ポケカ(ポケモンカードゲーム)について、新たに登場したテラスタルポケモンの特徴や注意点について解説しています。
ヒカキンやヒカルなどの有名YouTuberの影響もあり、ここ数年急激に盛り上がりを見せているポケモンカードゲーム。
レギュレーション「G」で登場した「ex」ポケモンの中でも、特に注目を集めているのが「テラスタル」の能力を有したポケモンたち。
テラスタルポケモンは新たな固有の能力があるため、うまく使いこなすことで対戦を有利に進めることが可能になります。
という疑問を抱えている方向けに、新たに登場したテラスタルポケモンの特徴や注意点について解説していきます。
テラスタルポケモンについて、
- 戦闘で活躍する当たりカードを紹介
- 特徴や能力を解説
- 注意すべきルールを解説
この記事を読むことで、テラスタルポケモンについて詳しくなるはず!
ポケモンカード そもそもテラスタルポケモンとは
新たにテラスタルポケモンが登場
拡張パック「クレイバースト」および拡張パック「スノーハザード」から新たに「テラスタルポケモン」が登場します。
まずは「ウインディex」と「フォレトスex」が実装され、続く「黒炎の支配者」では一気にテラスタルポケモンのカードが4枚追加されました。
今後の拡張が期待されます。
テラスタルポケモンの見分け方
テラスタルポケモンは下図のように、名前の下で見分けることが可能です。
ポケモンカード テラスタルポケモン|対戦で役立つ当たりカード
カイリューex
レアリティ | SR |
基本タイプ | 龍 |
わざタイプ | 龍水 |
弱点タイプ | – |
レギュレーション | G |
カイリューexは2進化のテラスタルポケモン。
ベンチにいるかぎり、相手のワザのダメージを受けないという特徴を持つ。
また、水雷の2エネで最大280ダメージを出せる高火力アタッカーだが、コインでオモテを出す必要があるため、お手軽な反面、運の要素もあるため場合によっては安定感に欠けるのがネック。
ドラゴンタイプのため、弱点が無いのは大きなメリットの一つ。
【ワザ】無 つばさでうつ 70
【ワザ】水雷 りゅうせいブレイク 140+
コインを1回投げオモテなら、140ダメージ追加。ウラなら、次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
テラスタル
このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。
特別なルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
リザードンex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 悪 |
わざタイプ | 炎 |
弱点タイプ | 草 |
レギュレーション | G |
特性【れんごくしはい】
自分の番に、このカードを手札から出して進化させた時、1回使える。自分の山札から「基本炎エネルギー」を3枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
わざ【バーニングダーク】180+
相手がすでにとったサイドの枚数×30ダメージ追加。
バンギラスex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 雷 |
わざタイプ | 闘 |
弱点タイプ | 闘 |
レギュレーション | G |
わざ【やまとばし】120
自分の山札を上から2枚トラッシュする。
わざ【トールランページ】150+
自分のベンチポケモンにダメカンがのっているなら、100ダメージ追加。
コオリッポex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 炎 |
わざタイプ | 水 |
弱点タイプ | 水 |
レギュレーション | G |
わざ【アツアツブロック】160
このポケモンについているエネルビーを1個選び、トラッシュする。津美の相手の番、このワザを受けたポケモンは、ワザが使えない。
ビークインex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 超 |
わざタイプ | 草 |
弱点タイプ | 悪 |
レギュレーション | G |
【ワザ】草 かいふくフェロモン
自分のポケモン1匹のHPを「60」回復する。
【ワザ】草草草 ファントムクイーン200
ダメカンがのっている相手のベンチポケモン全員に、それぞれダメカンを3個のせる。
特別なルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
ヨクバリスex
レアリティ | SR |
基本タイプ | 無 |
わざタイプ | 無 |
弱点タイプ | 闘 |
レギュレーション | G |
ヨクバリスexは1進化のテラスタルポケモン。
ベンチにいるかぎり、相手のワザのダメージを受けないという特徴を持つ。
また、ワザ「ちょうよくばる」は、デッキの上から最大6枚を見て、好きなカードを手札に加えることが可能。
ただし、ワザを使用すると自分のターンが終わるという点と、exポケモンなので倒されるとサイド2枚取られるのがネック。
【ワザ】無 ちょうよくばる
自分の山札を上から3枚見る。そのカードを手札に加える。または、そのカードをトラッシュし、自分の山札を3枚引く。
【ワザ】無無無 ずっこけローリング210
次の自分の番、このポケモンは「ずっこけローリング」が使えない。
テラスタル
このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。
特別なルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
フォレトスex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 草 |
わざタイプ | 草 |
弱点タイプ | 炎 |
レギュレーション | G |
フォレトスexは、特性「ばくれつエナジー」により、自分自身を気絶させたのちに、山札から草エネを5枚まで自分のポケモンに好きなように加速できる。
草タイプのカードには基本エネルギーカードを加速できるカードがほぼないため、貴重なエネ加速要因となっている。
【特性】 ばくれつエナジー
自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分の山札から「基本エネルギー」を5枚まで選び、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。
【ワザ】草草 ガードプレス 120
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「-30」される。
テラスタル
このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。
特別なルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
ウインディex
レアリティ | RR |
基本タイプ | 炎 |
わざタイプ | 炎 |
弱点タイプ | 水 |
レギュレーション | G |
ウインディexは、炎タイプのアタッカータイプ。
「ぐれんのほのお」は3エネで250ダメージを出せるのが特徴。
また、2エネワザの「いかりのツメ」は基本ダメージ30にダメカンの数分ダメージを上乗せできるため、耐久しつつ、相手を倒すことが可能
【特性】 炎炎 いかりのツメ 30+
このポケモンにのっているダメカンの数×10ダメージ追加。
【ワザ】炎炎炎 ぐれんのほのお 250
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。
テラスタル
このポケモンは、ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。
特別なルール
ポケモンexがきぜつしたとき、相手はサイドを2枚とる。
ポケモンカード テラスタルポケモンの特徴
テラスタルポケモンの特徴|一覧
テラスタルポケモンの大きく以下の特徴があります。
- ポケモンexルールを持つ
- ベンチにいるかぎりワザのダメージを受けない
- デッキに入れられるのは同一カードで4枚まで
- スタジアム「頂への雪道」の影響は受けない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
テラスタルポケモンの特徴①|ポケモンexルールを持つ
現状、テラスタルポケモンは「ポケモンex」のみ存在しています。(今後はポケモンex以外でテラスタルが出る可能性もあります)
そのため、テラスタルポケモンにはポケモンexルールが適用され、気絶するとサイドが2枚取られて、一気に形勢が変わる可能性があります。
場に出す際は注意が必要です。
テラスタルポケモンの特徴②|ベンチにいるかぎりワザのダメージを受けない!
テラスタルポケモンの最大の特徴は「ベンチにいるかぎり、ワザによるダメージを受けない」という能力がある点です。
つまり、テラスタルポケモンをベンチで温存する際に「マナフィ」をベンチに置く必要がないということです。
テラスタルポケモンの特徴③|デッキに入れられる枚数は同一カードで4枚まで
「かがやくゲッコウガ」や「かがやくサーナイト」のような「かがやくポケモンのルール」を持つポケモンとは異なり、「テラスタルポケモン」は通常のポケモンと同様、同じカードは4枚まで入れることが可能です。
テラスタルポケモンの特徴④|スタジアム「頂への雪道」の影響を受けない
「テラスタルポケモン」は「ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない」という、一見すると特性持ちのように思います。
しかし、この能力は「特性ではない」ため、ルール持ちポケモンの特性を無効にするスタジアム「頂への雪道」の影響は受けません。
ポケモンカード テラスタルポケモンの注意点(弱点)
ダメカンを乗せる系のワザは防げない
「テラスタルポケモン」は「ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない」という能力を持っているため、一見するとベンチにいる限り無敵のように思えます。
しかし、「テラスタル」の能力で防げるのは「ワザのダメージ」のみで、ヤミラミのように「ダメカンを乗せる」系はワザのダメージとは異なるため、「テラスタル」の能力では防ぐことができません。
そのため、ロスト系のデッキとの対戦では注意が必要です。
ダメカンを乗せるワザの代表 4選
ここからは、「テラスタルポケモン」がベンチにいる時にダメージを与えることができるワザを紹介していきます。
①ヤミラミ【ワザ】「ロストマイン」
ヤミラミの「ロストマイン」はダメカン12個を相手の場のポケモンに好きなように乗せられるという強力なワザを持っています。
このワザはダメージを与えるわけではなく、ダメカンを乗せるという仕様なので、ベンチにいるテラスタルポケモンにダメージを与えることができます。
ロストマイン
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。ダメカン12個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
②インテレオン【特性】「クイックシューター」
インテリオンの「クイックシューター」は「ダメカンを2個のせる」という特性持ちのポケモンです。
ダメージではなくダメカンを乗せるため、テラスタルポケモンに間接的にダメージを与えることが可能です。
【特性】クイックシューター
自分の番に1回使える。相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。
③かがやくカメックス【特性】「ポンプショット」
かがやくカメックスは、インテリオンの「クイックシューター」と同様に「ダメカンを2個のせる」という特性持ちのポケモンで、ベンチのテラスタルポケモンにダメージを与えることが可能です。
インテリオンは進化させる必要がありますが、カメックスはたねポケモンのため、テラスタルポケモンの対策として今後の活躍が期待できます。
【特性】ポンプショット
自分の番に、自分の手札からエネルギーを1枚トラッシュするなら、1回使える。相手のベンチポケモン1匹に、ダメカンを2個のせる。
④ルチャブル【特性】「フライングエントリー」
ルチャブルは、かがやくカメックスンの「ポンプショット」と似た特製で、「ベンチ2体にダメカンを1個のせる」という特性持ちのポケモンで、ベンチのテラスタルポケモンにダメージを与えることが可能です。
ただし、ベンチに出した1回しか使用できない点に注意が必要です。
【特性】フライングエントリー
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。相手のベンチポケモン2匹に、それぞれダメカンを1個のせる。
ポケモンカード テラスタルポケモン|対戦で役立つ当たりカード|まとめ
新たに登場したテラスタルポケモンの特徴や注意点について解説しましたがいかがでしたでしょうか。
テラスタルポケモンはレギュレーションG以降でどんどん種類が増えるとともに、対戦の環境が大きく変わっていく影響をもたらすことが予想されます。
これからポケカをしたいと考えている方の参考になれば幸いです。