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【FFTリメイク】最序盤に絶対にやってはダメな事まとめ|後々詰まないために|イヴァリース

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、待望のFFTリメイク「ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ」をプレイし始めたばかりで、「最序盤でやってはいけない行動」や「後で詰んでしまう可能性のある要素」が気になっていると思います。 名作と名高い本作ですが、その自由度の高さゆえに、知らず知らずのうちに攻略が困難な状況に陥ってしまう、いわゆる「詰み」の危険性をはらんでいるのも事実です。

この記事を読み終える頃には、FFTリメイクの序盤をスムーズに進め、後の高難易度バトルで絶望しないための知識が身についているはずです。

この記事の要約
  • 最序盤の過度なレベル上げは厳禁
  • ステータス成長の仕組みとジョブ選びの重要性
  • 詰んだ状況を打開する必須アビリティの紹介
  • 序盤を安定させるおすすめパーティー編成

 

それでは解説していきます。

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FFTリメイクで最序盤に絶対にやってはいけないこと

FFTリメイクは、非常に戦略性が高く、キャラクター育成の自由度も魅力の一つです。 しかし、その自由度の裏には、序盤の行動が後々の難易度に大きく影響するという、ある種の「落とし穴」が存在します。 ここでは、私が実際にプレイし、多くのプレイヤーが陥りがちな「絶対にやってはいけないこと」を具体的に解説していきます。 これらのポイントを事前に知っておくだけで、イヴァリースでの冒険は格段に快適になるでしょう。

過度なレベル上げは厳禁!敵が強くなりすぎて詰む

まず、最も重要なことからお伝えします。 それは「最序盤にレベルを上げすぎないこと」です。 多くのRPGでは、次のボスに勝てない場合、「レベルを上げて物理で殴る」という戦法が有効ですが、FFTではこれが悪手中の悪手となります。

なぜレベル上げが危険なのか?「レベルスケーリング」の罠

FFTには「レベルスケーリング」というシステムが採用されています。 これは、マップ上でランダムに発生する戦闘(ランダムエンカウント)において、出現する敵のレベルが、こちら側のパーティーの最高レベルのユニットに合わせて変動するというものです。

例えば、主人公のラムザのレベルを意気揚々と10まで上げたとしましょう。 すると、次のマップで遭遇する敵もレベル10前後の強さで出現します。 一見すると、対等な戦いに思えるかもしれません。 しかし、ここに大きな罠が潜んでいます。

私が実際に体験した「詰み」の状況

私自身、このゲームの洗礼を浴びたのは、最初のマップの次の「マンダリア平原」でした。 「よし、ここでしっかりレベルとJP(ジョブポイント)を稼ぐぞ!」と意気込み、ランダムエンカウントを繰り返して、パーティーのレベルを5程度まで上げました。 その結果、どうなったか。

次に遭遇した敵のゴブリンやチョコボのレベルも当然5になっています。 こちらのレベルは上がっていますが、装備は初期装備のまま。 店にもまだ大したものは売っていません。 結果、敵の攻撃一発でHPの半分以上を持っていかれ、こちらの攻撃は雀の涙ほどのダメージしか与えられないという絶望的な状況に陥りました。 敵はレベルが上がったことでステータスが純粋に強化されていますが、こちらはレベルが上がっただけで、装備が貧弱なため、攻撃力も防御力も全く追いついていないのです。

まさに「レベルを上げたがゆえに勝てなくなった」という、RPGの常識を覆す事態です。 ストーリー上のイベントバトルでは敵のレベルは固定されていることが多いので問題ありませんが、自由に行き来できるマップでのランダムエンカウントでこの現象に直面します。 レベル上げに夢中になっていると、次の街へ移動することすら困難になる可能性があるのです。

序盤のレベル上げの適切な進め方

では、どうすればいいのか。 答えはシンプルで、「ストーリーの進行に合わせて、必要最低限の育成を心がけること」です。 ランダムエンカウントはJP稼ぎと割り切り、レベルが上がりすぎそうになったら、一旦ストーリーを進めて、新しい装備が店に並ぶのを待ちましょう。 装備を更新し、戦力が整ってから、また次の育成に進む。 このサイクルを意識することが、FFTの序盤を攻略する上での鉄則です。

見習い戦士のままレベルを99にするのは非効率

レベル上げに関連して、もう一つ非常に重要な育成の仕様について解説します。 FFTでは、ユニットがレベルアップした際のステータスの伸び方が、その時についているジョブによって異なります。

ジョブごとのステータス成長率の違い

簡単に言うと、「HPが伸びやすいジョブ」「物理攻撃力が伸びやすいジョブ」「魔法攻撃力が伸びやすいジョブ」などが存在します。 初期ジョブである「見習い戦士」や「アイテム士」は、全体的にステータスの成長率が低めに設定されています。 一方で、ナイトや忍者といった上位の物理ジョブは物理攻撃力が、黒魔道士や召喚士といった上位の魔法ジョブは魔法攻撃力が大きく成長します。

ジョブ系統 レベルアップ時のステータス成長傾向 代表的なジョブ
初期ジョブ 全体的に低い 見習い戦士, アイテム士
物理(重戦士)系 HP、物理攻撃力が高い ナイト, モンク
物理(軽戦士)系 Speedが高い シーフ, 忍者
魔法(黒魔法)系 MP、魔法攻撃力が高い 黒魔道士, 時魔道士
魔法(白魔法)系 MPが高い 白魔道士, 陰陽士

この仕様を知らずに、例えば見習い戦士のままずっとレベルを上げ続けてしまうと、どうなるでしょうか。 レベル99になったとしても、上位ジョブで計画的に育てたユニットと比較して、最終的なステータスに大きな差が生まれてしまいます。 特に、攻撃の要となる物理攻撃力(AT)や魔法攻撃力(MAT)、そして行動順に直結するSpeed(SP)の差は致命的です。

育成のゴールを見据えたジョブチェンジ

つまり、FFTにおけるレベル上げは、「どのジョブでレベルアップの瞬間を迎えるか」が非常に重要になるのです。 最終的にそのユニットをどのような役割で活躍させたいか(物理アタッカー、魔法アタッカー、スピード重視のサポート役など)を考え、その役割に適したジョブでレベルを上げるのが最も効率的な育成方法と言えます。

最序盤では、まず様々なジョブを解放し、有用なアビリティを習得することを優先しましょう。 本格的なレベル上げは、強力な上位ジョブが解放されてからでも決して遅くはありません。

セーブデータを複数作成しないと後悔する

これはFFTに限らず、シミュレーションRPG全般に言えることですが、セーブデータは必ず複数に分けて作成する習慣をつけましょう。 FFTでは、特定のマップでイベントバトルが連続して発生する「連戦」がいくつか存在します。

一度そのマップに入ると、戦闘に勝利するまで街に戻って装備を整えたり、レベルを上げたりすることができなくなります。 もし、戦力が不十分な状態で連戦の直前にデータを上書きセーブしてしまうと、どうやっても勝てない状況、いわゆる「詰み」が発生する可能性があります。 特に有名なのが、中盤に訪れる「リオファネス城」での連戦で、ここで引退を余儀なくされたプレイヤーは数知れません。

リメイク版でどのような調整がされているかはまだ分かりませんが、オリジナル版の仕様を踏まえると、セーブデータの管理は非常に重要です。 最低でも3つ以上のスロットを使い、「街に戻れる状態のデータ」「戦闘直前のデータ」などを分けて保存しておくことで、万が一の事態にも対応できます。 この一手間が、あなたのイヴァリースでの冒険を救うことになるかもしれません。

汎用ユニットを安易に除名してはいけない

物語を進めると、個性豊かな名前付きのユニット(固有ユニット)が仲間になります。 彼らは強力な専用ジョブを持っていることが多く、パーティーの主軸となり得ます。 しかし、だからといって、序盤から仲間になっている汎用ユニットを安易に除名するのは避けましょう。

汎用ユニットならではの強み

汎用ユニットには、固有ユニットにはないメリットがあります。 それは、Brave(ブレイブ)とFaith(フェイス)の値を調整しやすいことです。 Braveは物理攻撃の威力などに、Faithは魔法の威力や成功率に影響する重要なステータスです。 一部のジョブのアビリティを使えばこれらの値を変動させることができますが、Faithを上げすぎると魔法のダメージが大きくなる代わりに、自身が受ける魔法ダメージも増えるというデメリットがあります。 また、Braveが低すぎたり、Faithが高すぎたりすると、戦闘後にユニットがパーティーから離脱してしまう危険性もあります。

固有ユニットはBraveとFaithの値が固定、もしくは変動させにくい場合が多いですが、汎用ユニットであれば、プレイヤーの戦略に合わせて自由にカスタマイズが可能です。 例えば、魔法を使わない物理専門のユニットとしてFaithを極限まで下げたり、特定のリアクションアビリティの発動率を上げるためにBraveを調整したりと、尖った性能のスペシャリストを育成できます。 序盤は貴重な戦力として、中盤以降は戦略の幅を広げるための重要な存在として、大切に育てていきましょう。

詰んでしまった時の具体的な対処法と必須アビリティ

「やってはいけないこと」を理解していても、FFTの歯ごたえのある難易度の前に、苦戦を強いられる場面は必ず訪れます。 特に、レベルを上げすぎて敵が強くなってしまった場合、絶望的な気持ちになるかもしれません。 しかし、諦めるのはまだ早いです。 FFTには、どんな逆境も覆しうる強力なアビリティが数多く存在します。 ここでは、私が実際に詰みかけた状況を打開してくれた、序盤で習得可能かつ非常に強力な「必須アビリティ」を紹介します。

生存率を劇的に上げる「オートポーション」

まず、パーティーの生存率を劇的に向上させるアビリティが、アイテム士のリアクションアビリティ「オートポーション」です。

効果と習得方法

  • 効果: 敵からHPダメージを受けた際に、自動的に「ポーション」を1つ使用して回復する。
  • 習得ジョブ: アイテム士
  • 習得JP: 200JP

このアビリティの真価は、その発動条件と即時性にあります。 どんなに強力な攻撃を受けても、生き残ってさえいれば即座にHPを30回復してくれます。 これにより、本来なら2発で倒されてしまう攻撃にも、3発、4発と耐えられるようになります。 レベルを上げすぎて敵の攻撃が痛すぎる、という状況に陥った際に、このアビリティを前衛のユニットにセットするだけで、戦線が面白いように維持できるようになります。 まさに序盤の救世主と呼ぶにふさわしいアビリティです。

運用上の注意点

非常に強力な「オートポーション」ですが、一つだけ注意点があります。 それは、発動するたびにアイテム欄の「ポーション」を消費するという点です。 戦闘が長引くと、あっという間にポーションが枯渇してしまう可能性があります。 戦闘前には必ずショップでポーションを99個購入しておく癖をつけましょう。 ギルはかかりますが、戦闘の安定性を買うと思えば安い投資です。

序盤最強の攻撃手段「格闘」

次に紹介するのは、攻撃面で絶大な効果を発揮する、モンクのサポートアビリティ「格闘」です。

効果と習得方法

  • 効果: 武器を装備していない「素手」の状態の物理攻撃力を大幅に上昇させる。
  • 習得ジョブ: モンク
  • 習得JP: 200JP

FFTの序盤は、強い武器がなかなか手に入らず、火力不足に悩まされがちです。 しかし、この「格闘」をセットすれば、そんな悩みは一気に解決します。 武器を装備せず、アクセサリなどもすべて外した「素手」状態になるだけで、その辺の店で売っている剣よりもはるかに高い攻撃力を得ることができるのです。 武器を買うギルを節約できるという経済的なメリットも非常に大きいです。

モンクの解放ルート

「格闘」を習得できるモンクは、以下のルートで解放できます。 見習い戦士 (Job Lv.2) → ナイト (Job Lv.3) → モンク 序盤の育成目標として、まずはアタッカー役にモンクを解放し、「格闘」を習得させることを目指すと、攻略が非常に安定します。

育成効率を爆上げする「獲得JPUp」

キャラクター育成の根幹をなすJP(ジョブポイント)。 これを効率よく稼ぐために必須となるのが、見習い戦士のサポートアビリティ「獲得JPUp」です。

効果と習得方法

  • 効果: 戦闘中に自身が獲得するJPの量が1.5倍になる。
  • 習得ジョブ: 見習い戦士
  • 習得JP: 250JP

効果は「獲得JPが1.5倍になる」というシンプルなものですが、その恩恵は計り知れません。 FFTでは、あるユニットが行動すると、その戦闘に参加している同じジョブの味方ユニットにも、獲得JPの4分の1が分配されるという仕様があります。 つまり、パーティー全員で「獲得JPUp」をセットし、同じジョブで戦闘に臨めば、JPの獲得効率は相乗効果で爆発的に上昇します。 例えば、5人全員が見習い戦士で「獲得JPUp」を装備して戦えば、1人が行動するだけで、全員に凄まじい量のJPが入ってくるのです。 新しいジョブを解放したら、まずはそのジョブのユニットを複数人用意し、このアビリティを付けてJPを稼ぐのが、育成の基本セオリーとなります。 最初に少し手間をかけてでも、全員に習得させておきたい最優先アビリティの一つです。

まさにぶっ壊れ!「ためる」の無限の可能性

最後に紹介するのは、見習い戦士のアクションアビリティ「ためる」。 一見地味なこのアビリティですが、その仕様を理解すると、序盤どころか終盤まで使える「ぶっ壊れアビリティ」であることが分かります。

効果と習得方法

  • 効果: 次に行う物理攻撃のダメージを上昇させる。
  • 習得ジョブ: 見習い戦士
  • 習得JP: 200JP

このアビリティの真髄は、効果が永続し、かつ、何度でも重複するという点にあります。 つまり、「ためる」を2回使えば物理攻撃力はさらに上がり、3回、4回と使い続けることで、こちらの攻撃力は青天井に上昇していくのです。 敵との距離が離れていて攻撃が届かないターンなどに、ひたすら「ためる」を連打します。 そして、十分に攻撃力が上がったところで敵に近づき、一撃を叩き込む。 そうすれば、本来なら倒せないような格上の敵や、回復能力が高くてなかなか倒せない敵(チョコボなど)をも一撃で葬り去ることが可能です。 レベルを上げすぎて敵が硬くなってしまった場合でも、この「ためる」戦法を使えば、カンストダメージである「999」を叩き出すことすら夢ではありません。 まさに、絶望的な状況を覆すための切り札となるアビリティです。

どうしても勝てない時は「勧誘」で敵を引き抜け

アビリティを駆使してもなお、特定の戦闘で勝てないという場合は、発想を転換してみましょう。 話術士のアクションアビリティ「勧誘」は、敵ユニットを説得して味方に引き入れることができる、非常にユニークで強力なアビリティです。

効果と習得方法

  • 効果: 対象の敵ユニットを説得し、成功すると戦闘終了後に仲間になる。
  • 習得ジョブ: 話術士
  • 解放ルート: 見習い戦士 (Job Lv.2) → 弓使い (Job Lv.2) → シーフ (Job Lv.3) → 話術士

このアビリティのすごいところは、自分たちよりレベルが高く、強力な装備を持つ敵ユニットを丸ごと味方にできる点です。 もし、敵のナイトが強力な剣を持っているなら、そのナイトを勧誘してしまえば良いのです。 戦力を削ぎながら、同時に自軍を強化できる、一石二鳥の戦術です。 特に、強力なモンスターを勧誘できれば、パーティーの戦力は飛躍的に向上します。 勧誘の成功率は、対象のBraveの値を下げることで上昇します。 陰陽士の「精根飛失」などでBraveを下げてから勧誘に臨むと、より成功しやすくなるでしょう。 戦力不足を感じたら、敵から「補強」するという選択肢を思い出してください。

まとめ

今回は、FFTリメイク「ファイナルファンタジータクティクス イヴァリース クロニクルズ」の最序盤で絶対にやってはいけないこと、そして詰んでしまった時の対処法について、私の経験を交えながら詳しく解説しました。

  • ランダムエンカウントでの過度なレベル上げは、敵を強化してしまい「詰み」の原因になるため絶対に避ける。
  • レベルアップ時のステータス成長率はジョブに依存するため、将来を見据えた計画的なジョブチェンジが重要。
  • セーブデータは必ず複数作成し、連戦などでの手詰まりを防ぐ。
  • 詰みかけた際は、「オートポーション」「格闘」「獲得JPUp」「ためる」といった強力なアビリティを駆使して状況を打開する。

FFTは、他のRPGとは一線を画す独特なシステムと、シビアな難易度を持つゲームです。 しかし、そのシステムを正しく理解し、戦略を練ることで、何倍にも面白くなる奥深い作品でもあります。 今回紹介したポイントは、イヴァリースの世界を生き抜くためのほんの入り口に過ぎません。 このレビューが、あなたの冒険の一助となれば幸いです。 それでは、良きイヴァリースライフを!

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