ポケカ(ポケモンカードゲーム)について、偽物カード販売により逮捕者が出た事件について考察しています。
2023年7月3日に、偽物のポケモンカードを販売した男性が逮捕されたという衝撃的な事件が発生しました。
ポケカは資産性が高く、投資対象としてここ数年人気が一気に上がっているため、Twitter等のSNSでは、ポケカ投資や転売はそろそろ終焉を迎えているのではと憶測が広がっています。
今後ポケカ投資はどうなっていくか知りたい!
という方向けに、偽物カード販売により逮捕者が出た件について考察していきます。
- ポケカ転売で偽物を販売した事件について考察
- 今後のポケカ投資・転売について考察
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|事件詳細
事件内容
以下、Yahoo!ニュースの内容を要約すると次の通りです。
- 会社員の男性が5枚のポケカをトレカショップで販売
- トレカショップは買取後に不審に思い警察に相談
- 買取をしたカードが偽物であることが発覚
偽物のポケモンカードを取引していた男が逮捕されました。警察によると、著作権法違反の疑いで3日に逮捕されたのは、富山県射水市の会社役員・赤井亮介容疑者(34)です。 赤井容疑者は今年3月、市内の中古品販売店に5枚を販売したとされています。人気キャラクター「ピカチュウ」のカードは10万円、希少価値があるとされる「ミミッキュ」のカードは15万円など、店は合わせて5枚を28万3700円で買い取ったといいます。 その後、店はカードの作りが正規品より雑なことに気づき、警察に相談して発覚しました。 赤井容疑者は警察の調べに対し「売ったことは間違いないが、偽物だとは思わなかった」と話し、容疑を一部否認しているということです。
引用 ; Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/41a3950e9f2c11bfda1c6e190109b741eb97c147
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|今回偽物として摘発されたカード
ムンク展Xポケモンカードゲーム
ポケモンカードはムンク展と2018年にコラボしており、カード毎に設定された入手条件を満たすことで入手が可能となりました。
最も入手が容易だったのは展覧会の観覧で入手が可能だった「ピカチュウ」で、最も入手が難しく流通量が少ないのはコラボ商品購入により入手が可能となった「ミミッキュ」です。
2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)にて東京都美術館で開催される「ムンク展―共鳴する魂の叫び」とポケモンカードがコラボ決定!コラボを記念して、ムンクの「叫び」をモチーフにしたイラストのプロモカードを配布します!
ムンクの「叫び」をモチーフにしたイラストの各種グッズも東京都美術館「ムンク展」2F特設ショップ、ポケモンセンターオンライン他にて販売します。
出典 : ポケモンカードゲーム トレーナーズウェブサイト https://www.pokemon-card.com/info/2018/20181015_001440.html
ムンク展カード 販売価格
ムンク展とコラボしたポケモンカードの販売価格は以下のとおりです。
「ムンクミミッキュ」が最も高額で、続く「ピカチュウ」も現在の流通価格は高騰しており、状態が良いものだと22万円以上となっています。
ムンクピカチュウ | ムンクミミッキュ | ムンクコダック |
22万円〜 | 32万円〜 | 3万円〜 |
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|二つの可能性
パターン① : 偽物だと知らずに売った
一つ目の可能性は、売却したポケカが偽物と知らずに売ったパターンです。
そもそも本物だと思ってメルカリ等で購入し、それをトレカショップで売却した場合、容疑者は元の売主から偽物を掴まされたことになります。
このパターンは、この記事を読んでいる読者の方にもリスクの可能性があります。
パターン② : 偽物だと知ってて売った
二つ目のパターンは、売却したポケカが偽物だと知ってて売ったパターンです。
今回、偽物を買取したトレカショップの店名は公開されておりませんが、
と思われるような雰囲気のお店だった場合、容疑者は確信的に偽物を売った可能性があります。
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|なぜトレカショップで売却したのか
今回のお店が過去に偽物を騙されて買い取った可能性
今回ターゲットにされたお店は、実は過去に、今回逮捕された容疑者とは別の人が偽物を売った実績があり、それが今回の容疑者の仲間内で情報共有されていた可能性が考えられます。
その場合、実は今回の容疑者はグループ犯で、過去の仲間の成功に便乗して犯行に至った可能性があります。
メルカリ等のフリマアプリで売れなかった可能性
容疑者がメルカリで売却を試みるも、なかなか売れずに諦めた可能性があります。
今回売却されたカードはPSA鑑定を受けたものではなかったので、フリマアプリでは中々売れなかったのではないかなと考えられます。
PSA鑑定とは
PSAはトレーディングカードの鑑定を行う会社のことで、正式名称は「Professional Sports Authenticator Group Submission Service」です。
アメリカ合衆国を拠点とし、トレカの認証および格付けを行っています。
参考 : PSA JAPAN
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|気を付けたいこと
新規出品者から購入しない
ポケカの高額なレアカードは、メルカリ等で新規出品者からの購入は控えましょう。
メルカリで安価な価格でポケカのレアカードを出品している人の多くは新規出品者で、こういった新規出品者が最近とても増えています。
間違えて購入してしまった場合は「キャンセル」もしくは「受領評価」をしないようにしましょう。
PSA鑑定品でも油断しない
メルカリ等のフリマアプリではPSA鑑定品を謳った商品が多く出品されていますが、PSA鑑定品でも油断しないようにしましょう。
なぜなら、PSAケースの偽物を作ることは可能かつ、世間に出回っているという報告があるためです。
PSA鑑定品を購入する場合は、トレカショップ等の販売元がはっきり分かっているところが望ましいです。
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|ポケカ投資の今後
ポケカ転売市場は縮小していく
今回の事件のように、レアカードの真贋判定がトレカショップの店員にできない場合、店頭でのレアカードの買取が拒否されるパターンが出てくると思われます。
そうなるとポケカの転売市場は徐々に縮小していくと考えられます。
メルカリ等のフリマアプリは偽物の流通量が増えていく
メルカリ等のフリマアプリは、現在進行で、知識の少ない情弱を狙った偽物カードの流通量がどんどん増えています。
PSA鑑定品の偽物に加えて、現在は再シュリンクの偽物の流通の報告も多数上がってるので、今後はますます増えていくと予想されます。
偽物の横行により、ポケカの信用が無くなると、トレカショップだけでなくメルカリ等でもポケカは売れなくなります。
ポケカ 偽物販売で逮捕者が出た事件の考察|まとめ
ポケカについて、偽物カード販売により逮捕者が出た事件について考察しましたがいかがでしたでしょうか。
これからポケカ投資をしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
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