ポケカ(ポケモンカードゲーム)について、価格高騰がいつまで続く？バブル崩壊が来るのか？を考察しています。
ヒカキンやヒカルなどの有名YouTuberの影響もあり、ここ数年急激に盛り上がりを見せているポケモンカードゲーム。
ポケカは現在バブル真っ只中で、パックが店頭に並べばあっという間に売り切れ、メルカリ等でプレミア価格で転売されています。
そんな中、これからポケカで転売や投資を行いたいと考えている方の中には、次のような疑問を持っている人もいるはず。
！という悩みを抱えている方向けに、価格高騰がいつまで続く？バブル崩壊が来るのか？を考察していきます。
- ポケカがバブルを迎えている背景を解説
- ポケカのバブル崩壊が来るのか予測を解説
- ポケカのバブル崩壊が引き起こる場合の条件を解説
- ポケカ投資・転売で赤字を出さない方法を解説
これから本格的にポケカ投資をやりたいと考えている方は必見です！
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜現在はポケカバブル真っ只中！
有名YouTuberが牽引
ここ数年、超大物YouTuberのヒカキンやヒカルなどがこぞってポケモンカードを取り扱った動画を投稿している影響もあり、ポケカのレアカードがプレ値になる事が一般層へ浸透してきました。
このようなインフルエンサーの影響でポケカバブルが一気に加速しています。
メディアによる報道の影響
ポケカ発売日はたくさんの行列ができるのも恒例となっており、その度にテレビやWEBニュースで取り扱われます。
また、近年ではSNSの普及もあり、テレビ等を見ない層もポケカ争奪戦を目にするようになりました。
ヨドバシAkiba、#ポケカ #ポケモンカード スノーハザード・クレイバースト 昨夜ざっくり約700人の長い列。一夜明けた早朝のようす https://t.co/ovlxeDX5ga pic.twitter.com/9UomkyJD7c
— ﾂﾙﾐﾛﾎﾞ (@kaztsu) April 13, 2023
メルカリなどのフリマサイトの普及
これまでレアカードの買取といえば、トレカショップがメインでしたが、お店が身近に無い・独特な雰囲気がありお店に入り辛い、といった理由で一般層には中々敷居が高いものがありました。
しかしながら、メルカリなどのフリマサイトの台頭により、売買の参入ハードルが下がり、より転売が加熱することになりました。
定価で購入できればほぼ確実に定価以上のプレ値になる
これはポケカに限った話ではありませんが、人気トレカは基本的に定価で購入できれば後々プレ値になります。
また、パックによってプレ値の上昇幅に差があるので、どのパックにどのレアカードが入っているかの知識が大切になってきます。
どのパックにどのレアカードが入っているかの確認方法
パック毎のレアカード封入内容は過去の記事でまとめています。
カード個別の価格推移
カード個別の価格推移の確認はこちらのサイトが非常に参考になります。
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜バブル崩壊は来るのか
バブル崩壊は来ない
大方の見方では、ポケカバブル崩壊は来ないと考えられています。
その理由を次の項から詳しく解説していきます。
バブルが崩壊しないと考えられる理由
ポケカバブルが崩壊しないと考えられる理由は大きく3つあります。
- ポケモンカードは25周年を超える長寿コンテンツである
- 初期の流通が少ないカードは絵画のように扱われている
- 人気イラストレーターによる高いビジュアルクオリティを誇る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ポケモンカードは25周年を超える長寿コンテンツである
ポケカは2021年で25周年を迎えた、トレカの中でも長寿のコンテンツです。
ピカチュウやミュウツーをはじめとした人気キャラクターは世界的に認知度が高く、ポケモンカードの大会は世界各地で行われています。
このように、ポケモンカードは世界中のファンから愛されているため、いきなりポケカからファンが離れることはありません。
初期の流通が少ないカードは絵画のように扱われている
ポケモンカードは主にプレイヤー数が少ない時代に発売されたカードは、そもそもの流通量が少ないことに加えて、当時のカードで状態が良く保存されていたものは少ない事が挙げられえます。
これらのカードは絵画と同様に、コレクターによるコレクション目的や投資目的で売買されています。
世界で最も高値で取引され、ギネス世界記録としてたのは「ポケモンイラストレーター」です。
このカードは、2021年に米国のユーチューバーが527万5千ドル（当時のレートで約5億8千万円）で購入したことで大きな話題を呼びました。
このように、多くのコレクターにより絵画同様の価値として扱われるカードがいきなり暴落することはありません。
人気イラストレーターによる高いビジュアルクオリティを誇る
原作で登場する女の子が起用されたサポートカードのSRはパック封入率が低く、入手が困難なため、非常に人気が高いです。
特に「リーリエ」「アセロラ」「ルチア」「マリィ」といったキャラクターは、ヒカキンやヒカルといった有名YouTuberが動画で取り上げることもあり、ここ2年くらいで価値が高騰しています。
これらのカードは人気イラストレーターが手がけたことも相まって、今後もますますの高騰が見込まれます。
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| リーリエ SR | アセロラ SR | ルチア SR | マリィ SR |
| 130万円〜 | 75万円〜 | 44万円〜 | 18万円〜 |
一時的な価格の上昇と下落は繰り返される
ポケカをはじめとしたトレーディングカードの価値は、株価と同じように、一時的に上がったり下がったりを繰り返していきます。
そのため、短期的な価値の上昇・下落を語るのはあまり意味がありません。
長期的には必ず上昇する
長期的に見れば、ポケモンカードは絶版となり市場から姿を消したら一気に価値が跳ね上がる特徴があります。
そのため、トレカの価値を考える時には必ず長い視点で見るようにしましょう。
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜バブル崩壊が引き起こる要因
前項でポケカバブルは崩壊しないと説明しましたが、今後の世の中の動き次第ではバブルに何かしらの影響が出る可能性があります。
この項ではポケカバブル崩壊が引き起こる場合の要因について解説していきます。
ポケカバブル崩壊が起こる要因 一覧
ポケカバブルが万一起こる場合の要因の一覧をまとめています。
- 生産が需要を上回る場合
- メルカリなどのフリマサイトでトレカ売買が禁止になった場合
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①生産が需要を上回る場合
ポケモンカードの生産が需要を上回り、ポケモンカードが常に店頭に並ぶようになれば、ポケカバブルは終わりを迎えるでしょう。
ただ、生産が需要を上回ることは絶対にあり得ないと考えられます。
その理由は以下の2点です。
生産が需要を上回らないと考える理由
「生産が需要を上回る」ということは「ポケモンカード本体やお店が在庫を抱え損をする」という状況です。
(株)ポケモンは企業であるため、自分が損をすることは絶対にしません。
そのため、むしろ生産数を減らして、ポケカが必ず売り切れする状況を作ってくるでしょう。
つまり今と何も変わらないということです。
印刷会社に生産の限界がある
ポケモンカードを印刷する印刷会社の生産キャパシティ(生産できる数)には必ず限界があります。
というのも、印刷している会社の社員は365日24時間、無限に働けるわけでは無いためです。
ポケモンカードは新弾が発売になるたびに、旧弾は生産終了となるのを繰り返しています。
そのため、完全受注生産にはならないと考えられます。
②メルカリ等のフリマサイトで売買が禁止となった場合
ポケカバブルが引き起こされた一因に、メルカリ等のフリマサイトにより個人売買が活性化したことが挙げられます。
現状、フリマサイトはポケカの転売の温床となっており、新弾パックの発売日には多くの商品が並びます。
このフリマアプリが政府の規制によりトレーディングカードの取引が禁止された場合、個人による取引のハードルが一気に上がるため、バブルに歯止めがかかることが考えられます。
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜赤字の回避策
ここでは、ポケカ転売・投資を行う上で、最も避けたい「赤字」の回避策を解説していきます。
買うなら定価で
ポケカの未開封シュリンク付きBOXは、基本的に定価割れ(定価より安くなる)ことは過去一度も発生していません。
また、絶版になり市場から消えた後は年々プレミア価格が上昇していきます。
そのため、定価で購入できれば将来的にも赤字となるリスクは回避できます。
ポケカ転売の自信が無い人は、ポケモンセンター等で開催されている抽選に応募するのがおすすめです。
ポケモンセンター抽選の当選確率を上げる方法は過去の記事で紹介しています。
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜価値が下落し辛いカードとは
ここからは、逆に価値が下落し辛いカードの特徴を解説していきます。
価値が下落し辛いカードの共通の特徴一覧
価値が下がり辛いカードには、いくつかの共通の特徴があります。
- 大前提としてコレクター用カード
- 知名度が高く人気があるポケモンのカード
- プロモーションカードや限定配布されたカード
- エラーカード
- 女の子カード
①大前提としてコレクター用カード
価値が下がり辛いカードの共通点の前提として「コレクター用カード」である点が挙げれます。
「コレクター用カード」というのは、”バトルで使用せず観賞用として飾って楽しむ事を目的としたカード”です。
反面、対戦で使用するカードを「プレイ用カード」と呼びます。
この「プレイ用カード」の価値は環境の影響を受けやすく、バトルで活躍できるうちは高騰しやすいですが、ルール・レギューレーションの改訂で使用不可能となると、一気に値崩れするリスクがあります。
②知名度が高く人気があるポケモンのカード
誰もが知っている「ピカチュウ」「リザードン」「ミュウツー」といった人気ポケモンは特に高額になりやすい特徴があります。
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| リザードンVMAX HR | ピカチュウ | ミュウツーGX UR |
| 80万円〜 | 160万円〜 | 140万円〜 |
注意 : 知名度が高ければなんでも高いわけではない
なお注意しなければいけないのが「知名度が高ければ何でも高いわけではない」という点です。
近年では特別なイラストレーターを起用したスペシャルアート(通称SA)と呼ばれる特別なレアカードの人気が非常に高く、SA枠であるだけですぐに価格が高騰します。
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| ブラッキーVMAX SA | ニンフィアVMAX SA | グレイシアVMAX SA |
| 25万円〜 | 10万円〜 | 7万円〜 |
資産で狙うなら人気ポケモンのSA
そのため、資産として狙うのであれば、人気ポケモンかつSAを狙うと良いでしょう。
③プロモーションカードや限定配布されたカード
大会やイベント等で限定配布されたカードは、その性質上、世に出回るカードが非常に少ないたため、コレクター用にとんでもない高額になりやすい傾向があります。
プロモーション用に配布されるカードは知名度が高いポケモンが多く、その人気も相まってより高額になります。
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| ロイヤルマスク | ポンチョピカチュウ | ひかるコイキング |
| 370万円〜 | 40万円〜 | 110万円〜 |
④エラーカード(製造ミス)
価格が高騰するカードの中には、製造時のミスにより原作設定と異なる情報がプリントされたもの(誤植)もあります。
最も有名なのは「かいりきタイプ」のリザードンで、特に人気のポケモンでもあることから価格が爆上がりしました。
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原作設定と異なったタイプがプリントされている |
| かいりきリザードン | |
| 180万円〜 |
また、直近ではチャンピオンズリーグ2022年勝利賞で配布されたプロモカード「ヴィクティニV」にエラープリントがあり、公式からミスが発表されました。
| 正しいカード | 間違ったカード |
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| 間違ったカードは技が異なっています | |
「ヴィクティニ」は元々人気ポケモンでもあるため、24万円〜まで跳ね上がりました。
⑤女の子カード
原作で登場する女の子が起用されたサポートカードのSRはパック封入率が低く、入手が困難なため、価格が高騰しやすい傾向があります。
特に「リーリエ」「アセロラ」「ルチア」「マリィ」といったキャラクターは、ヒカキンやヒカルといった有名YouTuberが動画で取り上げることもあり、ここ2年くらいで価値が高騰しています。
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| リーリエ SR | アセロラ SR | ルチア SR | マリィ SR |
| 130万円〜 | 75万円〜 | 44万円〜 | 18万円〜 |
詳しい解説は過去の記事で解説しています。
ポケカ 高騰はいつまで続くのか｜まとめ
価格高騰がいつまで続く？バブル崩壊が来るのか？を考察しましたがいかがでしたでしょうか。
ポケカは環境により価値がいくらでも乱高下するリスク資産であるため、危険性をちゃんと理解しておくことがとても重要です。
これからポケカ投資をしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
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