ゲームジャーナリストの桐谷シンジです。 今回も多く寄せられてる質問にお答えしていきます。
この記事を読んでいる方は、話題のゴルフゲーム「みんなのゴルフワールド(みんゴルワールド)」について、購入すべきか、特に新品と中古のどちらを選ぶべきか気になっていると思います。

発売直後からバグや入力遅延の問題で炎上し、中古価格が大きく下落している現状を見て、安価な中古品に手を出すべきか、それとも不具合が修正されているかもしれない新品を選ぶべきか、悩ましいですよね。 また、新品で購入した場合のリセールバリューも心配なポイントでしょう。
この記事を読み終える頃には、みんゴルワールドを今購入するなら新品と中古のどちらが賢い選択なのか、そして現在のゲームが抱える問題点と魅力についての疑問が解決しているはずです。
- 発売直後に炎上したバグと入力遅延の深刻度
- 新品と中古の価格差とそれぞれのメリット・デメリット
- プラットフォーム(PS5・Switch・PC)ごとの違いと注意点
- 炎上してもなお楽しめる「みんゴル」本来の魅力
それでは解説していきます。

みんゴルワールドが「損」と言われる炎上騒動の真相
鳴り物入りで登場した「みんゴルワールド」ですが、発売直後からSNSやレビューサイトは阿鼻叫喚の様相を呈しました。 一体何が起こったのか、まずは炎上の核心に迫っていきましょう。 この騒動を理解することが、賢い購入判断への第一歩となります。

発売日当日に公式が謝罪する異例の事態
通常、ゲームの発売日はお祭りムードに包まれるものですが、「みんゴルワールド」は全く異なるスタートを切りました。 2024年9月4日の発売日当日、プレイしたユーザーから「ゲームにならない」「遅延がひどい」「フリーズした」といった不具合報告が殺到。 この状況を受け、なんと公式X(旧Twitter)アカウントが発売日当日に「いただいたご意見は真摯に受け止め、より良いゲーム体験をお届けできるよう(中略)原因究明に努めてまいります」という声明を発表する異例の事態となったのです。
発売元であるバンダイナムコエンターテインメントが即座に動かざるを得ないほど、多くのユーザーがプレイに支障をきたすレベルの問題に直面していたことの証左と言えるでしょう。 この一件は各種ネットニュースでも取り上げられ、シリーズのファンだけでなく、多くのゲームユーザーに衝撃を与えました。
炎上の最大の原因「入力遅延」問題とは
数ある不具合報告の中でも、特にゲームの根幹を揺るがす問題として指摘されたのが「入力遅延」です。 「みんなのゴルフ」シリーズは、タイミングよくボタンを押してショットのパワーとインパクトを決めるのが基本操作。 このタイミングがコンマ数秒ずれるだけで、ボールの行方は大きく変わってしまいます。

ユーザーからは「ボタンを押してからゲージが止まるまでラグがある」「ゲージが滑るように通り過ぎてしまう」といった声が多数上がりました。 この入力遅延は、特にNintendo Switch版で顕著に報告されています。
フレーム単位で見る入力遅延の深刻さ
私自身もPS5版とSwitch版の両方を購入し、動画編集ソフトを使って入力からゲーム画面が反応するまでの時間をフレーム単位で検証してみました。 その結果は衝撃的なものでした。
プラットフォーム | 入力遅延(フレーム数) | 備考 |
---|---|---|
Nintendo Switch版 | 6~8フレーム | ゲージの動きが30fpsのため、カクつきも感じる |
PlayStation 5版 | 3~4フレーム | ほぼ違和感なくプレイ可能 |
1秒間は60フレーム(60fpsのゲームの場合)で構成されています。 つまり、Switch版ではボタンを押してから約0.1秒以上も反応が遅れることがある、ということです。 「たった0.1秒?」と思うかもしれませんが、タイミングが命のゲームにおいてこの差は致命的です。
例えるなら、格闘ゲームで最も発生の速い技(小パンチなど)が出せるか出せないか、というレベルの違いです。 PS5版の3~4フレームの遅延は、多くのゲームで許容範囲内であり、私自身もプレイしていてジャストインパクトを狙う上で大きな支障は感じませんでした。 しかし、Switch版の遅延はその倍近くあり、「狙ったところで止める」という基本操作に多大なストレスを感じるのは無理もないでしょう。
この問題は公式も認識しており、「操作精度向上を含めて」改善に努めると発表していますが、記事執筆時点ではまだ根本的な解決には至っていません。
致命的なバグの数々【ユーザー報告まとめ】
入力遅延以外にも、ゲーム体験を著しく損なうバグが多数報告されています。 ここでは、SNSやレビューサイトで特に多く見られたものをまとめました。
- サイドスピンが逆に曲がるバグ スーパーサイドスピンなど、意図的にボールを左右に曲げるショットを打った際に、なぜかかけた方向とは逆に飛んでいくという報告が多発。 コース戦略の根幹を揺るがすこの問題は、インパクトのタイミングがジャストでない場合に発生しやすいようです。 しかし、これまでのシリーズではあり得なかった挙動であり、多くのシリーズファンを困惑させました。
- カップインしたのにOBやアンプレアブル扱いになる グリーン上で見事にカップイン!…と思いきや、ボールがカップをすり抜けて奈落の底へ落ちていきOB扱いになる、グリーン上で突然アンプレアブル(プレイ続行不能)を宣告されるなど、理不尽な現象も報告されています。 ゴルフゲームとして最も達成感を得られる瞬間を奪われる、極めて悪質なバグです。
- キャディのアドバイスが嘘 グリーン上の傾斜を読んでくれるはずのキャディが、フックライン(左に曲がる)とスライスライン(右に曲がる)を逆に教えてくることがある、という報告。 初心者を惑わすだけでなく、慣れたプレイヤーにとってもストレスの原因となります。
- リザルト画面での進行不能 ラウンド終了後のリザルト画面でフリーズし、先に進めなくなるというバグ。 これが発生すると、そのラウンドで得た経験値や報酬が無駄になる可能性があり、モチベーションを大きく削がれます。
これらのバグは全てのプレイヤーに必ず発生するわけではありませんが、遭遇してしまった際のストレスは計り知れません。
なぜこんな事態に?開発会社の変更が大きな要因か
シリーズファンならずとも、「なぜ国民的ゴルフゲームとまで言われたシリーズがこんなことに?」と疑問に思うでしょう。 その最大の要因として指摘されているのが、開発会社の変更です。
長年「みんなのゴルフ」シリーズを開発してきたのは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)傘下の株式会社クラップハンズでした。 彼らは「みんゴル」のノウハウを蓄積し、安定したクオリティの作品を世に送り出し続けてきました。
しかし、今作「みんゴルワールド」の開発を担当したのは、株式会社ハイドという別の会社です。 ハイドも様々なゲーム開発に携わってはいますが、「みんゴル」のような大規模な国民的タイトルの開発経験は豊富とは言えません。
開発元が変わったことで、過去作で培われたノウハウが十分に引き継がれず、シリーズの「お約束」だった仕様や操作感が変わってしまった可能性があります。 また、今作はシリーズで初めてPSプラットフォーム以外(Nintendo Switch, PC)にも展開するマルチプラットフォーム開発となりました。 性能の異なる複数のハードに最適化する作業は非常に難しく、特に性能が低いSwitchに合わせる過程で、全体の最適化不足やデバッグ不足に繋がったのではないか、という見方もされています。
【徹底比較】みんゴルワールドは新品と中古どっちで買うべき?
炎上騒動の末、市場価格は大きく変動しました。 特に中古価格の下落は著しく、多くの購入検討者が新品と中古で揺れ動いています。 ここでは、それぞれのメリット・デメリットを整理し、あなたに最適な購入方法を考察します。

中古価格の現状|炎上による価格崩壊の実態
「みんゴルワールド」の新品定価は、パッケージ版・ダウンロード版ともに6,930円(税込)です。 しかし、発売直後の炎上と、それによるユーザーの早期手放しが相次いだ結果、中古市場の価格は大きく下落しました。
フリマアプリや中古ゲームショップでは、2,000円台~3,000円台で取引されるケースも珍しくなく、新品価格の半額以下で購入できる状況となっています。 まさに「価格崩壊」と言っても過言ではないでしょう。 この価格の安さは、中古品を検討する最大の動機となっています。
中古で買うメリット|圧倒的なコストパフォーマンス
中古で購入する最大のメリットは、言うまでもなく価格の安さです。 新品の半額以下で手に入るため、「とりあえず試してみたい」「バグがあっても値段が安いなら我慢できる」という方にとっては非常に魅力的です。
もしゲームが自分に合わなかったり、バグに耐えられなかったりした場合でも、金銭的なダメージは最小限に抑えられます。 炎上したゲームだからこそ享受できる、最大の恩恵と言えるでしょう。
中古で買うデメリット|特典やプロダクトコードは期待できない
一方で、中古購入にはデメリットも存在します。 最も注意すべきは、初回生産特典や店舗別特典などのプロダクトコードが使用済みである可能性が極めて高い点です。
「みんゴルワールド」にも、ゲーム内で使用できる衣装などの特典が用意されていましたが、これらは一度使用すると他のアカウントでは使えません。 特典アイテムに魅力を感じている場合は、中古品は避けるべきでしょう。 また、ディスクやパッケージの状態が良くない可能性もゼロではありません。 信頼できる店舗で購入するか、商品の状態をよく確認することが重要です。
新品で買うメリット|確実な動作と所有欲
新品で購入するメリットは、何と言っても安心感です。 未開封品なので、プロダクトコードは確実未使用。 ディスクに傷があるといった物理的な心配もありません。
また、最新のアップデートが適用された状態でプレイを開始できる(ダウンロード版の場合)という利点もあります。 メーカーへの応援や、コレクションとして綺麗な状態で手元に置きたいという所有欲を満たしたい場合も、新品が選択肢となります。
新品で買うデメリットとリセールバリューの懸念
新品購入の最大のデメリットは、価格の高さとリセールバリューの低さです。 中古価格がこれだけ下落している中で、定価の6,930円を支払うのは躊躇われるかもしれません。
さらに深刻なのがリセールバリュー、つまり売却時の価格です。 現状の市場価格を考えると、新品で購入してすぐに手放したとしても、買取価格はかなり低くなることが予想されます。 数千円単位での値下がりは覚悟する必要があるでしょう。 「合わなかったら売ればいい」という考え方で新品に手を出すのは、非常にリスクが高いと言わざるを得ません。
結論:プレイスタイル別おすすめ購入方法
以上のメリット・デメリットを踏まえ、プレイスタイル別におすすめの購入方法を提案します。
- 中古での購入がおすすめな人
- とにかく安くゲームを試してみたい人
- バグや不具合にある程度寛容な人
- 特典アイテムにこだわりがない人
- シリーズ未経験で、お試しでプレイしたい人
- 新品での購入がおすすめな人
- 特典アイテムがどうしても欲しい人
- パッケージやディスクを綺麗な状態でコレクションしたい人
- メーカーを応援したいという気持ちが強い人
- (稀ですが)中古品に極端なアレルギーがある人
総合的に見ると、現状では圧倒的に「中古での購入」に軍配が上がります。 リセールバリューの懸念が大きく、新品で購入するメリットが特典くらいしかないため、よほどの理由がない限りは安価な中古品から試してみるのが最も賢明な判断と言えるでしょう。
【プラットフォーム別】みんゴルワールドの注意点と選び方
「みんゴルワールド」はPS5, PS4, Nintendo Switch, PC(Steam)と幅広いプラットフォームで発売されています。 しかし、前述の通り、プラットフォームによってプレイ体験が大きく異なるため、購入前に必ず確認が必要です。

【要注意】Switch版で報告されている深刻な入力遅延
最も注意が必要なのがNintendo Switch版です。 先ほど検証結果で示した通り、PS5版の倍近い入力遅延が確認されており、タイミングが重要なこのゲームにおいては致命的な欠点となっています。 「滑るのを見越して早めにボタンを押す」といった特殊な慣れが必要になり、爽快なプレイを大きく阻害します。
また、グラフィックのクオリティも他機種版に劣り、処理落ち(カクつき)が報告されることもあります。 携帯モードで手軽に遊びたいという需要はあると思いますが、快適なプレイを望むのであれば、正直なところSwitch版は積極的におすすめできません。 今後のアップデートで入力遅延が劇的に改善されない限り、他のプラットフォームでのプレイを強く推奨します。
最も快適なプレイ環境はPS5版か
現時点で最も快適にプレイできる可能性が高いのはPlayStation 5版です。 入力遅延は3~4フレームと許容範囲内に収まっており、安定したフレームレートで滑らかなプレイが可能です。 ロード時間も短く、ストレスなく遊べます。
さらに、120HzモニターやVRR(可変リフレッシュレート)といった最新技術にも対応しており、対応する環境を整えれば、さらに快適なゲーム体験が期待できます。 もしあなたがPS5を所有しているなら、迷わずPS5版を選ぶべきでしょう。 PS4版もSwitch版ほどの深刻な問題は報告されていませんが、ロード時間やフレームレートの安定性ではPS5版に軍配が上がります。
PC(Steam)版の評価と注意点
PC(Steam)版は、お使いのPCスペックによって快適さが大きく左右されます。 十分なスペックがあればPS5版と同等、あるいはそれ以上に快適な環境でプレイできますが、スペックが不足していると動作が不安定になる可能性があります。 Steamのレビューは「賛否両論」となっており、最適化不足を指摘する声も見られます。
購入前に必ず推奨スペックを確認し、自分のPCで快適に動作するかどうかを見極める必要があります。 PCゲームに慣れている方向けの選択肢と言えるでしょう。
どのハードで遊ぶべきか?
- PS5を持っているなら → 迷わずPS5版
- PS4を持っているなら → PS4版も選択肢として有力
- ゲーミングPCを持っているなら → スペックを確認の上でPC(Steam)版
- Switchしか持っていないなら → 入力遅延問題を覚悟の上で購入するか、今後のアップデートを待つのが賢明
ハードの性能差がゲーム体験に直結しているため、慎重な選択が求められます。
みんゴルワールドは本当に「クソゲー」なのか?ジャーナリストが本音でレビュー
炎上の内容だけを見ると「クソゲー」の烙印を押されても仕方ないかもしれません。 しかし、私自身がPS5版を数十時間やり込んだ上で断言できるのは、**「多くの欠点を抱えているが、根幹のゴルフゲームとしての魅力は失われていない」**ということです。
シリーズの根幹をなすゴルフゲームとしての面白さ
入力遅延やバグといった技術的な問題は確かに深刻です。 しかし、それらの問題を乗り越えた先にあるゴルフ体験は、紛れもなく「みんゴル」のものです。
3回ボタンを押すだけというシンプルな操作で、誰でも爽快なショットが打てる手軽さ。 風を読み、コースの起伏を考え、スピンをかけてピンを狙う奥深さ。 キャラクターを育成し、新しいギアを手に入れて飛距離を伸ばしていく成長要素。 友達とコントローラーを回しながらワイワイ遊べる対戦モード。
これらのシリーズが長年培ってきた「楽しさの核」は、今作でも健在です。 特に、久しぶりにシリーズに触れるプレイヤーや、新規のプレイヤーであれば、過去作との細かな仕様の違いに悩まされることなく、純粋なゴルフゲームとして楽しめる部分も多いでしょう。 私もPS5版でプレイしている際は、時間を忘れて黙々とプレイしてしまいました。
炎上した問題点以外の気になる部分
ただし、致命的なバグ以外にも、プレイしていて気になる「粗」が目につくのも事実です。
- CPUやキャディによる「煽りボイス」 ショットの準備に少し時間がかかると、対戦相手のCPUやキャディから「まだか?」「早く打て」といった趣旨のボイスで急かされます。 これが数秒おきに繰り返されるため、じっくり考えたい場面ではかなりのストレスを感じます。 紳士のスポーツであるゴルフの雰囲気を台無しにする、理解に苦しむ仕様です。 幸い、設定でボイスをオフにすることで対策は可能です。
- ショット前の不要なキャラクターモーション ショットゲージを溜め始めて集中したいタイミングで、キャラクターがまだアドレスに入らずにうろうろと動いているため、視界に入って煩わしく感じることがあります。 これもまた、プレイヤーの集中を削ぐ残念な仕様です。
- 使いづらいカメラ操作 コース全体を俯瞰して戦略を練りたい時のカメラ操作性が悪く、自由な視点で見渡しにくいです。 特にパター時のカメラは、これまでのシリーズのように芝の目に沿ってギリギリまで寄ることができず、ラインが読みにくいと感じました。
これらの細かなストレス要素の積み重ねが、ゲーム全体の評価を下げている一因であることは間違いありません。
アップデートによる改善状況と今後の見通し
公式が発売日当日に声明を出した通り、現在も不具合の修正や改善に向けたアップデートが続けられています。 実際に、いくつかの進行不能バグや細かな不具合は初期バージョンから改善されています。
しかし、炎上の根源であるSwitch版の入力遅延や、サイドスピンの挙動といった根本的な問題が完全に解決されるまでには、まだ時間がかかるかもしれません。 開発会社がハイドである以上、クラップハンズが作っていた頃の「みんゴル」の操作感や仕様に完全に戻ることは期待しにくいでしょう。
今後のアップデートでどこまでプレイヤーの不満を解消できるかが、このゲームの評価を左右する最大のポイントになります。 購入を迷っている方は、しばらくアップデートの情報を追い続けてから判断するのも一つの手です。
どんな人におすすめできる?購入を判断するポイント
以上の点を踏まえ、現時点での「みんゴルワールド」をおすすめできる人と、そうでない人をまとめます。
- おすすめできる人
- PS5を所有しており、快適な環境でプレイできる人
- シリーズの過去作をあまりプレイしておらず、比較対象がない人
- バグや細かな不満点に寛容で、ゲームの面白い部分を楽しめる人
- 中古で安く購入し、「値段なりに遊べればOK」と考えられる人
- おすすめできない人
- Switchでしかプレイ環境がない人(入力遅延が改善されるまでは待つべき)
- 過去作(特にクラップハンズ開発作品)に強い思い入れがあり、仕様変更が許せない人
- バグや不具合が少しでもあると許せない、完璧なクオリティを求める人
- 新品での購入を検討しており、リセールバリューを気にする人
購入の最終判断は、「あなたがどのプラットフォームで、どれくらいの完成度を求めるか」にかかっています。
まとめ
今回は、炎上騒動の渦中にある「みんなのゴルフワールド」について、新品と中古どちらで買うべきか、そしてゲームの現状を徹底的にレビューしました。
- 炎上の原因: Switch版の深刻な入力遅延や多数のバグ、開発会社の変更が大きな要因。
- 購入方法: リセールバリューを考慮すると、現状は圧倒的に中古での購入がおすすめ。特典が欲しい場合のみ新品を検討。
- プラットフォーム: PS5版が最も快適。Switch版は入力遅延が致命的なため、購入には注意が必要。
- ゲームの評価: 技術的な問題は多いものの、ゴルフゲームとしての根幹の面白さは健在。バグや仕様に寛容になれるかが評価の分かれ目。
「みんゴルワールド」は、多くの可能性を秘めながらも、荒削りな部分が目立ってしまった惜しい作品です。 しかし、中古であれば非常に安価に手に入るため、「お試し」でプレイしてみる価値は十分にあります。 本レビューが、あなたの賢い購入判断の一助となれば幸いです。