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ポケポケ

【デッキ紹介】ルナアーラ・ギラディナ・ミュウツーのぶっ壊れデッキ|双天の守護者の新環境対応

2025年4月30日、ついにリリースされた拡張パック「双天の守護者」。

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

新環境初日にして早くも注目を浴びているのが、ルナアーラ・ギラティナ・ミュウツーを軸とした“超高速ぶっ壊れ”デッキです。

エネルギー加速・一撃火力・柔軟なエネ付け替えと、すべての戦術を兼ね備えたこのデッキは、現時点で最強クラスと言っても過言ではありません。

本レビューでは、その構成や回し方、注意点を徹底解説します。

この記事の要約
  1. 新環境初日から猛威を振るう“ルナアーラギラミュウツー”の基本戦術
  2. 主要カードの役割と採用理由を解説
  3. 対策が必要な弱点とその補完方法
  4. 実戦での立ち回り例や理想ムーブを詳述

 

それでは解説していきます。

ルナアーラex・ギラティナex・ミュウツーexのデッキコンセプト

デッキ構成表

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

カード名 枚数 役割・解説
ギラティナex 2 メインアタッカー、超エネ加速源
ルナアーラex 2 エネ一括移動で展開スピードを加速
コスモッグ 2 ルナアーラの進化元
ミュウツー 2 高打点フィニッシャー
リーフ 2 進化補助、事故回避にも有効
ふしぎなアメ 2 コスモッグからの即進化を実現
サカキ 1 火力補強用のフィニッシュカード
マント 1 タンク化による耐久補助
モンスターボール 2 安定したポケモンサーチ
レッド 1 ドロー・エネ加速サポート
ナツメ 1 ベンチ干渉、詰め性能向上

超エネ加速の爆速展開|ギラティナの強み

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

ギラティナは現環境屈指の加速要因として、その存在感を圧倒的に示しています。特に超エネルギーを採用した構築により、初動からのエネルギー供給が爆速で行えるのが最大の特徴です。

初手から2エネ展開可能な安定感

通常の構築では1ターン目に手貼り1枚が限界ですが、このギラティナ構築では特性やサポートを駆使することで、2エネを1ターン目から確保することも容易です。その結果、2ターン目にはすでにアタッカーが完成し、相手の盤面を崩す準備が整います。

手張り+加速ギミックの両立

採用される加速手段は、エネルギーの直接展開だけでなく、後続の展開にもつながる“アメ”や“ルナアーラ”との連携も重要です。ギラティナに張ったエネをルナアーラで移動し、次のターンにミュウツーで即座に火力へ変換できる流れが完成しています。

圧力のかけ方が段違い

序盤に2エネ展開ができれば、相手に対して常に高打点圏内でのプレッシャーを与えられます。これは相手の動きを制限し、盤面形成を妨害する上で非常に効果的。特に進化前ポケモンや、HPが低めのサポート要員にとっては脅威となるでしょう。

高火力の主砲|ミュウツーのフィニッシュ力

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

このデッキの大黒柱はミュウツー。特に中盤以降の決定力において、ルナアーラとのコンボによって他を圧倒する性能を誇ります。

エネルギー付け替えによる超火力連打

ルナアーラの特性でギラティナに付けた4エネを一気にミュウツーに付け替えることで、《サイココネクト》による150点を連打可能。1ターンで150点、次ターンにもう一度150点と、2ターン連続で高火力を実現できるムーブはまさに試合を決定づけます。

リーフ採用による即展開性能

ルナアーラまで進化させるために不可欠なのがリーフの存在。リーフを2枚採用することで、ルナアーラ進化+ミュウツーへのエネ加速の流れを安定して早期に実現。これにより、“展開速度が足りず負ける”といった事故が大幅に減少します。

プレイの柔軟性も高いフィニッシャー

ギラティナが倒された後でも、ルナアーラでエネを救済し、ミュウツーで再展開できる点も強み。フィニッシャーでありながら、リカバリー性能にも優れているのがこのデッキの恐ろしさです。

エネ移動の革命|ルナアーラの影響力

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

ルナアーラの登場により、今まで1エネずつしか移動できなかった構築に革新がもたらされました。

一括エネルギー移動でテンポ爆上がり

従来のエネ移動は1枚ずつしか行えず、展開速度に制約がありましたが、ルナアーラの特性により最大4枚まで一気に移動可能に。これによりギラティナに貯めたエネを1ターンでミュウツーに全移動する流れが成立し、火力展開のテンポが飛躍的に向上します。

ギラティナ→ミュウツーの完璧な連携

ルナアーラの介入により、ギラティナが育成を終えた段階で即座にミュウツーがフィニッシャーとして起動可能となり、まさに“準備ゼロターン”で150点を叩き出せる強力な展開が成立します。このスムーズな流れが相手に対して一切の猶予を与えません。

サイド落ちや事故をケアしやすい

ルナアーラの登場でテンポロスが消えたのみならず、リカバリー性能も上昇。例えばギラティナが倒された後でも、残されたエネルギーをルナアーラで他のアタッカーに移し替えることで、リソースを最大限活用できます。この柔軟さが環境デッキとの差を生み出します。

バトン役|リーフの2枚採用で確定展開

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

リーフの採用は今回の構築の肝。最速でルナアーラへ進化し、即座にエネルギー付け替えを行えるのは、ギラティナ+ルナアーラ+ミュウツーの三位一体戦略を支える鍵です。

即進化によるテンポ確保

リーフは、進化をサポートするカードの中でも特に即効性に優れており、ルナアーラへの進化を加速することで、通常2ターンかかる進化プロセスを一気に短縮します。これにより、2ターン目にしてすでにギラティナ→ルナアーラ→ミュウツーの完成形を狙える展開が可能になります。

サーチ手段との組み合わせで事故回避

モンスターボールやレッドといったサーチ手段と組み合わせることで、リーフ+進化元の安定供給が実現。これにより、ルナアーラの不在で手詰まりになる事故率を大幅に抑えることができ、対戦中の再現性を高めます。

リーフは2枚採用が鉄板

ルナアーラはこのデッキのキーパーツであるため、リーフは最低でも2枚の採用が望まれます。1枚目がサイド落ちしても対応できるようにし、また複数ターンにわたり進化を狙う動きにも柔軟に対応できます。

柔軟対応型|構築の変形パターン

踊りどりへのメタカードを1枚刺す、ミュウツーの枚数を1枚に絞る、ギラティナを前面に出すタイミングの変更など、カスタマイズ性も高いです。

メタカードによる一点突破対策

環境に応じて踊りどりのような特定のメタに対してピン刺しカード(ミュウexやミューなど)を加えることで、苦手対面を最低限に抑えることが可能です。対戦環境が変わっても柔軟に対応できる構築幅が強みとなります。

ミュウツーの採用枚数調整でバランスを最適化

高火力フィニッシャーであるミュウツーは2枚採用が基本ですが、ギラティナをより重視する構成や、他のサブアタッカーを組み込む場合には1枚に減らす選択も十分に有効です。これにより、デッキバランスの最適化と事故率の軽減が両立できます。

ギラティナの前面展開タイミング調整

ギラティナをアグレッシブに前に出すか、裏でエネルギーを溜めるかは状況次第。ルナアーラやリーフの手札状況、相手の構築を見ながら柔軟に判断できるのが、このデッキが上級者向けと言われる所以です。

環境に合わせて即応できる構築調整力の高さが、このデッキ最大の柔軟性です。

決定打|サカキの計算された採用

引用 : ポケポケ公式HP (https://www.pokemontcgpocket.com/ja/)

サカキの採用理由とフィニッシュ性能

サカキによって160点を狙うことも視野に入れた構築となっています。サイココネクト単体で150点を出せるミュウツーに対し、サカキを使用することでさらに打点を底上げし、通常では落としきれない高HPポケモンにも届くラインまで到達できます。

マントとのシナジーで耐久ライン突破

特に「マント」を装備したポケモン相手に、通常火力では届かないケースが頻発しますが、サカキによる打点アップと組み合わせれば、HP180〜190帯の中堅ポケモンを一撃で落とすことが可能です。この組み合わせは詰めやトドメの場面で非常に有効です。

ピンポイント採用でデッキの柔軟性を維持

サカキは汎用性がやや低く、毎試合使うカードではないため、1枚採用のピン刺しがベスト。対戦相手や試合展開に応じて的確なタイミングで使えると、勝率を大きく引き上げるカードとして機能します。

理想ムーブ|1ターン150点を2連発

リーフ→ルナアーラ→エネ4枚付け替え→ミュウツー→サイココネクト150点→次ターン再度サイココネクトで150点。これが通れば2体処理も現実的。最序盤でゲームを決める爆発力があります。

圧倒的速度で盤面を制圧

この一連の流れは、理論上わずか2ターンで300点以上のダメージを叩き出せることを意味します。これにより、多くの進化ポケモンやたねポケモンを連続して処理でき、相手の盤面構築を完全に崩すことが可能です。

先攻・後攻どちらでも強い動き

このムーブは後攻1ターン目にリーフを決めた場合でも、2ターン目に十分達成可能で、先攻後攻を問わず高い展開力を発揮します。特に、サーチやドローが順調に回ればこの展開は再現性も高く、安定感と爆発力の両方を兼ね備えています。

対策を怠った相手を一瞬で粉砕

ルナアーラ+ミュウツー構築を想定していない相手は、サイココネクト2連打により一気にサイドを4枚取られることも珍しくありません。このコンボを軸とすることで、相手に準備時間を与えずゲームを主導できる点が、このデッキ最大の脅威です。

ルナアーラex・ギラティナex・ミュウツーex|環境デッキへの対策

ギラディナ・ダークライデッキへの対応策|高打点で押し切る

ギラティナ自身での1体処理→ルナアーラでエネ付け替え→ミュウツーで押し切る展開が可能。ギラダーク系の耐久型にも対処可能な打点設計。

耐久型にも対応する連続アタック

ギラティナが先に1体持っていき、その後のターンにルナアーラを経由してミュウツーが即座に起動できることで、ギラダーク系のような耐久戦を仕掛けてくる相手にもテンポ負けせずに戦えます。

サイドを分散せずに一気に奪取

ミュウツーの150点連打によって、HPが高めのアタッカーを2連続で処理できれば、サイド4枚を一気に奪うことも可能です。ギラダークのような中~高耐久を活かす構築を相手にする際も、こちらのペースで試合を進められます。

ミラーでも主導権を握りやすい

環境で数を増やしているギラダークミラーでも、ミュウツーの採用枚数や展開順によって打点レースで優位に立てる点は大きな強み。サカキやマントとの連携で火力を伸ばし、耐久を崩していく戦術も視野に入ります。

ドリドリ問題|対策カードの選択肢

今はあまり見かけない踊りどりだが、苦手対面であることは事実。特に《アメイジングステージ》などで多エネ展開を一掃されると、ルナアーラからのエネ移動が無力化される恐れがあるため、十分な警戒が必要です。

対策案①:ミュウexの採用

ミュウexはベンチ干渉や軽いアタッカーとして優秀で、踊りどりのようなHPの低い特性持ちを処理する上で効果的です。ミュウツーやギラティナのような重さのあるアタッカーを温存しつつ、的確にメタ処理ができるのが魅力です。

対策案②:構築そのものを柔軟にする

踊りどりを過度に意識しすぎるとメインの展開速度が損なわれる恐れもあるため、ピンポイントで1~2枚だけ対応策を入れておくのが最適解です。環境を観察しながら柔軟に差し替えられる構築にしておくことが重要です。

シンリザや悪タイプ相手への工夫

シンリザ対策は構築とプレイでカバー

シンリザはやや苦手気味なものの、ギラティナの加速と高打点によって序盤からテンポを握れば押し切ることは十分可能です。特に先攻を取ってギラティナで主導権を握れれば、リザードンの展開前に崩す動きも見えてきます。

ミュウでリザードンを的確に狙う

どうしても突破できない場合は、ミュウ(ミュウexまたは非ルールのミュー)の採用が効果的です。特にリザードンexのベンチ依存や進化タイミングに対し、早期に干渉できる軽量アタッカーは貴重です。

相手の構築次第で戦術を変える柔軟性

シンリザ型が《マフォクシー》《リザードンex》《炎の結晶》等に寄っている場合、エネルギーの流れを読んでギラティナ+ルナアーラの動きを調整し、詰めにサカキやグズマを合わせることで突破の糸口が生まれます。

サイド調整と構築比率|最適な配分

採用枚数の目安とその理由

・ミュウツー:1~2枚(環境次第で柔軟に調整)

  • フィニッシャーとしての役割を担うが、ギラティナ主体で戦う構成では1枚に絞るのも選択肢。リソース圧迫を防ぎつつ必要な場面での展開を意識。

・ルナアーラ:2枚

  • エネルギー付け替えギミックの要。1枚だとサイド落ち時のリスクが大きいため、安定性を取るなら2枚は必須レベル。

・リーフ:2枚

  • コスモッグからルナアーラへの即進化ルートを担保するキーカード。進化ラインが1ターンで完成することでテンポが飛躍的に向上。

・ギラティナ:メインアタッカーとして最大枚数推奨

  • 高火力・高耐久に加えてエネ加速も担う万能ポケモン。序盤の展開に絶対的に必要なため、3~4枚での採用が基本。

・アメ:2枚(進化の即効性確保)

  • リーフが手札にない場合でも、ルナアーラへの進化ルートを確保できる保険的役割。進化の再現性を高める重要パーツ。

まとめ

このルナアーラ・ギラティナ・ミュウツーの組み合わせは、新環境において間違いなく“最初に注目すべきデッキ”です。爆速展開・超高打点・柔軟対応と三拍子揃った構築により、あらゆる対面において一定の勝率を維持しやすく、構築難度とプレイング難度のバランスも良好です。

初心者から上級者まで扱いやすい構成

展開ルートが比較的シンプルであることから、初心者でも扱いやすい一方で、細かなカード選択や進化タイミング、エネルギー移動の判断など、上級者が使っても深いプレイができる奥行きが魅力です。

メタ読み・サイド管理・対策カード投入による伸びしろ

環境に応じたカスタマイズも自在で、特定のデッキに対するメタカードをピン刺しすることでさらなる勝率向上も見込めます。今後ミラー対策や構築バリエーションの最適化を進めることで、さらに完成度が高まり“Tier1常連”となる可能性も十分にあります。

まずはこの“ぶっ壊れ構成”を試し、最速で環境に追いつくどころか先行してマスターランクへ駆け上がってみてください。