ポケカ(ポケモンカードゲーム)について、大会の種類の一つである新弾バトルについてルールや必要な持ち物を解説していきます。
近年、ポケモンカードはプレイヤー人口の増加に伴い、大会に参加しようとしても、定員オーバーにより参加できないくらいの盛り上がりを見せています。
そんな大人気のポケモンカードの大会の種目の一つである「新弾バトル」。
「新弾バトル」は通常のレギュレーションマッチと若干異なり、直近の最新パックのポケモンカードを4枚使用しなくてはならない縛りがあり、いつもと違った緊張感が楽しめるのが魅力です。
という疑問や悩みを抱えている方向けに、大会の種類の一つである新弾バトルについてルールや必要な持ち物を解説していきます。
ポケモンカードゲームの新弾バトルについて、
- 大会の概要について解説
- 出場方法について解説
- ルールについて解説
- 必要になる持ち物を解説
これさえ読めば、新弾バトルの全てが分かります!
ポケモンカード そもそも新弾バトルとは?
ポケカの大会の種類の一つ
「新弾バトル」は、「ジムバトル」「シティリーグ」「トレーナーズリーグ」などと並ぶ大会の種類の一つです。
これらの大会の中では「ジムバトル」とレベルが近く、初心者向けに位置づけされ、始めたばかりの人から慣れた人まで幅広いプレイヤー層が参加しているのが特徴です。
直近の最新パックのポケモンを4枚使う必要がある
「新弾バトル」の大きな特徴はデッキ構築のルールに「大会開催時に発売されている最新パックのポケモンを4枚使用しなければならない」という縛りがある点です。
これがジムバトルとの唯一の違いです。
トレーナーズカードは4枚の対象にならない
注意しなければいけないのが、「大会開催時に発売されている最新パックのポケモンを4枚使用しなければならない」というルールに、「トレーナーズ(サポート・グッズ・ポケモンのどうぐ)」が含まれないという点です。
と覚えるようにしましょう。
ポケカ公認のトレカショップ等で開催される
「新弾バトル」は、「ジムバトル」と同様にポケカ公認のトレカショップ等が会場となります。
基本的には「ジムバトル」が開催される会場では、「新弾バトル」も週一程度で開催されます。
ただし、「新弾バトル」の開催頻度は「ジムバトル」より少ないため、地方住みの方だと予定を合わせるのが難しいかもしれません。
ポケモンカード公式HPで会場の検索ができるため、近所で開催されるか確認してみましょう。
ポケモンカードゲーム公式 新弾バトル検索
https://players.pokemon-card.com/event/search?keyword=新弾バトル&offset=0&order=1
CSP(チャンピオンシップポイント)は付かない
ポケカの大会には「ポケモンカードゲーム チャンピオンシップシリーズ(WCS)」という、頂点のプレイヤーが集う全国大会があります。
この大会に出場するにはCSP(チャンピオンシップポイント)が付く大会に出場する必要がありますが、「新弾バトル」はCSP対象外となります。
CSPを効率良く集めたい方は「新弾バトル」の出場はお勧めできません。
CSPについて詳しく知りたい方は、下記の公式HPをチェックしてください。
ポケモンカードゲーム チャンピオンシップシリーズ(WCS)
ポケモンカード 新弾バトルを解説|出場に必要なもの
新弾バトル 出場に必要なもの
「新弾バトル」に出場するのに必要なものは以下のとおりです。
- ポケモンカードゲーム トレーナズウェブサイト アカウント
- ダメカン等のマーカー
- デッキ
- 参加費用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ポケモンカード トレーナーアカウント
「新弾バトル」はエントリー時に、QRコードを読み取り「ポケモンカードゲーム トレーナズウェブサイト」のアカウントでログインする必要があります。
そのため、必ず事前に「ポケモンカードゲーム トレーナズウェブサイト」に登録してから参加するようにしましょう。
②ダメカンなどのマーカー
「新弾バトル」はジムバトルなどと同様に、マーカー類が必要になります。
詳しい内容は過去の記事で紹介しています。
③デッキ
はじめてバトルなどのオーガナイザー大会はデッキの貸し出しがありますが、「新弾バトル」はデッキを自分で用意して持参する必要があります。
貸し出しはないので、デッキを準備してから大会に臨みましょう。
④参加費用
「新弾バトル」は基本的に参加費用が必要になります。
会場によりますが、トレカショップ主催であれば200円〜、ボードゲームカフェ等だと席料込みで1時間1,500円〜となります。
ボートゲームカフェは席料が高くついてしまうため、参加費用を抑えたい場合は、トレカショップ主催の「新弾バトル」に参加するようにしましょう。
ポケモンカード 新弾バトルを解説|使用できるカード
スタンダードレギュレーション+新弾パックのポケモン4枚
「新弾バトル」は「スタンダードレギュレーション」が採用されます。
そのため「スタンダードレギュレーション」のデッキに「大会開催時に発売されている最新パックのポケモンを4枚」を加えて、合計60枚となるようにしましょう。
という方は、過去の記事を参考にしてください。
ポケモンカード 新弾バトルを解説|会場の雰囲気
ジムバトルと雰囲気は変わらない
「新弾バトル」の会場の雰囲気は「ジムバトル」とほぼ同じで、ガチ勢が比較的少なく、色んなデッキを試したい人が多い印象です。
そのため、ジムバトルによく出場する方であれば、同じ感覚で出場すれば問題ありません。
初心者の場合は事前に申告するのが吉
ポケカのプレイヤーは総じて優しい人が多いです。(シティリーグ等のガチ勢だと、たまに変な人もいますが)
そのため、バトル開始前のシャッフル時に、対戦相手に自分が初心者だと申告すれば、もしも間違えても優しく指摘してくれます。
逆に相手も初心者の場合、雰囲気が和んで仲良くなれるかも!
ポケモンカード 新弾バトルを解説|出場するメリット
新弾バトル 出場のメリット一覧
ポケカの「新弾バトル」には出場するメリットがいくつかあります。
- じゃんけん大会で特別なプロモカードがもらえる
- 新環境デッキで腕試しができる
- ポケカを始めたばかりの人が参加しやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①じゃんけん大会で特別なプロモカードがもらえる
じゃんけん大会で優勝すると、新弾バトル限定の特別なプロモーションカードが手に入ります。
※参加者全員がもらえるプロモパックはジムバトルと同じ内容で、じゃんけん大会でもらえるカードは別枠なので注意
ポケカの対戦はカードの引き運と実力が問われますが、じゃんけんであれば運が良ければ勝てますので、欲しいプロモカードが対象の場合は積極的に新弾バトルに参加するのがおすすめです。
2023年4月14日以降は「ボタン 057/SV-P」をもらうことができます。
また、プロモカードは定期的に変わり、その情報はポケモンカード公式サイトで確認することができます。
https://www.pokemon-card.com/event/pokemon_card_gym.html
これらのプロモーションカードは大会出場しなければ手に入りませんが、メルカリやAmazonでも出品されているため、どうしても欲しい場合はそういった二次流通で購入しましょう。
②新環境デッキで腕試しができる
新弾バトルは「直近発売された新弾パックのポケモン4枚を使わなければならない」という制約があるため、必然的に出場者のデッキの多くが新環境に準じたものになります。
そういった新環境で腕試しができるのが「新弾バトル」の大きな魅力の一つと言えます。
③ポケカを始めたばかりの人が参加しやすい
ポケカは過去に発売されたパック・シリーズはプレ値が付き、容易に購入することができません。
それに対して、新弾パックはポケカを始めたばかりの人でも比較的に購入がしやすい(それでも入手が難しいですが)ため、デッキ構築がしやすいというメリットがあります。
そのため、新弾バトルはポケカを始めたばかりの人向けとも言えます。
ポケモンカード 新弾バトルを解説|出場するデメリット
似たようなデッキばかりになりがち
「クレイバースト」「スノーハザード」の環境において、「パオジアンexデッキ」があまりにも有利だったため、新弾バトルに出場すると半分以上が「パオジアンexデッキ」になるなど、似たようなデッキになりがちなのがデメリットです。
なお、そのような場合は逆に「パオジアンexデッキ」のメタ(対策)を用意しておけば対戦を有利に進めることができます。
デッキの数が増えてしまう
もう一つのデメリットは、デッキの数が増えてしまうという点です。
新弾バトル用にデッキを毎回組み直すのは手間になるので、多くのプレイヤーは新弾バトル用にデッキを用意することになると思います。
そうなると、デッキケースやスリーブ、その他アクセサリー類も新たに必要になり、必然と出費が嵩んでしまいます。
ポケモンカード 新弾バトルを解説|まとめ
ポケモンカードゲームについて、大会の種類の一つである新弾バトルについてルールや必要な持ち物を解説しましたがいかがでしたでしょうか。
新弾バトルは新しい環境での腕試しはもちろん、じゃんけん大会で優勝すると特別なプロモカードがもらえるため、色々良い経験になると思います。
これから出場を検討している方の参考になれば幸いです。