと戦術を手にしているはずです。
- パフォーマンスを最大化する最強のゲーム設定
- PC版とコンソール版それぞれのおすすめ設定を網羅
- オープンベータ環境における最強SMGとその理由
- 最強SMGを使いこなすための具体的な立ち回り術
それでは解説していきます。

BO7で勝利を掴むための第一歩!基本となるゲーム設定
BO7のオープンベータが開始され、連日熱い戦いが繰り広げられていますね。 私も早速プレイしていますが、今作もBlack Opsシリーズらしいスピーディーな展開で、一瞬の判断が生死を分ける場面が非常に多いと感じています。 こうした状況で安定して勝利を収めるためには、まず「ゲーム環境を整える」ことが何よりも重要です。

なぜゲーム設定が重要なのか?
FPSというジャンルにおいて、ゲーム設定は単なる「お好み」の領域を超え、「勝敗に直結する要素」と言っても過言ではありません。 設定を最適化することで、主に以下のメリットが得られます。
- フレームレート(FPS)の向上: 画面が滑らかになり、敵の動きを正確に捉えやすくなります。 また、入力遅延が減少し、より直感的な操作が可能になります。
- 視認性の改善: 敵プレイヤーを背景から明確に識別できるようになります。 不要なエフェクトを無効化し、暗い場所や煙の中でも敵を見つけやすくなります。
- 情報量の最適化: 画面に表示される情報を整理し、プレイに必要な情報だけを瞬時に得られるようにします。
これらの要素が組み合わさることで、撃ち合いの勝率は飛躍的に向上します。 プロプレイヤーや上級者が設定にこだわるのは、これが勝つための基本だからです。 まずは土台となる設定を固め、最高のパフォーマンスを発揮できる状態で戦場に臨みましょう。
PC版とコンソール版(PS5/Xbox)での設定の違い
BO7はクロスプレイに対応しており、様々なプラットフォームのプレイヤーが同じマッチで戦います。 しかし、設定項目はプラットフォームによって大きく異なります。
PC版は、グラフィックに関する設定が非常に細かく、プレイヤーのPCスペックに合わせて最適なバランスを見つける必要があります。 高いフレームレートを維持しつつ、いかに視認性を確保するかが鍵となります。
**コンソール版(PS5/Xbox Series X|S)**は、PC版ほど細かい設定はできませんが、「パフォーマンスモード」や「120Hz出力」など、快適なプレイを支援する重要なオプションが用意されています。 これらの設定を正しく行うことで、PC版のプレイヤーとも対等に渡り合える環境を構築できます。
このレビューでは、PC版とコンソール版、両方のプラットフォームにおけるおすすめ設定を詳しく解説していきますので、ご自身の環境に合わせて参考にしてください。
【PC版】FPS向上と視認性改善の最強グラフィック設定
ここからは、PC版プレイヤー向けに、パフォーマンスと視認性を極限まで高めるためのグラフィック設定を項目ごとに解説していきます。 ハイスペックなPCはもちろん、ミドルスペックのPCでも効果を実感できる設定ですので、ぜひ一つずつ確認しながら設定してみてください。

ディスプレイ設定:遅延を最小限に
まずは最も基本となるディスプレイ設定です。 入力遅延に直接関わる重要な項目なので、必ず確認しましょう。
- 表示モード: 「全画面」
- ボーダレスやウィンドウモードと比較して、PCのリソースをゲームに集中させることができ、遅延が最も少なくなります。 感覚的にも弾のロスが減る印象があるので、特別な理由がない限りは「全画面」一択です。
- リフレッシュレート: モニターの最大値を設定
- 使用しているモニターが出力できる最大のリフレッシュレート(Hz)を選択してください。 高ければ高いほど、画面が滑らかになります。
- ディスプレイ解像度: モニターのネイティブ解像度
- 基本的にはモニターのネイティブ解像度(例: 1920×1080)を設定します。 解像度を下げるとフレームレートは向上しますが、画質が荒くなり遠くの敵が視認しづらくなるため、推奨しません。
- ガンマ/明るさ: 55前後
- CoDシリーズは海外の基準で制作されているため、日本人にとっては少し暗く感じることがあります。 明るさを少し上げることで、暗所の視認性が向上します。 ただし、上げすぎると白飛びして逆に見えにくくなるため、「55」あたりを目安に調整するのがおすすめです。
- NVIDIAリフレックス低遅延: オフ
- 本来は入力遅延を軽減する機能ですが、オープンベータの段階では動作が不安定で、PCごとクラッシュする原因になることがあります。 過去のシリーズでも同様の問題が見られたため、安定性を重視して「オフ」に設定しておくのが現状の最適解です。 製品版で安定性が確認できれば、オンに設定する価値はあります。
- V-Sync(ゲームプレイ): オフ
- フレームレートをモニターのリフレッシュレートに同期させる機能ですが、入力遅延が増加する大きなデメリットがあります。 競技性の高いFPSでは基本的に「オフ」が推奨されます。 もし画面のちらつき(ティアリング)がひどい場合は、G-SyncやFreeSync対応のモニターを使用するか、最終手段としてV-Syncをオンにすることを検討してください。
品質設定:アップスケーリングとシャープニングの最適解
次に、画質とパフォーマンスのバランスを決定する「品質」設定です。 特に「アップスケーリング/シャープニング」は視認性に大きく影響します。 ここでは、プレイスタイルやPCスペックに応じた3つのおすすめ設定を紹介します。
おすすめ1: FidelityFX CAS
- 設定: FidelityFX CAS
- 強さ: 70
輪郭が非常にはっきりと表示され、視認性を最も高めてくれる設定です。 敵のシルエットがくっきりと見えるため、中~遠距離での撃ち合いで特に有利になります。 ただし、パフォーマンスへの負荷がやや高めなので、フレームレートが安定しない場合は、次に紹介するDLSSなどを検討しましょう。 強度は「70」あたりが、見た目の変化とパフォーマンスのバランスが良いポイントです。
おすすめ2: NVIDIA DLSS
- 設定: NVIDIA DLSS
- プリセット: クオリティ(WQHD以上の場合はバランス重視も可)
- シャープネス: 70~80
- DLSSモデル: トランスフォーマー
パフォーマンスと視認性の両方を高いレベルで両立させたい場合におすすめです。 BO7では新たに「DLSSモデル」が選択可能になっており、「トランスフォーマー」を選ぶことで、MW2019のようなシャープでバキバキな画質になります。 従来のフィルム調の画質が苦手な方には特におすすめできる設定です。 シャープネスも上げられる範囲で高く設定すると、より輪郭がはっきりします。
おすすめ3: NVIDIA Image Scaling
- 設定: NVIDIA Image Scaling
- プリセット: ネイティブ
- シャープネス: 60~70
DLSSが利用できないグラフィックボードを使用している場合や、よりシャープな画質を求める場合に有効な選択肢です。 DLSSと比較すると、若干ジャギー(ギザギザ感)が目立つことがありますが、輪郭の強調効果は非常に高いです。 こちらもPCスペックと相談しながら、シャープネスを調整してみてください。
フレーム生成は使うべきか?
DLSS 3のフレーム生成機能は、フレームレートを劇的に向上させることができますが、入力遅延もわずかに増加します。 個人的な見解としては、安定して120FPS以上を出せる環境であれば、フレーム生成は不要です。 しかし、PCスペック的に120FPSを維持するのが難しい場合は、遅延のデメリットを考慮してもフレーム生成を有効にする価値はあります。 BO7では120FPSを境にゲームの快適さが大きく変わる印象なので、一つの基準としてみてください。 遅延の増加は私の環境では2~4ms程度で、ほとんどのプレイヤーにとっては体感できないレベルかと思います。
細部とテクスチャー設定:パフォーマンスと品質のバランス
ここでは、ゲーム世界のディテールに関する設定を行います。 パフォーマンスに影響しやすい項目が多いため、基本的には低めに設定するのがセオリーです。
- テクスチャ解像度: 低
- パフォーマンスへの影響が大きい項目です。 「低」に設定しても、そこそこの品質は保たれるため、フレームレートを優先しましょう。
- テクスチャフィルターの異方性: ウルトラ
- 遠くの床や壁のテクスチャがボケるのを防ぎ、クリアな視界を確保します。 パフォーマンスへの影響はほとんどないため、ここは「ウルトラ」で問題ありません。
- 被写界深度: オフ推奨(お好みでオン)
- ADS(サイトを覗く)時に武器や周囲がボケる効果です。 「オフ」にするとパフォーマンスが向上し、画面全体がクリアになります。 ただ、武器がボケることで敵に集中しやすくなるというメリットもあるため、これは好みに合わせて試してみてください。
- パーティクル解像度: 低
- 火花や煙などのエフェクトの細かさです。 戦闘中の視認性を妨げる要因にもなるため、「低」に設定してパフォーマンスを確保し、画面をシンプルに保ちましょう。
- 着弾の痕: オフ推奨
- 永続的な効果: オフ
- 爆発などの視覚効果を減らし、戦闘中の視認性を改善します。
- シェーダーの品質: 低
- ライティング(光の処理)に関わる設定ですが、視認性への影響は少ないです。 パフォーマンスを優先して「低」に設定します。
- オンデマンドテクスチャストリーミング: オフ(最小設定)
- プレイ中に高解像度のテクスチャをダウンロードする機能ですが、パケットバースト(通信の遅延)を引き起こす原因となります。 必ずオフにし、詳細設定からキャッシュサイズも最小(16GB)、ダウンロード制限も最小(1.0GB/日)に設定してください。
影と照明・環境設定:パフォーマンス最優先の割り切り
これらの項目は、ゲームの見た目をリッチにするための設定ですが、パフォーマンスへの負荷が非常に高く、競技プレイにおいては不要なものがほとんどです。 基本的にすべて「オフ」「低」「最低」に設定して、フレームレートを最大限に稼ぎましょう。
- 影の品質: 最低
- スクリーン・スペース・シャドウ: オフ
- スポットシャドウの品質: 低
- 環境閉塞: オフ
- スクリーン・スペース・リフレクション: オフ
- 天候の表現: 低
これらの設定をオフにすることで、画面内の情報量が減り、敵プレイヤーをより認識しやすくなるという副次的な効果も期待できます。
表示設定:視野角で有利を取る
「表示」タブでは、カメラの視野角(FOV)に関する設定を行います。
- 視野角: 100~120(おすすめは110)
- 視野角を広げると、より広い範囲を見渡せるようになり、横から来る敵に気づきやすくなります。 ただし、広げすぎると中央の敵が小さく見えてエイムが難しくなるため、110前後で自分の見やすい値に調整するのがおすすめです。
- 武器の視野角: ワイド
- 武器の表示サイズを小さくする設定です。 「ワイド」にすることで画面下部の武器が占める割合が減り、視界が広がって敵が見やすくなります。 これは必ず設定しておきたい項目です。
- ワールドモーションブラー: オフ
- ウェポンモーションブラー: オフ
- 視点を動かした際に画面がブレる効果です。 敵の視認性を著しく下げるため、必ず両方とも「オフ」にしてください。
インターフェイス設定:カラーフィルターで敵を際立たせる
最後に、インターフェイス設定で視認性をさらに向上させましょう。 本来は色覚補助のための機能ですが、これを応用することでゲーム全体の色彩が鮮やかになり、敵を認識しやすくなります。
- 「インターフェイス」タブ → 「色のカスタマイズ」を選択します。
- 「カラーフィルター」を「2」に設定します。
- 「カラーフィルターの視点」を「両方」に設定します。
- 「ワールドの色彩強度」を「100」に設定します。
- 「インターフェースの色彩強度」を「100」に設定します。
この設定により、マップやキャラクターの色彩が豊かになり、特に背景と敵のコントラストがはっきりするため、索敵が格段に楽になります。 多くのプレイヤーが採用している定番の設定なので、ぜひ試してみてください。
最終仕上げ:シェーダーの再プリロードを忘れずに
すべてのグラフィック設定を変更したら、必ず「シェーダーの再プリロード」を実行してください。
- 「グラフィック」タブ → 「ディスプレイ」タブに戻ります。
- 「シェーダーのプリロードの再設定」をクリックし、「リスタート」を選択します。
これにより、ゲームが一度終了し、次回起動時に新しい設定に合わせてシェーダーが再インストールされます。 この作業を行わないと設定が完全に最適化されないため、忘れずに行いましょう。
オープンベータ環境の最強SMGはこれだ!
さて、ゲーム環境が整ったところで、次はいよいよ武器の話です。 オープンベータをプレイしている多くの方が気になっているであろう「現環境で最も強いSMG」について、私なりの結論と解説をしていきます。

なぜ今SMGが注目されるのか?BO7のマップデザインと交戦距離
今作BO7のマップは、過去のBlack Opsシリーズの伝統を受け継ぎ、比較的コンパクトで高低差があり、室内や角などの遭遇戦が多く発生するデザインになっています。 そのため、中~遠距離でじっくり撃ち合うアサルトライフル(AR)よりも、近~中距離での撃ち合いに特化したSMGが活躍する場面が非常に多いのです。
また、今作はTTK(Time to Kill / 敵を倒すまでにかかる時間)が比較的速く、機動力の高さが生存とキルに直結します。 ADS速度、ダッシュ後射撃速度、移動速度に優れたSMGは、まさにBO7のゲーム性と噛み合った武器カテゴリーと言えるでしょう。
現環境最強SMG「MX9」の紹介
様々なSMGを試した結果、私がオープンベータ環境における最強SMGとして結論付けたのは「MX9」です。 この武器は、過去作にも登場した人気のSMGですが、BO7ではその性能にさらに磨きがかかっています。
MX9の基本性能と特徴
MX9の最大の強みは、その圧倒的な連射速度(レート)と機動力にあります。 他のSMGを寄せ付けない高レートによって、近距離ではTTKが最速クラスとなり、遭遇戦でまず撃ち負けることはありません。 さらに、素の状態での機動性が非常に高く、マップを縦横無尽に駆け回り、敵の側面や背後を突くアグレッシブな立ち回りを可能にします。
ただし、その反面、反動がやや強く、有効射程も短めという弱点も併せ持っています。 そのため、MX9の性能を最大限に引き出すには、適切なアタッチメントによるカスタムと、SMGならではの立ち回りが求められます。
なぜMX9が最強なのか?ライバル武器との比較
オープンベータ環境には、MX9以外にも強力なSMGが存在します。 例えば、反動が少なく中距離まで対応可能な「Vaznev-9k」や、一発の威力に優れる「Lachmann Sub」などです。 これらの武器とMX9を比較してみましょう。
武器名 | TTK(近距離) | 有効射程 | 反動制御 | 機動力 |
---|---|---|---|---|
MX9 | 最速 | 短い | やや難しい | 非常に高い |
Vaznev-9k | 速い | やや長い | 簡単 | 高い |
Lachmann Sub | 速い | 標準 | 標準 | 高い |
表を見てわかる通り、MX9は「近距離TTK」と「機動力」という、SMGに最も求められる2つの性能が突出しています。 BO7のマップデザインとゲーム性を考慮すると、多少の扱いにくさを補って余りある強みを持っていると言えるでしょう。 Vaznev-9kやLachmann Subも強力ですが、MX9の爆発力と展開力の前では一歩及ばない、というのが私の評価です。
最強SMG「MX9」のおすすめカスタム(アタッチメント構成)
MX9の弱点である反動を制御し、長所である機動力をさらに伸ばすための、おすすめアタッチメント構成を2種類紹介します。
近距離特化型カスタム(ラン&ガンスタイル)
- マズル: ブルエン・ペンデュラム
- バレル: STB-Grip バレル
- レーザー: VLK LZR 7MW
- ストック: 取り外し(ストックなし)
- リアグリップ: ブルーエン フラッシュグリップ
このカスタムは、反動をある程度抑えつつ、ADS速度とダッシュ後射撃速度を極限まで高めた構成です。 敵陣に突っ込み、近距離で相手を瞬時に溶かすことを目的としています。 スライディングやジャンプを多用する、動きの速いプレイスタイルの方におすすめです。
バランス型カスタム(安定性重視)
- マズル: FTACキャッスルコンプ
- バレル: 16.5″ ブルーエン テンパス
- アンダーバレル: FSSシャークフィン90
- ストック: FTAC C11ライザー
- リアグリップ: ステッピングリップ・グリップ
こちらは、反動制御に重点を置き、SMGが苦手とする少し離れた中距離の敵にも対応しやすくした構成です。 機動力は若干落ちますが、安定性が格段に向上するため、初心者の方や、堅実な立ち回りを好む方におすすめです。 このカスタムでも、近距離での強さは健在です。
最強SMGを使いこなすための立ち回りとテクニック
最高の武器とカスタムを手に入れても、それを活かす立ち回りができなければ意味がありません。 ここでは、MX9のような高機動SMGを使いこなすための基本的な考え方とテクニックを解説します。
基本的な立ち回り:敵の懐に潜り込む動き方
SMGの基本は、ARやLMGが得意とする中~遠距離の射線を避け、近距離戦に持ち込むことです。 常に遮蔽物から遮蔽物へと移動し、敵に姿を晒す時間を最小限に抑えましょう。 マップの構造を把握し、敵の側面や背後を取れるルートを常に意識することが重要です。 正面から撃ち合うのではなく、相手が予測していない角度から奇襲をかけるのがSMGの理想的な戦い方です。
マップコントロールの意識:強ポジションの確保と裏取り
ただ闇雲に走り回るのではなく、「今、敵はどこにいるか」「どこを取れば有利になるか」を常に考えましょう。 例えば、マップ中央の建物を確保すれば、敵のリスポーン地点や主要な進行ルートを複数見ることができます。 味方が一方向で交戦している隙に、別のルートから裏を取り、敵の防衛ラインを崩壊させるのもSMGの重要な役割です。 ミニマップを頻繁に確認し、戦況を把握する癖をつけましょう。
オブジェクトルールでのSMGの役割
ドミネーションやハードポイントといったオブジェクトルールでは、SMGの機動力がさらに輝きます。 誰よりも早く目標地点に到達し、確保・防衛の起点となるのがSMGの役目です。 また、敵が確保している目標に対して、スモークグレネードなどと合わせて突撃し、強引にこじ開ける「切り込み隊長」としての役割も期待されます。 キルだけでなく、いかにチームの勝利に貢献できるかを考えて動くことが、真の上級者への道です。
覚えておきたい重要テクニック
- スライディングキャンセル: スライディング中にADSボタンを押すことで、硬直をキャンセルして素早く射撃に移るテクニックです。 遭遇戦での撃ち勝つ確率を大きく上げます。
- ジャンプショット/ドロップショット: 敵と撃ち合う瞬間にジャンプしたり、伏せたりすることで、敵のエイムをずらすテクニックです。 特に近距離では絶大な効果を発揮します。
これらのテクニックを無意識に使えるようになれば、あなたの生存率とキルレートは間違いなく向上するでしょう。
SMG以外の注目武器は?オープンベータ環境の武器メタ考察
もちろん、BO7の戦場はSMGだけで成り立っているわけではありません。 最後に、SMG以外のカテゴリーで注目すべき武器をいくつか紹介し、オープンベータ環境の全体的な武器メタを考察します。
万能強武器AR:「KASTOV 762」
ARカテゴリーで頭一つ抜けているのが「KASTOV 762」です。 高い威力と良好な精度を兼ね備え、近距離から遠距離まであらゆる場面に対応できる万能性が魅力です。 特に、開けた場所が多いマップや、じっくりとポジションを固めて戦うプレイスタイルの方には最適の武器と言えるでしょう。 MX9のようなSMGが苦手な中~遠距離の撃ち合いをカバーできるため、チームに一人は欲しい存在です。
一撃必殺SR:「MCPR-300」
スナイパーライフル(SR)の中では、弾速と操作性のバランスが良い「MCPR-300」が人気を集めています。 今作もクイックショットの強力さは健在で、SR使いのプレイヤーが要所を抑えることで、戦況を大きく左右する場面が多く見られます。 SMGで前線を押し上げる味方を、後方から援護する動きが非常に強力です。
今後のアップデートで勢力図はどう変わるか?
これはあくまでオープンベータ段階での評価です。 2025年11月14日の製品版リリースや、その後のアップデートで武器の性能調整(いわゆる弱体化・強化)が行われることは間違いありません。 特に、MX9の突出した性能は、調整の対象になる可能性が高いと私は見ています。 しかし、BO7の根幹にある「スピーディーなゲーム性」と「遭遇戦の多さ」が変わらない限り、高機動なSMGが強いという環境は続くと予測されます。 常にメタの動向を注視し、様々な武器を試しておくことが、長期的にBO7を楽しむための秘訣です。
まとめ
今回のレビューでは、『Call of Duty: Black Ops 7』で勝利を掴むための最適なゲーム設定と、オープンベータ環境における最強SMG「MX9」について詳しく解説しました。
- ゲーム設定の最適化は勝利への必須条件。 FPSと視認性を向上させ、最高の環境で戦いに臨むこと。
- 現環境の最強SMGは、高レートと高機動力を誇る「MX9」。 近距離戦での圧倒的な制圧力が魅力。
- MX9を活かすには、遮蔽物を使い、敵の側面や背後を突くアグレッシブな立ち回りが不可欠。
- 武器メタは常に変化する。 SMG以外の強武器にも目を向け、柔軟に対応できる準備をしておくこと。
今回紹介した設定や戦術は、あなたのBO7ライフをよりエキサイティングで、そして勝利に満ちたものにするための強力な武器となるはずです。 オープンベータはまだ始まったばかり。 ぜひ、このレビューを参考にして、製品版の発売に向けて最高のスタートダッシュを切ってください。
それでは、戦場でお会いしましょう。 桐谷シンジでした。