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【ドラクエ7 リメイク】削除されるエピソードまとめ|無くなる石板と物語を解説|リイマジンド

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ゲーム評論家の桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。

この記事を読んでいる方は、2026年2月5日に発売される「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち リイマジンド」で、オリジナル版から何が変更され、特にどの要素が削除されるのか気になっているのではないでしょうか。 先日開催された東京ゲームショウのスペシャルステージで多くの新情報が公開され、ファンの間では期待と少しの不安が入り混じった声が上がっています。

この記事を読み終える頃には、リイマジンドで削除される要素と、それを補って余りある魅力的な新要素についての疑問が、すっきりと解決しているはずです。

この記事の要約
  • 削除が確定した3つのシナリオとその影響
  • 廃止されるカジノや移民の町などの寄り道要素
  • 遊びやすさを劇的に向上させる数々の新システム
  • キャラクターの個性を深める待望の初期職業

 

それでは解説していきます。

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【ドラクエ7 リイマジンド】削除が確定したシナリオと寄り道要素

今回のリメイク、「リイマジンド」の発表で最も大きな衝撃が走ったのは、一部シナリオやシステムの削除が明言されたことでしょう。 オリジナル版の壮大な物語を知るファンにとっては、寂しさを感じる部分かもしれません。 しかし、これは開発陣が「遊びやすさ」を追求した結果としての「取捨選択」です。 具体的に何が無くなるのか、そしてそれが冒険にどう影響するのかを詳しく見ていきましょう。

削除される3つのシナリオ:クレージュ・リートルード・プロビナ

まず、最も注目が集まっているのが、3つのシナリオが本編からカットされるという点です。 スペシャルステージで明言された、削除対象となるシナリオは以下の3つです。

  • クレージュ
  • リートルード
  • プロビナ

開発陣によると「ストーリーの本筋に大きく影響しないところを削った」とのことです。 確かに、これら3つのエピソードは、魔王オルゴ・デミーラを倒すというメインストーリーの根幹に直接関わるものではありません。 しかし、ドラクエ7の魅力を形作る上で、それぞれが非常に印象深い物語であったことも事実です。

クレージュの思い出と失われるもの

クレージュは、世界一高いご神木のふもとにある村です。 村人たちがエルフを「魔物」と勘違いしているのを解き、ご神木に住むエルフとの心温まる交流を描いたエピソードでした。 このシナリオをクリアすることで、強力な全体回復アイテム「しゅくふくの杖」が手に入ったため、冒険の大きな助けになったと記憶しているプレイヤーも多いでしょう。 また、ご神木のダンジョンも独特の雰囲気があり、美しいBGMと共に記憶に残っています。 このエピソードがなくなることで、物語の中盤における心休まるひとときと、貴重な回復アイテムの入手機会が失われることになります。

リートルードの印象的な物語とバロックタワー

リートルードは、時が止められてしまった町という、非常にユニークな設定が光るエピソードでした。 町の時間を司る「時のはざまの洞窟」の仕掛けや、名探偵アズモフと共に謎を解いていく展開は、他のシナリオとは一線を画す面白さがありました。 そして何より、この町を解放することで挑めるようになる「バロックタワー」の存在が大きいです。 バロックタワーは、数々の仕掛けが施された攻略しがいのあるダンジョンで、頂上で手に入る「時の砂」は、戦闘をやり直せる貴重なアイテムでした。 このシナリオの削除は、ドラクエ7の中でも特にギミックに富んだダンジョンと、戦略の幅を広げる重要アイテムを失うことを意味します。

プロビナの心揺さぶるエピソード

プロビナは、山賊に襲われた過去を持つ村で、神父様を中心とした物語が展開されます。 実はこの神父様、過去に主人公たちが訪れた村「レブレサック」で魔物と間違われ、迫害された人物でした。 彼が過去を乗り越え、プロビナの村人たちに受け入れられていく様を描いたエピソードは、非常に感動的です。 人間の弱さや赦しといった、ドラクエ7の重厚なテーマを象徴する物語の一つでした。 これがカットされるのは、物語の深みを一つ失うようで、個人的にも非常に残念に感じます。

なぜこの3つのシナリオが選ばれたのか?開発陣の意図を考察

「ストーリーの本筋に影響しない」という理由が挙げられていますが、ファンからは「それならダイヤラックやグリーンフレークの方が…」という声も聞こえてきます。 確かに、その2つのシナリオは他のエピソードとの関連性が薄く、カット候補として名前が挙がってもおかしくありませんでした。

では、なぜこの3つだったのでしょうか。 考えられる一つの可能性は、物語の「テンポ」です。 ドラクエ7は、その長大さゆえに、途中でダレてしまうという意見も少なからずありました。 特に中盤は、石板集めのために世界中を奔走するパートが続きます。 今回削除された3つのシナリオは、いずれも中盤に位置するエピソードです。 これらをカットすることで、中盤の物語をよりスムーズに進め、プレイヤーが失速することなくエンディングまで駆け抜けられるように調整した、という意図が考えられます。

また、「取捨選択」という言葉の裏には、削除する代わりにリソースを注力する「何か」があるはずです。 それが後述する「新規シナリオ」であり、全体の物語体験を向上させるための戦略的な判断だったと捉えるのが妥当でしょう。

削除された大陸や町はどうなる?今後の冒険への影響

シナリオが削除されるとして、その舞台となる大陸や町、村までマップから消えてしまうのでしょうか。 もしそうなれば、ドラクエ7の広大な世界観が大きく損なわれてしまいます。 これに関しては、おそらく「大陸や町は存在するが、シナリオイベントだけが発生しない」という形になるのではないかと予想します。

例えば、リートルードは元々グリーンフレーク地方と陸続きです。 グリーンフレークを復活させるタイミングで、リートルードのある大陸も同時に出現するが、町に入っても時が止まっているわけではなく、平和な町として存在する、といった形です。 クレージュはハーメリアの北に位置するため、ハーメリア復活と同時に訪れることが可能になるかもしれません。

このように、町や大陸自体は残しておくことで、オリジナル版の世界地図のイメージを崩さず、シームレスな冒険が楽しめるのではないでしょうか。 ただ、シナリオがない町を訪れるのは、少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。

廃止が決定した3つの寄り道要素:カジノ・移民の町・世界ランキング協会

物語だけでなく、ドラクエ7のやり込みを支えてきた寄り道要素にもメスが入りました。 廃止が確定したのは、以下の3つです。

  • カジノ
  • 移民の町
  • 世界ランキング協会

これらは多くのプレイヤーが熱中したコンテンツだけに、驚きの声が上がっています。 一つずつ見ていきましょう。

カジノの廃止と景品の行方

ダーマ神殿の旅の宿やコスタール、グランドスラムなどで楽しめたカジノが、残念ながら廃止となります。 スロットやポーカーに興じ、コインを稼いで強力な景品と交換するのが冒険の楽しみの一つでした。 特にコスタールのカジノで手に入った「しんぴのよろい」は、毎ターンHPが回復する非常に強力な防具で、最後まで愛用したプレイヤーも多いはずです。 これらの強力な景品が、ゲーム内から完全になくなってしまうのか、あるいは別の入手方法が用意されるのかは、非常に気になるところです。 宝箱やクエストの報酬として再配置される可能性が高いと見ています。

ラッキーパネルは形を変えて存続!その内容を予想

カジノは廃止されますが、ミニゲーム「ラッキーパネル」だけは形を変えて存続することが明かされています。 公開された画像を見ると、景品の中に「まほうのほうい」や「つきのおうぎ」といった、オリジナル版のカジノ景品が見えます。 これは、ダーマ神殿の旅の宿にあった景品ですね。

おそらく、かつてカジノがあった場所で、ラッキーパネルだけが遊べるようになっているのではないでしょうか。 あるいは、特定のキャラクターに話しかけることで、いつでもどこでも遊べるような便利機能になっている可能性も考えられます。 神経衰弱のようなシンプルなルールで強力なアイテムが手に入るラッキーパネルは人気が高かったため、この存続は嬉しいニュースです。

移民の町廃止で「神さま」の職業はどうなる?

ダイアラッククリア後から解放され、世界中に散らばる移民たちを集めて自分だけの町を育てていく「移民の町」。 町の発展形態が複数あり、貴重なアイテムが手に入るなど、非常に評価の高いやり込み要素でした。 3DS版では「モンスターパーク」と連動し、さらなる広がりを見せていました。 この移民の町がなくなることで、最も大きな影響を受けるのが、隠しボスである「神さま」の存在です。

神さまは、裏ボスを規定ターン以内に倒すことで移民として町にやってきて、彼に話しかけることで、全職業を極めた者だけが転職できる最強の職業「神さま」への道が開かれました。 移民の町がなくなるということは、この転職イベントの発生場所がなくなるということです。 考えられる代替案としては、エンディング後の隠しダンジョン最深部など、別の場所に神さまが登場し、転職させてくれるという形でしょうか。 最強の職業が削除されるとは考えにくいため、何らかの救済措置は用意されていると信じたいです。

世界ランキング協会の廃止と景品の行方

リートルードの町で行われていた「ちからじまんランキング」や「かっこよさランキング」。 特定のステータスを競い合い、上位に入賞すると貴重な景品がもらえました。 景品には「ごうけつのうでわ」や「おうごんのティアラ」など、ステータスを大幅に向上させる優秀な装飾品が含まれていました。

この協会の廃止は、おそらくシナリオが削除されるリートルードに紐づいていたためだと思われます。 しかし、ランキング協会自体はリートルードのシナリオとは直接関係ありません。 町自体が残るのであれば、協会も残せそうなものですが、廃止と明言された以上、これも「取捨選択」の結果なのでしょう。 カジノ景品と同様に、ここで手に入ったアイテムも、別の形で入手できるようになっている可能性が高いです。 また、砂漠地方にある「かっこよさの殿堂」のローズのイベントなど、関連するサブイベントがどうなるのかも注目ポイントです。

【ドラクエ7 リイマジンド】注目の新要素とシステム変更点

ここまで削除される要素を中心に見てきましたが、もちろん「リイマジンド」は失うばかりではありません。 むしろ、それ以上に多くの魅力的な新要素や、現代のゲーム環境に合わせた快適なシステム変更が加えられています。 ここからは、新しいドラクエ7の冒険を彩る、注目の変更点を徹底的に解説していきます。

新規シナリオ追加!主人公とマリベルの幼少期が描かれる

削除されるシナリオがある一方で、ファン待望の新規シナリオが追加されることが判明しました。 プロデューサーの堀井雄二氏がスペシャルステージで思わず口を滑らせたその内容は、なんと「主人公とマリベルの幼少期」のエピソードです。

オリジナル版では、二人が「幼なじみ」であることは語られますが、その関係性が具体的に掘り下げられる場面はほとんどありませんでした。 やんちゃな主人公と、おてんばで口うるさいけど根は優しいマリベル。 そんな二人が、フィッシュベルの村でどのように育ち、どんな絆を育んできたのか。 その過程が描かれることで、物語序盤の感情移入度が格段に増すことは間違いないでしょう。 特に、物語中盤で一時的にパーティを離脱するマリベルの心情に、より深く寄り添えるようになるはずです。

この他にも、以前公開されたトレーラーの最後に登場した、フードを被った謎の青年。 彼も間違いなく新規シナリオに関わる重要人物でしょう。 物語の核となる部分にも、新たなエピソードが追加されている可能性は高く、オリジナル版を遊び尽くしたプレイヤーにとっても、新鮮な驚きが待っていそうです。

謎の神殿に新機能「任意ストーリー」が登場

物語の拠点となる「謎の神殿」。 オリジナル版では、各地の石板の台座は一度クリアした大陸へワープするためのものでした。 リイマジンドでは、この台座の仕様が変更され、「任意ストーリー」という形に調整されるとのことです。

これは、一度クリアしたシナリオを、物語クリアまでの間であれば好きなタイミングで再プレイできる機能になるのではないかと予想されます。 もしそうであれば、非常に面白い遊び方が可能になります。

例えば、キーファが離脱する前のシナリオである「ユバール族の休息地」。 このシナリオを、本来は仲間になっていないはずのアイラを連れて再プレイできたらどうでしょうか。 ユバール族の末裔であるアイラが、過去の自分の祖先たちと出会う。 そこでは、特別な会話イベントが発生するかもしれません。 このように、キャラクターの組み合わせによって新たな発見がある「リプレイ機能」だとしたら、やり込みの幅が無限に広がりそうです。

各キャラに初期職業が追加!個性とバースト効果を徹底解説

ドラクエ7の転職システムは自由度が高い反面、最終的にはどのキャラクターも同じような性能になりがち、という側面がありました。 その点にメスを入れる大きな変更点が「初期職業」の追加です。 各キャラクターに、その出自や個性を反映した専用の職業が用意されます。

判明している初期職業と、その詳細を見てみましょう。

キャラクター 初期職業名 バースト効果名 効果内容
主人公 ひよっこ漁師 海の加護 仲間全員への全ての攻撃を1度だけ無効にする
マリベル ひよっこ網元 お見通し 敵の耐性を見抜き、属性攻撃がより効きやすくなる
ガボ オオカミ少年 (不明) (不明)

※ガボは職業画面で「オオカミ少年」が★8(マスター済み)になっていることが確認されています。

この初期職業の最大の特徴は、戦闘中に溜まるゲージを消費して放つ必殺技「バースト」です。

主人公の「海の加護」は、ドラクエ11の「聖竜の守り」に近い効果ですが、「1度だけ」という制約がある代わりに、どんな攻撃も無効化できるようです。 強力な一撃を放ってくるボス戦で、切り札として機能するでしょう。

そして特に注目したいのが、マリベルの「お見通し」です。 敵の属性耐性を下げ、呪文攻撃が効きやすくなるという効果。 これは、マリベルを「呪文アタッカー」として明確に差別化する素晴らしい調整です。 オリジナル版では、最終的に物理攻撃の方が強力になりがちでしたが、このバーストの倍率次第では、マリベルが最強の魔法使いとして最後まで輝き続ける可能性があります。

このように、キャラクターの個性を引き出す初期職業とバーストの存在は、戦略の幅を大きく広げ、誰を育てるかという楽しみを深めてくれるはずです。 最終的には、様々な上級職をマスターした上で、個性を活かせる初期職業に戻ってくる、といった育成ルートが主流になるかもしれません。

職業熟練度の仕様が大幅変更!育成は楽になるのか?

ドラクエ7の代名詞でもある「職業熟練度」。 コツコツと戦闘を重ねて職業をマスターしていく過程は、大きな達成感がありました。 しかし、その道のりが非常に長かったのも事実です。 リイマジンドでは、この熟練度稼ぎが大幅に緩和されます。

公開された映像では、1回の戦闘で熟練度が「5」や「10」といった単位で入っているのが確認できました。 オリジナル版では、原則として1回の戦闘で「1」しか入らなかったことを考えると、これは革命的な変化です。 さらに、関連する職業(例えば戦士と武闘家)の片方をマスターしていると、もう片方の熟練度にボーナスが入る、といったシステムも導入されるようです。

これにより、職業のマスターにかかる時間は劇的に短縮されるでしょう。 ダーマ神殿に到着して数時間頑張れば、パーティー全員が上級職に、なんてことも可能になるかもしれません。

ただし、これには一抹の不安も覚えます。 あまりにも簡単に熟練度が溜まってしまうと、ゲームバランスが大味になってしまわないか、という懸念です。 もしかすると、職業マスターまでに必要な熟練度の値が、オリジナル版よりも高く設定されている可能性も考えられます。 この熟練度システムの変更が、ゲーム全体の難易度にどう影響を与えるのか、続報を待ちたいところです。

モンスターの心がアクセサリー装備に!収集の楽しみが増加

モンスターを倒した際に、まれにドロップする「モンスターの心」。 オリジナル版では、これを集めることでモンスター職に転職できました。 リイマジンドでも「心」のシステムは存続しますが、その役割が大きく変わります。 今作でのモンスターの心は、キャラクターに装備させる「アクセサリー」として登場します。

判明している心の効果は以下の通りです。

  • スライムの心: みかわし率アップ
  • リップスの心: みりょくアップ系
  • ねこまどうの心: 呪文の暴走率、または暴走時のダメージアップ
  • 山賊の心: やくそうの回復量アップ系

これらは比較的弱いモンスターの心なので、効果もささやかです。 しかし、これが「プラチナキング」や「デスマシーン」といった強力なモンスターの心になれば、絶大な効果が期待できます。 例えば、「デスマシーンの心」なら2回行動、「プラチナキングの心」なら獲得経験値アップなど、想像が膨らみます。

この変更により、モンスター職というややマニアックなシステムが、誰でも気軽に恩恵を受けられる装備収集の要素へと生まれ変わりました。 お目当ての心を求めて、特定のモンスターをひたすら狩り続ける、という新たなやり込みが生まれそうです。 キャラクターの職業や特性に合わせて、どの心を装備させるか考えるのも楽しい時間になるでしょう。

仲間が離脱しない?5人パーティでの冒険が基本に

スペシャルステージで公開された「聖風の谷」のプレイ映像で、非常に重要な事実が判明しました。 なんと、パーティメンバーにマリベルがいたのです。

オリジナル版をプレイした方ならご存知の通り、聖風の谷のイベントは、マリベルが一時的にパーティから離脱し、アイラが加入した直後に訪れる場所です。 つまり、本来この場所にマリベルがいるはずはないのです。 にもかかわらず、彼女が戦闘に参加しているということは、「リイマジンドでは仲間キャラクターがストーリーの都合で離脱しない」という可能性が非常に高いことを示唆しています。

これが事実であれば、ゲームプレイに大きな影響を与えます。 特定のキャラクターがいない状態で、苦戦を強いられるダンジョン攻略などがなくなるため、難易度は遊びやすくなる方向へ調整されるでしょう。 何より、マリベルが離脱しないことで、本来彼女がいなかったはずのレブレサックの悲劇的なイベントに、彼女がどう反応するのか。 想像しただけで、胸が熱くなります。 お気に入りのキャラクターと、常に一緒に冒険できる。 これは多くのファンが望んでいた変更ではないでしょうか。

呪文・特技の性能変更点まとめ(バギムーチョ・どとうのひつじ等)

戦闘バランスに関わる、呪文や特技の性能にも変更が加えられていることが、プレイ映像から読み取れました。

バギムーチョが全体攻撃に!

マリベルが放った上級呪文「バギムーチョ」が、敵グループではなく、敵全体を攻撃していました。 バギ系の呪文が全体攻撃になるのは、シリーズでも初の試みかもしれません。 これにより、敵の数が多い戦闘での使い勝手が格段に向上します。 下位のバギ系呪文(バギ、バギマ、バギクロス)も同様に全体化されているのであれば、冒険序盤から終盤まで、風の呪文が頼れる存在になりそうです。 映像では、レベル31のマリベルがコンスタントに400近いダメージを与えており、威力も申し分ないようです。

どとうのひつじは復活したか?

PS版で猛威を振るい、3DS版で大幅に弱体化されたガボの特技「どとうのひつじ」。 リイマジンドでの性能は、なかなか強力なようです。 映像では、レベル31のガボが使用し、30前後のダメージを4回与える場面と、7回与える場面がありました。 ダメージはおそらく使用者のレベルに依存し、攻撃回数はランダムで変動する仕様だと思われます。 レベル99で使えば、400~700程度のダメージが期待でき、単体攻撃としては十分な性能と言えるでしょう。 かつての栄光を取り戻したとまでは言えませんが、十分実用的な特技に調整されているようです。

せいけんづきは倍率2倍か?

主人公が得意とする特技「せいけんづき」。 この特技は、作品によってダメージ倍率が1.5倍だったり2倍だったりと、性能が安定しないことで有名です。 今回の映像から推測するに、リイマジンドでは「2倍」に設定されている可能性が高いです。 ボスの闇の魔人に対して133ダメージ、一方でザコ敵への通常攻撃が60ダメージだったことから、おおよそ2倍の威力が出ていると考えられます。 消費MPも5とやや重めになっているようですが、信頼できるダメージソースとして活躍してくれそうです。

冒険を快適にする便利機能(女神像・どこでも転職)

最後に、冒険の快適性を劇的に向上させる2つの新機能を紹介します。

一つ目は「ダンジョン最深部の女神像」です。 これは、ドラクエ11のキャンプ地や女神像のように、ボス部屋の直前でHP・MPを全回復し、セーブができるポイントです。 これにより、ダンジョン道中で消耗したままボスに挑む必要がなくなり、万全の状態で決戦に臨めます。 ダンジョン攻略の難易度は大幅に下がり、ストレスなく物語に集中できるでしょう。

二つ目は「ダーマの水晶」による「どこでも転職」です。 ゲームプレイ中、ボタン一つで「ミレッカ」というキャラクターを呼び出し、いつでもどこでも転職が可能になります。 ドラクエ9の「ダーマのさとり」に近いシステムですね。 これにより、「このボスにはこの職業構成で挑みたい」と思った時に、わざわざダーマ神殿まで戻る必要がなくなります。 職業育成のテンポも格段に上がり、様々な職業を気軽に試せるようになる、画期的なシステムです。

まとめ

今回は、2026年2月5日に発売される「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち リイマジンド」で削除される要素、そして新たに追加される要素について、現時点で判明している情報を徹底的に解説しました。

削除される要素:

  • シナリオ:クレージュ、リートルード、プロビナ
  • 寄り道:カジノ、移民の町、世界ランキング協会

追加・変更される主な要素:

  • 新規シナリオ:主人公とマリベルの幼少期など
  • 新システム:任意ストーリー、初期職業とバースト、アクセサリーとしてのモンスターの心
  • 快適機能:熟練度緩和、どこでも転職、ボス前回復セーブ、仲間が離脱しない可能性

一部シナリオやシステムの削除は、長年のファンにとって寂しいニュースかもしれません。 しかし、それは物語のテンポを改善し、キャラクターの掘り下げや新しい遊びといった、より魅力的な要素にリソースを集中させるための、前向きな「取捨選択」です。 数々の快適機能の追加からも、開発陣がオリジナル版の良さを尊重しつつ、現代のプレイヤーが心から楽しめる最高のドラクエ7を目指していることが伝わってきます。

グラフィック、音楽、そしてシステム。 全てが一新された「リイマジンド」が、私たちを再びあの壮大な冒険へと誘ってくれる日はもうすぐです。 2026年2月5日(デラックス版は2月3日)の発売を、心して待ちましょう。

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サブカルチャー情報を総合的に発信しています。主にポケモンGOの攻略情報、おすすめゲームソフトの紹介、雑誌・漫画のサブスクリプションの情報を取り扱います。
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