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【リトルナイトメア3】前作2の物語の振り返り|伏線や残された謎を徹底解説|リトナイ3

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2025年に発売が予定されている待望の新作「リトルナイトメア3」を前に、前作「リトルナイトメア2」のストーリーや、未だ解明されていない謎について深く知りたいと思っているのではないでしょうか。

この記事を読み終える頃には、リトルナイトメア2の物語の全貌と、次回作に繋がる重要な伏線についての疑問が解決しているはずです。

この記事の要約
  • リトルナイトメア2の全ストーリーを徹底解説
  • 登場するキャラクターと不気味な敵の詳細紹介
  • 衝撃的すぎると話題になったエンディングの完全考察
  • 次回作リトルナイトメア3に繋がる伏線と残された謎

 

それでは解説していきます。

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リトルナイトメア2の物語をチャプターごとに完全解説

リトルナイトメア2は、前作よりもさらに広大で歪んだ世界を舞台に、新たな主人公「モノ」と前作の主人公「シックス」の冒険を描いたサスペンスアドベンチャーゲームです。 その物語は、多くのプレイヤーに衝撃と深い考察の種を残しました。 ここでは、各チャプターごとに彼らの足跡を詳細に振り返っていきましょう。

チャプター1:電波塔に支配された世界とシックスとの出会い

物語は、テレビのノイズの先にある長い通路の夢から覚めた少年「モノ」が、不気味な原生林で目覚めるところから始まります。 紙袋で顔を隠した彼は、何かに導かれるように森の奥へと進んでいきます。

歪んだ世界の始まり

森の中は、人間を捕らえるためのトラップが無数に仕掛けられており、この世界がすでに正常ではないことを示唆しています。 モノはこれらの罠をかいくぐり、一軒の不気味な小屋にたどり着きます。 小屋の中には、まるで時が止まったかのような家族の亡骸があり、プレイヤーに強烈な違和感と恐怖を与えます。

運命の出会い

小屋の地下室で、モノはオルゴールを奏でる一人の少女を発見します。 彼女こそ、前作の主人公「シックス」です。 当初、シックスはモノを強く警戒し、差し伸べられた手を拒絶しますが、脱出するために協力が必要だと悟り、次第に行動を共にするようになります。 この「手をつなぐ」というアクションは、本作における二人の関係性を象徴する重要な要素となります。

森の住人「ハンター」

小屋からの脱出後、二人を待ち受けていたのは、ショットガンと懐中電灯を手に森を徘徊する残忍な「ハンター」でした。 彼は剥製を作るのが趣味のようで、小屋にあった亡骸も彼の「作品」だったのかもしれません。 モノとシックスは、息を潜め、物陰に隠れながらハンターの追跡を振り切ろうとします。 湖畔の小屋に追い詰められた二人は、そこに置かれていたショットガンを使い、協力してハンターを撃退。 こうして、彼らは最初の脅威を乗り越え、不気味な街「ペールシティ」へと向かうのです。

チャプター2:不気味な学校と歪んだ教育者「ティーチャー」

ペールシティにたどり着いたモノとシックスは、人の気配が全くない、廃墟と化した街並みを目の当たりにします。 二人が次なる舞台として足を踏み入れたのは、歪んだ教育が支配する不気味な「学校」でした。

陶器のいじめっ子「ブルリーズ」

学校の中は、陶器でできた頭を持つ生徒「ブルリーズ」たちの巣窟となっていました。 彼らは非常に暴力的で、モノを見つけると集団で襲いかかってきます。 ブルリーズは、この世界の子供たちが、個性や感情を失い、画一的で無感情な存在に成り果ててしまった姿を象徴しているのかもしれません。 モノはパイプなどの武器を手に、彼らを打ち砕きながら進むことになります。

首の伸びる「ティーチャー」

教室で授業を行っていたのは、首が異常なまでに長く伸びる教師「ティーチャー」です。

彼女は規則に厳しく、物音を立てる生徒を決して許しません。 その異様な姿と執拗な追跡は、本作屈指のトラウマシーンとして多くのプレイヤーの記憶に刻まれています。 モノとシックスは、ティーチャーの鋭い聴覚と視線から逃れるため、息を殺して慎重に行動しなければなりません。 図書館や理科室など、学校の様々な場所で繰り広げられるティーチャーとの攻防は、緊迫感に満ちています。

深まる二人の絆

ブルリーズにシックスが攫われてしまう場面では、モノが単身で彼女を救出に向かいます。 数々の困難を乗り越え、無事にシックスを助け出したことで、二人の絆はより一層強固なものとなりました。 学校からの脱出後、シックスは道端に落ちていた黄色いレインコートを羽織ります。 これは前作の彼女の象徴的な姿であり、この物語が前作の前日譚であることを示唆する重要なシーンです。

チャプター3:廃病院と執念の「ドクター」

雨が降りしきる街を進む二人が次に見つけたのは、明かりが灯る「病院」でした。 しかし、そこは治療施設とは名ばかりの、狂気と絶望が渦巻く場所だったのです。

這い寄る「ペイシェント」と「手」

病院内には、光を当てると動きが止まるマネキンのような患者「ペイシェント」たちが徘徊しています。 彼らはもはや自力で生きることができなくなり、醜く歪んだ姿に絶望しながらも、ドクターによる「治療」にすがりついています。 また、天井や床の隙間からは無数の「手」が伸び、モノを捕らえようと襲いかかってきます。 これらの存在が、病院全体の異様さと不気味さを際立たせています。

天井を這う「ドクター」

この病院の主である「ドクター」は、天井に張り付いて移動する、肥満体型の奇怪な男です。 彼は「完璧」であることに異常な執着を持ち、患者たちを改造しては、気に入らない部分を切り貼りする非人道的な実験を繰り返しています。 ドクターにとって患者は、命ある人間ではなく、自身の作品を構成するパーツに過ぎません。 モノは、ドクターの監視の目をかいくぐり、時には彼を焼却炉に閉じ込めて反撃するなど、命がけで病院の深部へと進んでいきます。

シックスの隠された一面

このチャプターでは、シックスの不可解な行動が垣間見えます。 モノが別の部屋で奮闘している間、彼女はペイシェントの指を無邪気に折って遊ぶなど、時折、残酷な一面を覗かせます。 これは、後の彼女の行動に繋がる伏線とも考えられます。 最終的に、モノとシックスは協力してドクターを電気椅子で倒し、悪夢のような病院から脱出することに成功します。

チャプター4:ペールシティとテレビに囚われた「視聴者」

病院を抜け出した二人は、ペールシティの中心部へと進んでいきます。 街はますますその歪みを増しており、人々は皆、テレビから流れる怪電波に魅了され、生ける屍のようになっていました。

電波に支配された「視聴者」

街の住人「ビューワー」たちは、テレビの画面に釘付けになり、魂が抜けたように一切の動きを見せません。 しかし、彼らの娯楽であるテレビを消そうものなら、途端に凶暴化し、モノに襲いかかってきます。 彼らは、現代社会におけるメディアへの過度な依存や、それに伴う無気力さ、思考停止の風刺ともとれます。 モノは、テレビのリモコンを使い、テレビ間をワープする新たな能力を駆使して、この危険なエリアを進んでいきます。

シックスの異変と謎の男「シンマン」

旅の途中、モノは何度か不思議なテレビに引き寄せられます。 テレビの向こう側には、目が一つだけ描かれた扉があり、モノは強くその扉に惹きつけられていました。 ある時、テレビから突如として現れたノッポの男「シンマン」によって、シックスが連れ去られてしまいます。 シンマンは、空間を歪ませ、モノの動きを遅くするなどの特殊な能力を持っており、圧倒的な存在感を放ちます。 シックスが攫われた後には、彼女の影のような存在が残り、モノを電波塔へと導いていきます。

チャプター5:シグナルタワーと衝撃の結末

シックスを救うため、モノは単身、すべての元凶である「シグナルタワー」の頂上を目指します。 ここから、物語は衝撃的なクライマックスへと突き進んでいきます。

シンマンとの対決

シグナルタワーの内部は、現実世界とはかけ離れた異次元空間でした。 モノは、自身の内に秘められた能力を覚醒させ、シンマンの空間を歪ませる力に対抗します。 幾度となくシンマンの妨害を受けながらも、モノは斧を手に取り、ついにシンマンを打ち破ります。 シンマンの帽子とコートが落ち、その正体が明らかになるかと思われましたが、彼は霧のように消え去ってしまいました。

巨大化したシックス

シンマンを倒したモノがたどり着いた部屋の中心には、巨大で醜い姿に変えられてしまったシックスがいました。 彼女は、大切にしていたオルゴールに執着しており、モノのことさえ認識できない状態です。 このオルゴールこそが、彼女を悪夢に縛り付ける呪いそのものでした。 モノは、シックスの攻撃をかわしながら、彼女の名前を呼び続け、オルゴールを破壊しようと試みます。

衝撃のエンディング

モノの呼びかけと斧の一撃によって、オルゴールは破壊され、シックスは元の姿に戻ります。 同時にシグナルタワーは崩壊を始め、二人は肉塊のような巨大な目玉から必死に逃げます。 出口の寸前、モノは足場から落ちかけ、シックスに手を伸ばします。 シックスはその手を掴みますが、次の瞬間、彼女はモノの顔をじっと見つめ、意図的にその手を離してしまうのです。

モノは深い奈落へと落ちていき、一人残されたシックスは、テレビを通って現実世界へと脱出します。 そして、闇の中に落ちたモノの周りには、あの肉塊のような目玉が集まり始めます。 時が経ち、椅子に座ったモノは、徐々に成長し、やがてあのノッポの男**「シンマン」の姿へと変貌**していくのでした。 物語は、モノが最初に見ていた夢、あの長い通路の奥にある扉が閉じるシーンで幕を閉じます。 これは、モノがシンマンとなり、過去の自分(モノ)を憎み、シックスを攫うという、永遠に繰り返される悲劇のループの始まりを示唆していたのです。

リトルナイトメア2の伏線と残された謎を徹底考察

リトルナイトメア2の物語は、ただクリアするだけでは終わらない、数多くの謎と伏線に満ちています。 ここでは、特に重要とされるポイントを深掘りし、その真相に迫ります。

主人公「モノ」の正体と能力の謎

主人公「モノ」は、ギリシャ語で「一つ」を意味します。 彼は紙袋で顔を隠していますが、これは世界の「醜さ」や「憎悪」から一時的に目を背けるためのものでした。

モノの能力とは

彼は、テレビを介してワープしたり、他のキャラクター(シンマン)の能力に干渉したりと、特殊な力を持っています。 これは、彼が電波塔や怪電波と深いつながりを持つ、特異な存在であることを示しています。 最終的に、彼はシンマンへと変貌してしまうことから、彼自身がこの歪んだ世界の根源の一部であったと考えられます。 彼が持つ力は、世界を救うためのものではなく、悲劇的な運命を繰り返すためのものだったのかもしれません。

シックスがモノを裏切った理由とは?

エンディングでシックスがモノの手を離した理由は、このゲーム最大の謎であり、ファンの間でも様々な考察が飛び交っています。

考察1:モノの正体に気づいた説

最も有力な説です。 シックスがモノの手を掴んだ瞬間、彼が将来「シンマン」になる未来視た、あるいはその本質に気づいてしまったというものです。 自分を巨大な怪物に変え、悪夢に閉じ込めた元凶が、目の前にいるモノの成れの果てだと知ったシックスは、彼を拒絶し、見捨てたのではないでしょうか。 ある意味、彼女の行動は自己防衛であり、ループを断ち切ろうとした結果だったのかもしれません。

考察2:シックスの「空腹」と本性説

前作から続く、シックスの「空腹」が関係しているという説もあります。 シークレットエンディングでは、現実世界に戻ったシックスの影の前に、お腹が鳴る音が響き渡ります。 この「空腹」は彼女に闇の力を与える代わりに、他者を糧とする非情な側面を増幅させます。 モノを助けることよりも、自身の生存と食欲を優先した結果、彼を見捨てたとも考えられます。 また、病院で見せた残酷な一面からも、彼女が元々持ち合わせていた本性が現れたという解釈もできます。

考察3:モノへの嫉妬説

モノが自分にはない特別な力を持っていることに、シックスが嫉妬や脅威を感じたという説です。 二人で協力している間も、危機的状況を打開するのは主にモノの能力でした。 自分よりも強い力を持つモノの存在が、シックスにとって許せないものとなり、最後に裏切るという形で排除しようとしたのかもしれません。

ラスボス「シンマン」とモノの悲しいループ説

前述の通り、この物語の核心は「モノ=シンマン」という悲劇的なタイムループ構造にあります。

時間軸 出来事
過去 モノがシックスと出会い、電波塔を目指す。
現在 モノがシンマン(未来の自分)を倒し、シックスに裏切られ奈落へ落ちる。
未来 奈落に落ちたモノが、長い年月をかけてシンマンへと変貌する。
ループ シンマンとなったモノは、過去の世界に干渉し、シックスを攫い、過去の自分を絶望させる。

シンマン(Thin Man = 痩せた男)は、テレビから現れ、時間を歪める能力を持つ謎の存在です。 彼は執拗にモノとシックスを追いかけますが、その目的は、この絶望のループを維持することにあったのでしょう。 過去の自分が同じ道を辿るように仕向け、シックスを攫うことでモノに絶望を与え、確実に自分と同じ存在「シンマン」へと変貌させる。 彼がモノを捕まえようとしていたのは、復讐ではなく、ループを完成させるための儀式だったのかもしれません。 この救いのない結末は、リトルナイトメアシリーズの根底に流れるテーマである「逃れられない運命」を強く印象付けました。

世界観の考察:テレビと電波塔が象徴するもの

リトルナイトメア2の世界は、なぜここまで歪んでしまったのでしょうか。 その鍵を握るのが「テレビ」と「電波塔」です。

電波塔は、人々の心を蝕む怪電波を発信する元凶です。 そして、テレビはその電波を媒介し、人々の魂を奪うための装置として機能しています。 これは、現実世界におけるメディアやエンターテイメントへの警鐘と解釈できます。 テレビの前に座り、思考を停止してしまったビューワーたちは、受動的に情報を受け取るだけで、自らの意思を失ってしまった現代人の姿を映し出しているのかもしれません。 人々は偽りの娯楽に夢中になるあまり、現実から目を背け、醜い怪物へと姿を変えてしまったのです。 この世界そのものが、歪んだ欲望と無関心によって作り上げられた、巨大な悪夢と言えるでしょう。

シークレットエンディングが示唆するシックスの空腹

ゲーム内に散らばる「グリッチング・リメインズ(子供たちの魂の抜け殻)」を全て集めると、通常とは少し違うシークレットエンディングを見ることができます。

そこでは、現実世界に脱出したシックスの前に、彼女の「影」のような存在が現れます。 そして、シックスのお腹から「グゥー」という大きな音が鳴り響き、影が消え去ります。 これは、前作で彼女を苦しめた「空腹」が再び始まったことを示唆しています。 そして、このエンディングの直後、前作「リトルナイトメア」の冒頭、彼女が巨大な胃袋「モウ」で目覚めるシーンに繋がると考えられています。 つまり、「リトルナイトメア2」は前作の完全な前日譚であり、モノとの別れが、シックスをあの孤独で過酷な戦いへと向かわせる引き金となったのです。

リトルナイトメア3に繋がる考察

衝撃的な結末を迎えたリトルナイトメア2ですが、多くの謎が残されており、それらが新作「リトルナイトメア3」で解き明かされるのではないかと期待されています。

モノのループは断ち切れるのか?

最も気になるのは、シンマンと化したモノのその後です。 彼は永遠にあのループを繰り返し続けるしかないのでしょうか。 リトルナイトメア3の新たな主人公「ロゥ」と「アローン」が、このループに何らかの形で干渉し、モノを救い出す展開も考えられます。

シックスの行方

前作へと繋がったシックスですが、彼女の物語はまだ終わっていません。 モウを脱出した後の彼女がどうなったのか、そして彼女を苦しめる「空腹」の正体は何なのか。 新作で再び彼女が登場し、その後の物語が描かれる可能性も十分にあります。

新たな舞台「ノーウェア」

リトルナイトメア3の舞台は「ノーウェア(どこにもない場所)」と呼ばれる、砂漠のような荒涼とした世界です。 ペールシティとはまた異なる法則で歪んだこの世界で、新たな脅威が待ち受けていることは間違いありません。 電波塔とは異なる「歪み」の根源が描かれることで、シリーズ全体の世界観がさらに明らかになるでしょう。

まとめ

今回は、リトルナイトメア2の物語の振り返りと、残された謎や伏線についての考察をお届けしました。

  • 物語の振り返り: 主人公モノがシックスと出会い、歪んだ世界を冒険するも、最後はシックスに裏切られ、自身がラスボスのシンマンになるという悲劇的なループが描かれた。
  • 伏線と謎: 「モノ=シンマン」説、シックスの裏切りの理由、世界の歪みの正体など、多くの考察要素が散りばめられており、物語に深い奥行きを与えている。
  • 次回作への繋がり: 2の物語は前作の前日譚であり、シークレットエンディングによってその関係性が明確になった。残された謎は、次回作「リトルナイトメア3」で解き明かされることが期待される。

リトルナイトメア2は、単なるホラーゲームではなく、人間の心の弱さや社会風刺を織り交ぜた、芸術性の高い作品です。 このレビューが、あなたの考察をより深め、2025年発売の「リトルナイトメア3」をさらに楽しむための一助となれば幸いです。

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